神戸学院大学、AI動画編集・制作サービス「Vrew」の導入により障害学生支援を強化
VoyagerX

授業動画への字幕付け作業を効率化し、年間平均12本以上の動画制作に対応
VoyagerX(所在地:韓国、CEO:ナム・セドン)が提供するAI動画編集・制作サービス「Vrew(
https://vrew.ai/ja/)」(以下、Vrew)は、神戸学院大学の障がい学生支援室へVrewを導入したことを発表いたします。神戸学院大学では聴覚障害のある学生への合理的配慮として、授業動画への字幕付けにVrewを活用し、教育環境のアクセシビリティ向上に貢献しています。
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■ 導入の背景と課題
神戸学院大学では、聴覚障害のある学生に対する支援として、授業動画への字幕付けを実施しています。大学の授業動画は90分から1時間程度のものが多く、手作業での字幕作成は時間と労力を要する困難な作業でした。また、聴覚障害のある学生の希望や聞こえ方は多様であり、短い動画であれば補聴器を使用して聞き取れる場合もありますが、長時間の動画では字幕が必要となるケースもあります。こうした背景から、AI音声分析技術を活用したVrewを導入し、作業の効率化と共に教員からの依頼にも柔軟に対応できる体制を構築しました。
■ Vrewによる作業効率化の実現
Vrewの音声認識機能を活用することで、字幕作成作業の大幅な効率化を実現しました。基本的な作業フローとして、まず障がい学生支援室がVrewで動画データを加工し、簡易的な修正を行います。その後、学生サポーターが字幕のチェックや区切り調整、視認性の向上などを実施しています。Vrewは直感的に操作できるため、学生サポーターでも簡単に使いこなすことができ、スムーズな作業進行を実現しています。
現在、各学期ごとに平均3~4本程度の字幕付き動画を制作しており、薬学部の専門的な授業では合計20本程度の動画に字幕をつけた実績があります。Vrewの導入により、大量の動画への字幕付けにも柔軟に対応できる体制が整いました。
また、韓国語の授業において聴覚障害のある学生が受講した際には、韓国語を話せる学生の協力のもと、日本語部分は日本語で、韓国語部分はハングルで字幕をつけるという多言語対応を実現いたしました。
■ 神戸学院大学 障がい学生支援室 春日 基希氏 のコメント
「Vrewは学生もスムーズに使い方を理解してくれるため、視覚的にわかりやすく、作業も効率的です。複雑な多言語字幕作業も、Vrewを活用することで簡単に作成できました。動画編集のハードルを大きく下げてくれており、機能面で非常に満足しています。また、実際に字幕付き動画を利用している学生からも好評で、字幕の有無で学習体験に大きな違いが生まれています。情報アクセシビリティの向上により、学習時間もより効率的になり、学生の心理的負担も軽減され、授業についていけるかという不安も和らいだと感じています。」
■ Vrewについて
音声認識、音声合成、画像生成などのAI技術を活用し、誰もが楽しく簡単に動画が制作できるソフトです。音声認識機能による字幕の自動生成、直接録音する必要のない500以上のAIボイス、商用利用可能な無料の画像、ビデオ、背景音楽などをお楽しみいただけます。特に、音声認識技術とテキスト編集機能を組み合わせた編集スタイルが特徴で、動画制作の効率を飛躍的に向上させます。一見、動画制作の専門家しか扱えないような機能も、シンプルなUIとAI機能により、初心者でも簡単に操作できます。YouTube動画制作やビジネス用途など、多様なシーンで活躍する便利なツールです。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes