Flora、昭和医科大学と共同で更年期研究を開始
Flora株式会社

LINE活用による調査のデジタル化で、研究プロセスの効率化を実現
Flora株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:クレシェンコ アンナ、以下「Flora」)は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が採択した研究「簡略更年期指数(SMI)のエビデンス整理と労働生産性との関連に関する研究」に参画し、2025年9月より調査を開始しました。
本研究は、昭和医科大学医学部 有馬牧子准教授が研究開発代表者を務めるもので、更年期における女性の健康状態と労働生産性との関連を明らかにすることを目的としています。Floraは40~60歳の女性を対象に500名を超える参加者の募集および調査運営を担い、調査プロセスのデジタル化を支援しています。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72971/67/72971-67-99bd26e69aefda399a954412cfa6a028-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の下記研究課題として実施されています。
- 事業名:予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業 ヘルスケア社会実装基盤整備事業 - 課題名:簡略更年期指数(SMI)のエビデンス整理と労働生産性との関連に関する研究- 代表者:有馬 牧子(昭和医科大学医学部 医学教育学講座 准教授)
(参考:国立研究開発法人日本医療研究開発機構 令和5年度 「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業(ヘルスケア社会実装基盤整備事業)」の採択課題について
https://www.amed.go.jp/koubo/12/02/1202C_00017.html)
本研究では、不定愁訴を共通の尺度を用いて手軽に把握し、診断・治療に活用されている「簡略更年期指数(SMI)」を用いて、労働生産性との関連を検証します。
Floraは、従来紙で行われていた調査をデジタル化し、LINEを活用した自動チャットボットによって、参加者リクルートからアンケート回答、データ整理、リマインド配信までを一元管理。継続的で高品質なデータ収集を実現しています。
- 実施期間:2025年9月~11月- 対象者:40~60歳の女性 500名以上- 調査内容: ・毎日:SMIによる更年期症状の記録 ・毎週:仕事・生活状況の記録 ・毎月:月経状況の記録
本研究では、女性が自身の健康と向き合うきっかけを提供し、更年期症状の把握と労働生産性の関係を科学的に明らかにすることを目指しています。
また、SMI調査票の改良と活用促進を通じて、更年期における健康課題の理解を社会全体で深めることを目的としています。
Floraはこの研究を通じて、企業や組織が更年期を正しく理解し、働く女性がより健やかに活躍できる環境づくりに貢献することを目指しています。
Floraは、研究対象者のリクルーティングから調査運営・回答支援・データ整理までを、独自開発のLINE botを活用して自動化。参加者にとって負担の少ない仕組みを構築するとともに、研究者側の管理工数を大幅に削減しました。
これにより、参加率の維持とデータの信頼性向上を両立し、研究現場の効率化に貢献しています。
Floraは、今回の研究で構築した調査自動化の仕組みを他分野にも応用し、調査プロセスのさらなる効率化と参加者負担の軽減を推進してまいります。これにより、大規模かつ継続的なデータ収集を可能にし、研究の質とスピードの両面で貢献することを目指します。
また、これまで主に20~30代女性を中心に展開してきた事業領域を拡大し、更年期世代を含む幅広いライフステージにおける女性の健康データ活用を進めていきます。
妊娠・出産期から更年期に至るまで、世代ごとの課題とニーズに寄り添う包括的な支援を通じて、誰もが自分らしく働ける社会の実現を目指します。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、2015年に設立された国立研究開発法人で、医療分野の研究開発を総合的に推進しています。
本研究もその一環であり、予防や健康づくりの社会実装を目指す取り組みの中でも、特に女性のライフステージに寄り添った健康支援を実現する重要な研究として位置づけられています。
Floraでは、女性の月経・妊活・プレ更年期などライフステージに寄り添うヘルスケアアプリ「Moonly」のユーザーネットワークを活かし、企業・研究機関向けに効果検証やエビデンス収集を行い、研究開発を支援するサービス「Expert」を提供しています。
自動化されたデータ収集・分析の仕組みを用いることで、プロトタイプ・試験品の実証実験や商品開発を効率的に進め、研究・開発のスピードと質の両立を実現します。
詳しくは
Webサイトをご覧ください。
Floraは、女性の健康データの収集・解析を通じて、女性の健康課題に取り組む企業様との連携を積極的に進めています。
女性の健康データを活用した研究・共同プロジェクトにご関心のある企業・研究機関の皆様は、ぜひお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
会社名:Flora株式会社
所在地:本社 京都府京都市左京区吉田橘町32番地
支社 東京都中央区日本橋本町2丁目3−11 日本橋ライフサイエンスビルディング
代表者:クレシェンコ アンナ
設立:2020年12月
URL:
https://biz.flora-tech.jp/ja
お問い合わせ:admin@floramaternity.com
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes