AI火花検知システム「SparkEye(R)」、複数カメラ搭載モデルを受注開始
株式会社イーアイアイ

― 環境省LiBパートナーとして、リチウムイオン電池火災対策製品を提供 ―
株式会社イーアイアイ(本社:東京都千代田区、代表取締役:胡 浩)は、廃棄物処理施設やリサイクル工場などで多発する、リチウムイオンバッテリー起因の火災を早期検知するAI火花検知システム「SparkEye(R)」において、複数のカメラを同時に接続・検知ができる新仕様の受注を開始しました。
従来は制御盤1台に対し、カメラ1台の構成だったシステムを拡張し、複数の場所を同時に監視・検知できるようになったことで、より広範囲での監視と、火災の早期発見・被害抑制を実現しました。さらに、複数カメラを運用できる構成としたことで、システム全体の導入コストを抑え、より効率的な監視体制を構築することが可能となりました。
◆AI火花検知システム『Spark Eye(R)』とは
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/66408/19/66408-19-ed1bfb9d9779dfaeb48a47af6259ebf9-370x117.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本システムは、画像認識AI技術によりカメラ映像から火花・火炎を自動検知(最短0.05秒)し、アラート発報や自動散水との連携によって火災の延焼を防止するものです。
カメラ映像による検知のため、ガラスやアクリル越しでの設置が可能で、火災リスクの高い破砕機やベルトコンベア上の監視などにも対応できます。
また、検知データ(検知画像、日時、検知開始・終了時間など)を可視化でき、現場での分析・再発防止にも活用できます。
2020年6月の販売開始以降、民間企業や自治体の廃棄物処理施設を中心に約40台が導入済みであり、導入先では火災延焼「ゼロ」の実績を維持しています。
◆システム構成
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/66408/19/66408-19-5dc86b007f4358dcb8c5768ee43ace51-2152x912.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
◆受注開始日
2025年12月1日
◆火花と煙、2種類の火災対策
弊社では監視場所や火災の特徴に合わせた、2種類のAI検知システムを提供しています。
[表:
https://prtimes.jp/data/corp/66408/table/19_1_61dcfea022af1dec75a5b058c97d76a3.jpg?v=202512041116 ]
※接続台数に応じて、必要なサーバースペックや機器構成が異なります。
◆環境省「LiBパートナー」に認定
SparkEyeおよびSmokeScannerが、リチウムイオン電池の処理工程における火災リスク低減に貢献する点を評価され、弊社は環境省の「LiBパートナー」に認定されました。
弊社は今後も、SparkEyeおよびSmokeScannerの開発・提供を通じて、廃棄物処理施設における火災事故の未然防止に貢献し、安全な工場操業の実現を支援してまいります。
【関連リンク】
SparkEye:
https://www.sparkeye.net/
SmokeScanner:
https://smokescanner.swm-eii.com/
環境省LiBパートナー:
https://lithium.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/partner.html
【イーアイアイについて】
弊社は2018年に創業した研究開発型スタートアップです。AI/IoT、ロボティクス、ビッグデータなどの先端技術を活用し、環境・エネルギー分野における現場のリアルな課題を解決するシステムソリューションの企画・設計・開発に取り組むディープテック企業です。
【会社概要】
商号 :株式会社イーアイアイ
ホームページ:
https://eii-net.co.jp
所在地 :東京都千代田区神田錦町1-23 宗保第二ビル4F
代表者 :代表取締役 胡 浩(こ こう)
設立日 :2018年12月28日
事業内容 :次世代AIロボットの開発・販売
大規模マルチモーダルモデル(LMM)の研究開発
環境・エネルギー分野におけるAI/IoTソリューションの開発・販売
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes