サノフィ、障がい者インクルージョンをテーマに世界同時イベントを日本で開催
サノフィ株式会社

‐社会課題解決と企業価値向上を両立する取り組み‐
サノフィ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岩屋孝彦、以下「サノフィ」)は、12月3日の「国際障がい者デー」の前日である2日、全世界の社員を対象に「国際障がい者デーイベント」を開催しました。
サノフィは、障がい者の排除をなくすために協力する500以上の企業やパートナーからなる国際組織 Valuable 500のアイコニック・パートナーとして、国際的な枠組みの中でインクルージョンを推進しています。また、11月に開催された東京2025デフリンピックにおいて、ゲームズサポートメンバー(陸上)として協賛するなど、インクルージョンの推進に取り組んでいます。
今回のイベントは、社員が自発的に参画するEBRG(従業員ビジネスリソースグループ)の「Ability+」とマイノリティの医療格差課題に取り組む「A Million Conversations」のイニシアチブが協力し、日本本社で開催し、その様子をグローバルの全従業員に配信しました。
国際障がい者デーイベント
サノフィグローバルの役員オードリー・デュバル(エグゼクティブ・バイスプレジデント/コーポレート・アフェアーズ担当ヘッド)、 ブレンダン・オキャラハン (エグゼクティブ・バイスプレジデント/製造・サプライ担当ヘッド) によるメッセージから始まり、「Ability+」のリーダーによる活動紹介、さらに軟骨無形成症のダンサーで俳優としても活躍する一般社団法人SOCIAL WORKEEERZ(ソーシャル・ワーカーズ)代表のDAIKI(ダイキ)さんを迎えたパネルディスカッションとダンスワークショップが行われました。
【開催概要】
名 称 :国際障がい者デーイベント
日 時 :2025年12月2日(火) 17時~18時30分
参 加 者 数 :1650名 (会場・配信)
場 所 :サノフィ株式会社 本社
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冒頭デュバルは、インクルージョンとは「障がいを制約ではなく“別の視点”として捉え、可能性を解き放つこと」 だと強調しました。そして、「人々の暮らしをより良くするために科学のもたらす奇跡を追求する」という私たちの使命は、すべての声と才能が関わってこそ果たすことが出来ると語りました。
続いて、リモートで参加したオキャラハンは、すべての人が活躍できる文化をつくることは、企業だけでなく世界全体を良くすることにつながると語りました。「国際障害者デー」は単なる認知度向上の場ではなく、その大切な事実を改めて心に刻む日であると強調しました。そのためには日々、周囲にある多様性に気づき、互いの違いやニーズに敏感になることが大切であると言及し、「良い点は誇りをもって共有し、改善が必要な点には勇気をもって声を上げましょう」と呼びかけました。
パネルディスカッション「可能性をひらくインクルージョン ~個性を価値に変える~」
パネルディスカッションでDAIKIさんは、「誰もが選択肢を持てる社会」と「好きと言いながら生きていられる社会」を実現するため、これまで挑戦してきた取り組みと、その原動力となった過去の経験を紹介しました。高校時代、障がいを理由にアルバイトの面接すら受けられなかった体験を共有し、障がい者としてではなくその人自身として向き合うことで、一緒にできることが広がると強調しました。 また、教員免許の取得や大河ドラマへの出演など、常に「初」の挑戦を重ねてきたDAIKIさんが重視しているのは「1から10へどう広げ、壁を乗り越えていくか」だと語りました。
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ダンスワークショップ
DAIKIさんによるストリートダンス「クランプ」のワークショップでは、参加者が体を動かしながら「違いを受け入れ、ともに楽しむ」ことを体感。会場全体が一体感に包まれる中で、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現に向けた想いを共有しました。
社員からは「日々の業務で『難しい』と諦めかけていたことも、視点を変えれば解決策が見つかるかもしれないと勇気をもらいました」「ダンスは苦手で緊張しましたが、DAIKIさんのリードで自然と体が動きました。『違いを受け入れ、ともに楽しむ』ことを頭ではなく体で感じられた貴重な体験」といった声も寄せられ、初めてのチャレンジを楽しむ様子が見受けられました。
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世界人口の約15%*の方々に何らかの障がいがあるとされる中、障がい者の社会参加は依然として大きな課題です。障がい者インクルージョンの推進は、雇用機会の創出や社会参加の促進を通じて持続可能な社会の構築に貢献するだけでなく、企業にとってもイノベーション創出の源泉となります。
*出典:国際連合広報センター「障害を持つ人々」
https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/discrimination/disabled/
サノフィは、誰もが自分らしくいきいきと働ける職場環境の実現に向け、これからも引き続き、すべての人が公平に働けるインクルーシブな環境の実現に向けて、より一層取り組んでまいります。
*出典:国際連合広報センター「障害を持つ人々」
https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/discrimination/disabled/
DAIKIさんプロフィール 『1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。 一般社団法人SOCIAL WORKEEERZ代表。 ダンサー、俳優、MC、ラジオDJとしても活動。日本人初の低身長症当事者として保健体育科教員免許を取得。14歳の時にKRUMPと出逢いダンスを始める。人の持つ可能性を0から1にする為、ダンスや教育、エンターテイメントを通じて、あらゆる人の社会参加や身体表現の可能性を広げている。
2024年には新しい学校のリーダーズと共演。『楽天スーパーナイター』では東京ドームでのサンボマスターとのステージの振付、演出を手掛ける。SWZ副代表のYU-Riと共に一般社団法人SOCIAL WORKEEERZを立ち上げる。ラジオDJとしても『DAIKIのInclusive Monday!~教科書では学べないこと~』をスタートさせ、俳優としては大河ドラマ『光る君へ』須麻流役として出演。自身は軟骨無形成症、パニック障害の当事者として活動しているが、身体の状態を考え2026年3月いっぱいでダンサーとしての活動は一区切り。そこに向かう為、2026年2月28日に神楽坂セッションハウスにて初のDAIKI自主公演『DANDROLL』開催予定。』
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サノフィのインクルージョンに関する取り組み
「Belong Beyond Boundaries」は、国や文化、組織の壁を越えて、誰もが一体感(Belonging)を感じることができる環境を実現するサノフィのインクルージョン戦略です。私たちは、社会の多様性を反映し、社員の可能性を最大限に引き出すことで、より包括的で公平なヘルスケアへと変革できると考えています。なぜなら、私たち誰もがベストパフォーマンスを発揮すれば、奇跡を起こすことができるからです。
EBRG(従業員ビジネスリソースグループ)
サノフィには、障がいのある方を支援する「Ability+」、男女平等を推進する「Gender+」、世代による格差を解消する「Generation+」、国籍の違う社員のコラボレーションを促進する「Culture & Origin+」、LGBTQ+にフォーカスした「PRIDE+」という5つのグループがあり、社内イベント等を活発に企画・実施し、イニシアチブを発揮しています。
Ability+
障がいの有無や程度にかかわらず、すべての社員が互いに支え合いながら力を発揮できる職場づくりを目指しています。障がいは、誰にでも起こりうるもので、目に見える場合もあれば、見えない場合もあるという理解を前提に活動しています。今回のイベントは、その理念を体現する取り組みの一環として実施しました。
A Million Conversations
この世界的なサノフィの取り組みは、ヘルスケアシステムをよりインクルーシブなものへと変革することを目的としています。特に、歴史的に支援が十分に受けられなかった人々 ― 障がい者、女性、LGBTQ+、少数民族の人々など ― を対象としています。こうした人々は、過去の医療に関する否定的な経験により、医療への信頼度が他の人々に比べて低い傾向があります。私たちは、誰もが公平にヘルスケアにアクセスし、必要な医療を受けられる世界を構築することを決意しています。
サノフィについて
サノフィは、研究開発型のAIを活用したバイオ医薬品企業であり、人々の暮らしをより良くし、力強い成長をもたらすことに尽力しています。免疫科学領域の深い知見を活かし、世界中の何百万人もの人々の治療と予防を行う医薬品やワクチンを提供し、さらなる貢献のために革新的なパイプラインの構築にも注力しています。「人々の暮らしをより良くするため、科学のもたらす奇跡を追求する」という使命のもと、医療・環境・社会が抱える課題に真摯に向き合い、社員と国や地域社会にとって前向きな変化を生み出すことを目指しています。
サノフィ株式会社の詳細は、
https://www.sanofi.co.jp/ をご参照ください。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes