【イベントレポート】MyM、初のクリスマスイベントで冬にピッタリのライブを披露 サプライズで2周年イベント発表も
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12月7日、音楽ユニット・MyM（マイムー）がクリスマスイベント『MyM X’mas Special Event 2025』東京公演を渋谷WWW Xにて開催した。
MyMは、Miyuki（森三中・大島美幸）、Yoshiko（ガンバレルーヤ・よしこ）、Mahiru（ガンバレルーヤ・まひる）によって2024年5月に始動した3人組だ。YouTubeチャンネル『大島本気チャンネル』での「本気でアーティストを目指すプロジェクト」によって結成され、同月にリリースされたデビュー曲「ASOBOZE」はMVのYouTube再生数が200万回を突破。
「世界を目指す音楽ユニット」を掲げる彼女たちは、画面を飛び出しリアルな現場でもAnM（アンマー、MyMファンの総称）を熱狂させる。今年6月に神奈川・YOKOHAMA Bay Hallと大阪・club JOULEにて開催されたデビュー1周年記念イベントは両公演とも満員に。初のクリスマスイベントとなるこの日も、会場に熱気あふれるAnMが詰めかけた。
「メリークリスマス！」という言葉とともにメンバーが登場し始まったライブでは、これまでリリースしてきた人気楽曲やカバー曲をパフォーマンス。煌めく衣装に身を包んだ3人が、HIPHOPを軸にした歌とダンスでAnMに幸せな時間を届けた。
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艶めいた声色で奥行きのある感情を表現するMiyuki、パワフルで伸びやかなYoshiko、アグレッシブなラップから繊細なメロディまで自在なMahiru。3人はキャラクターの違いをそれぞれのステージスタイルに投影して、MyMならではのコンビネーションを紡いでいく。「くだらねえMCは抜きでノンストップで行くから」（Mahiru）と休憩を挟まない連続歌唱にもトライするなど、ライブのクオリティが場数を重ねるごとに向上していることも示した。
今年10月にリリースした「おまんじゅうこわい」での会場全体を巻き込んだ振り付け、ニックネームを名指しした愛のあふれる客いじりで一体感を高めると、中盤にはそれぞれソロで渾身のカバーを披露。来るべき公演のために曲目は伏せるが、Yoshikoがハイトーンボイスを炸裂させ、Miyukiは普段とは違う歌声を粘り気たっぷりに響かせると、Mahiruが思わず圧倒されてしまうほどの高速ラップを繰り出すなど、豊かな個性とスキルが存分に発揮された選曲だった。
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また、この日限りのスペシャル企画として、抽選で選ばれたAnMのためだけに一曲を歌い上げるというとっておきのプレゼントも。真剣そのもののパフォーマンス、そして笑いと優しさに包まれるトークのギャップが、唯一無二の楽しさを作り上げていた。
ライブ本編を終え、客席から巻き起こるアンコールに応えて登場した3人。ここで2026年5月15日に東京・恵比寿LIQUIDROOMにてデビュー2周年記念イベントが開催されることが発表されると、AnMは歓喜の声を上げた。祝福ムードの中で届けられたのは、12月3日にリリースされたばかりの最新シングル「煖-DAN-」。この日が初披露となる一曲で、寒さが厳しくなりつつある東京の夜をほっこりと温めた。
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約90分間のセットリストを全力で駆け抜けたMyM。年末年始に向けて「餅、詰まらせんなよ！」（Miyuki）、立ちっぱなしのAnMを気遣って「みんなを座らせられるようにデッカい会場取るからよ！」とユーモラスに想いを伝えると、最後は3人で手を繋ぎ、「ありがとうございました」の挨拶とともにステージを後にした。なお、本イベントは12月26日（金）に大阪・GORILLA HALL OSAKAでも開催される。MyMらしさ全開のハートウォーミングなライブ空間を体験したい方は、ぜひ会場に足を運んでいただきたい。
取材・文：サイトウマサヒロ
photo by A.Kawasaki
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
