マップフォー、愛知県主催ビジネスプランコンテスト『AICHI NEXT UNICORN LEAGUE』シーズン5にて3位入賞
マップフォー
空間知能を活用した社会インフラソリューションが高評価
株式会社マップフォー（本社：愛知県名古屋市、代表取締役：田中 一喜、以下「マップフォー」）は、愛知県が主催し、株式会社eiiconが運営するビジネスプランコンテスト「AICHI NEXT UNICORN LEAGUE」シーズン5（テーマ：モビリティ）において、提案した「空間知能を用いた社会インフラ課題へのソリューション」が高く評価され、3位入賞（賞金200万円）したことをお知らせします。
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コンテスト概要
「AICHI NEXT UNICORN LEAGUE」は、愛知からユニコーン企業となりうる成長企業を創出することを目的に、愛知県と株式会社eiiconが共同で実施するビジネスプランコンテストです。2025年8月よりモビリティ分野をテーマにビジネスプランの公募が行われ、多数の応募の中から10社がファイナリストとして選出されました。
最終審査では、ソリューションの独自性や市場性、社会的インパクト、成長性に加え、地域課題への貢献度などを基準として、総合的な審査が行われました。
提案内容と評価ポイント
マップフォーが今回提案したのは、3次元空間の認識・理解を可能にする「空間知能」を活用し、社会インフラの維持管理を高度化するソリューションです。人材不足や設備老朽化などによりインフラの持続性が問われる中、インフラ点検・保全のプロセスそのものをデジタル化・自動化していくことを目的としています。
高精度な3次元点群と画像データを統合することで、道路や鉄道、各種設備の位置・形状・状態を一元的に把握し、従来の現場ベースの目視点検・管理に比べて、効率的で再現性の高い点検・保全を可能とします。これにより、現場での作業負荷を抑えつつ、安全性と信頼性の高いインフラ運用に貢献します。
本ソリューションは、自動運転・モビリティ領域における高精度地図の活用に加え、鉄道や電力インフラの点検業務でも既に実運用が進んでいます。人が担ってきた判断や記録の一部をシステムに移行し、自律的に運用できる仕組みを構築している点が特徴です。こうした空間知能を核としたインフラ運用の高度化という社会的意義のあるコンセプトと、具体的な導入実績、さらなる展開余地が評価され、今回の3位入賞につながりました。
今後の展望
マップフォーは、今回の受賞を契機として、愛知県および株式会社eiiconのネットワークや支援プログラムを活用し、自治体や企業との共同実証の拡大と事業化に向けた体制強化を進めてまいります。今後も「空間知能」を軸とした技術開発と社会実装を通じて、インフラDXやスマートモビリティなどの分野において、社会課題の解決と新たな価値創造に取り組んでまいります。
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3次元地図・環境認識技術を社会実装する目的で2016年に設立された、名古屋大学発のスタートアップです。
「社会の変革と創造へ、技術で導く。」をビジョンに、自動運転分野をはじめ、測量、インフラ、ロボティクスなど幅広い分野に、実世界のあらゆる3次元空間情報の認識技術「空間知能」を提供しています。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
