【ロードレース】JP250 クラスのクラス名称変更と性能調整優遇措置導入について
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)
2026年からスタート
「排気量 250cc の市販スポーツモデル」を対象とするカテゴリーとして、2017 年に創設したJP250クラス。2026年からJP250クラスは名称変更を行うとともに、性能調整優遇措置導入を決定いたしました。
◆JP250 クラスのクラス名称変更
新名称:JP-SPORT(正式略称:JP-S) 呼称:ジェーピースポーツ(正式略称:ジェーピーエス)
現 JP250 クラスは、当初「排気量 250cc の市販スポーツモデル」を対象とするカテゴリーとして、2017 年に創 設されました。しかし、国内メーカー・海外メーカー共に生産車両の排気量が多様化した流れの中で、参加車両 の様相も変化し、排気量を表すカテゴリー名称と参加車両の実態に整合性がとれない状態となっています。この 状態を解消し、観客・参加者・メディア・スポンサーといった数多くのステークホルダーにとって認知しやすいカテゴリー とするため、名称変更を行うことになりました。 新名称『JP-SPORT』は、「J(Japan)=日本国内のレース」「P(Production)=一般市販車ベース」 「SPORT=軽量で競技性の高いクラスとして若手からキャリアのあるライダーに楽しんでもらいたいモーターサイクル スポーツ」という要素で構成されています。
◆性能調整優遇措置の導入について
JP250(新名称:JP-SPORT)クラスは、一般市販車の多様化の流れをうけて、排気量・気筒数・重量と いった要素において多様な車両が参加しています。これらの違いはレースにおいて競争力の不均衡に繋がり、ひい ては参加車両の偏りを招いています。車両間の性能差を是正し、当該クラスのレースの魅力を向上させるために、 性能調整優遇措置を導入します。 本クラスに導入される性能調整優遇措置は、一般市販車をベースに最小限の改造とコストで参加できるという 基本理念を尊重し、低コストで導入できるものが中心となっています。 JP250(新名称:JP-SPORT)クラス性能調整優遇措置は、2026 年 MFJ 国内競技規則で詳細を確認 することができます。
※本規則は MFJ カップと地方選手権共に導入されます。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes