“パルミジャーノ・レッジャーノ 道” 特別茶会開催
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会

茶の湯の道とものづくりの心を結ぶ特別イベント
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/163813/7/163813-7-a603dcdc8ef9c8baa3e5ee6c5dc679ac-3000x2001.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ジャパンコンセプトの公式ロゴ入り屏風の前で挨拶をする、稲木ジョージ氏(左)、味岡宗晴氏(右)
パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(CFPR:イタリア、レッジョ・エミリア市)は、2025年11月28日、東京都内の茶室にて、パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会主催による特別茶会を開催。「茶の湯の道」と「ものづくりの心」の共通性に着目し、日本の伝統文化とパルミジャーノ・レッジャーノ精神を結ぶPRコンセプト“パルミジャーノ・レッジャーノ 道”をミラモアジュエリー創設者・金継ぎ哲学者の稲木ジョージ氏を正客、茶道裏千家養和会代表の味岡宗晴氏を亭主として行われた茶会中の対話を通じ紹介しました。ゲストには映画プロデューサーMEGUMI さん、タレントの安田美沙子さん、女優の中田くるみさん、MARIUS葉さんなど、文化意識の高い著名人の方々にお集まりいただきました。
≪イベント概要≫
日時:2025年11月28日
場所:東京都内茶室
モデレーター:ジョージ稲木氏(ミラモアジュエリー創立者・金継ぎ哲学者)
ゲスト講師:味岡宗靖氏(茶道裏千家養和会代表)
テーマ:「茶の湯の道・ものづくりの心、パルミジャーノ・レッジャーノ道への繋がり」
≪イベント内容≫
茶会
・千利休の末裔、味岡宗靖先生を亭主とする茶会
・青山老舗和菓子店「紅谷」とのコラボで、パルミジャーノ・レッジャーノを使った茶菓子を提供
・茶道の精神「和敬清寂」「一期一会」を体感
チーズ・テイスティング
・パルミジャーノ・レッジャーノの熟成期間別テイスティング
・生産者のこだわりや歴史的背景を学びながら味わう
・原産地呼称保護制度(PDO)に基づき、北イタリアの限られた地域で伝統的製法を守るチーズの魅力を体験
スペシャル・トーク(会話形式)
ジョージ稲木氏と味岡宗靖氏による対話を通して、茶道とパルミジャーノ・レッジャーノに共通する「道」の精神を探求。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/163813/7/163813-7-1815ae9588048bf799beca35abd447bc-2025x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ゲストたちに茶を振る舞う、味岡宗晴氏
稲木氏:「私は2014年に渡米した際、友人たちの文化理解の深さに触れ、自分の日本文化への知識不足を痛感しました。」
味岡先生:「茶道でも、修練を重ねて技と心を磨くことが重要です。お茶一服にも精神性が表れます。」
稲木氏:「そんなとき出会ったのが金継ぎの哲学です。『壊れたのではなく、継がれている』という考えは、チーズ作りの長い伝統とも共鳴します。」
味岡先生:「パルミジャーノ・レッジャーノは、約1000年変わらぬ製法で作られ、乳牛の飼育から製造、熟成に至るまで厳格に管理されています。」
稲木氏:「熟練の職人による長年の修練なしには完成しません。ジュエリーもチーズも同じで、技術と心が結びつくことで唯一無二のものが生まれます。」
味岡先生:「茶道も同様です。『和敬清寂』の精神で互いを尊重し、心を整えながらおもてなしします。これはチーズ作りの精神にも通じますね。」
稲木氏:「特に印象的だったのは、チーズの熟成ごとの味の違いを学ぶテイスティングです。職人の細部へのこだわりが舌で感じられます。」
味岡先生:「茶道でも、茶碗や茶杓の一つ一つに意味があります。道具と向き合い、技と心を込めるという点で、ものづくりの精神は共通しています。」
稲木氏:「茶菓子も同じですね。青山『紅谷』さんのチーズ入り羽二重餅は、最初に塩味を感じ、後から旨味が広がる。チーズの特性を生かしつつ、茶の湯に融合させる工夫が素晴らしい。」
味岡先生:「本日のお茶会で大切にしたのは、茶会を通じ、語らいを楽しむこと。互いを敬い合いながら一座を成立させる精神こそ、茶道とチーズ作りに共通する『道』です。」
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/163813/7/163813-7-9cbf928776570578d13fc0f254e755dd-2319x1739.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
青山「紅谷」のパルミジャーノ・レッジャーノ入り羽二重餅
≪イベントのハイライト≫
・千利休の言葉「稽古とは、一より習い十を知り十よりかえるもとのその一」をテーマに、初心を忘れず極める精神を紹介。
・職人や生産者が技術を極め、感謝と敬意を込めて製品を作る姿勢と茶人の姿勢を重ね合わせたコンセプトを体感。
・チーズの熟成や原材料へのこだわり、歴史的背景を参加者が五感で体験。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/163813/7/163813-7-78c99e92f3c5bcc6242d5743104c8743-1414x1886.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
茶道とパルミジャーノ・レッジャーノに共通する「道」について会話が広がった。
≪プロフィール≫
ジョージ稲木氏
ミラモア創設者で金継ぎ哲学者のジョージ・イナキ・ルートは、2019年にブランド「ミラモア」を設立。「壊れているのではなく、継がれている」という哲学を核にファインジュエリーを制作。スペイン系フィリピン人と日本人の血を引き、2014年の渡米経験を通じて日本文化と職人精神の奥深さを再認識。幼少期の逆境から金継ぎの哲学に共感し、侘び寂びや金継ぎの美学をジュエリーや彫刻、生け花などの創作活動に反映。日本の職人技と金継ぎの本質を世界に広め、人生の不完全さの美を称賛するユニバーサルフィロソフィーを提唱。
味岡宗靖氏
裏千家第十四代家元の長女として生まれ、塩月弥栄子を祖母に持つ。雑誌編集者や広告プロデュース職を経て、2011年に表参道交差点付近の茶道教室「養和会」を法人化し現職。各種媒体への撮影協力、企業団体向け講習、訪日客や海外での茶道デモンストレーションなどを通じ、千利休の末裔として国内外に茶道の理念を普及。
≪今後の展望≫
2025年6月のジャパンPRコンセプトローンチに続き、日本市場におけるパルミジャーノ・レッジャーノのブランド価値向上を目的とした活動を継続。日本の伝統文化やクラフトマンシップ精神との共通性を発信し、ブランドの魅力を広く伝えます。
≪パルミジャーノ・レッジャーノ チーズ協会≫
1934年に設立されたパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会(CFPR)は、生産者291の乳業組合(デイリー)から構成される保護団体です。指定地域の酪農家から集めた生乳のみを使用し、すべての生産はPDO(原産地名称保護制度)の規定に則って行われています。同協会は、パルミジャーノ・レッジャーノの品質保護、ブランド価値の向上、そして世界的な理解促進に努めています。
≪パルミジャーノ・レッジャーノ≫
パルミジャーノ・レッジャーノは約1,000年前に修道士が考案した製法に起源を持つ、イタリア特定地域限定の伝統チーズ。生乳・食塩・レンネットのみを使用し、添加物や人工培養菌は不使用。熟成は12~60か月以上で、濃厚なうま味とナッツの香ばしさが特徴。牛は主に地元産の草や干し草で飼育された乳牛の乳を使用し、サイレージは禁止。年間生産は約16万3,000トンで、そのうち7万2,000トン以上が海外へ輸出されています。
プレスリリース提供:PR TIMES



記事提供:PRTimes