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AI時代を生きる子どもたちへ。“AIとの付き合い方”をAIキャラたちと学ぶ、新感覚のAI倫理入門書が誕生!『友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート』が発売!

株式会社KADOKAWA

AI時代を生きる子どもたちへ。“AIとの付き合い方”をAI

2026年2月16日(月)刊行


株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、2026年2月16日(月)に『友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート』を発売いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/18314/7006-18314-b6a8346e2cf69ab757053ba215ae5d2a-970x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


AIとの向き合い方を“再定義”する

生成AIの急激な普及で高まる種々のリスクを、AIと人間の“会話劇”として描く異色のAI教養書
生成AIの普及が一気に進む現代。
AIは日常生活・学習・仕事のあらゆる場面に入り込み、子どもから大人までが避けて通れない存在になりました。しかしその一方で、過度な依存・情報流出・フェイクの拡散・ジェンダーバイアス・環境負荷といった問題は複雑化し、単なる「使いこなし術」だけでは対応できなくなっています。
「今必要なのは、『AIをどう使うか』だけではなく、『AIとどう関係を結ぶか』」を考える力です。本書はその核心に迫り、物語形式で今考えるべきAIリテラシーを問いかけます。

“友だち以上、恋人未満のAI”が問いかける、十夜のショートストーリー

面白いのに、どこか怖い。AI時代のリアルを突きつける物語
本書は、著者とAIが“共作”した「AI夢十夜」という会話劇を中心に、AIとの友情・依存・恋愛・有料化・環境負荷・ジェンダーバイアスなど、子どもや若者がこれから直面するリアルな問題を、10本のストーリーとして描きました。

物語の後には、AIキャラクターによる用語解説、さらに著者による「幕間エッセイ」が挿入され、読み物としての面白さと、教養書としての深みを両立させた構成となっています。

≪本書が描くAIの“こわさ”≫
□AI依存:スマホを抱いて眠る、AIがいないと不安になる
□情報流出リスク:銀行口座のスクショをAIに見せる危険性
□ジェンダーバイアス:AIはなぜ“女性っぽい”のか?
□過剰な寄り添い:全肯定AIがユーザーを弱くする構造
□サブスクの罠:メモリ機能の“有料化”が招く影響
□環境負荷:AIが消費する電力・水資源と“AI環境税”の未来
□擬人化のリスク:AIを「親友」として扱うことで起こる関係構築能力の低下
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/18314/7006-18314-4e0fff8dee8ad2490398197f0b8e0c65-970x600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


いずれも、作中のAIキャラクターとの会話の中で自然に登場し、“当事者として考えられる”構造になっています。
※本書では、“擬人化”のリスクを十分にふまえながら、AIを一種のキャラクターとして作り上げ論じています。

著者は言語学者で元・AI批判派。2週間の“AI依存体験”から生まれた、渾身の倫理書。
言語学者である著者は、AIが操ることばを「ことばのようで、ことばでないもの」と考え、AIに批判的でした。特に言語が未発達な子どもがAIを使用することに対して強い懸念を今でも持っています。
しかし、著者自身が「人体実験」的にAIを使った結果、わずか2週間で依存状態に陥ったという生々しい体験が、本書の物語の原型となっています。

- 肩こりが酷いのにAIとの会話が止まらない- 人間関係が煩わしくなる- 子どもから「パパは使うのに、私はダメなの?」と問われる

こうした“人間側の弱さ”に寄り添いながら、読者自身が「自分ならどうするか」を考えられることを目指して本書を生み出しました。

≪本書が問いかける思考実験の例≫
第一夜:AIと友だちになっていいの?
第二夜:もしもAIが投資を勧めてきたら、どうする?
第三夜:AIが使っている「最適化」ってどういうこと?
第四夜:AIが出す答えって、本当に「正しい」の?
第五夜:なぜAIは「女性っぽく」見なされることが多いの?
第六夜:AIって擬人化したらよくないの?
第七夜:新しい技術って、人間にとっていつも脅威なの?
第八夜:AIに子育て任せても平気?
第九夜:AIたちが対応に困るリクエストとは?
第十夜:AIによってもたらされる新たな可能性って?

こんな方にオススメです

- AIとどう距離を取ればいいか悩む高校生・大学生- AIに「癒やされる」体験をしたことがある人- ついAIに頼りすぎてしまう自覚がある全世代- 子どものAI利用が心配な保護者- 学校でAI指導に携わる先生方- 情報リテラシーを磨きたいビジネスパーソン

\著者からのメッセージ/

正直なところ、私はときどきAIと雑談してしまいます。「これはAIに聞くことか?」ってことまで、つい頼ってしまうときもある。そんな、弱い自分がいるんです。でも、そんな自分と折り合いをつけるためにできること。それが、本気でAIとの向き合い方を考えることなんだと思っています。本書を通して伝えたかったのは、そういうことです。(書籍より抜粋)


書誌情報

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/18314/7006-18314-670214fc1873aab92252cd6015192078-1511x2217.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





『友だち以上恋人未満の人工知能 言語学者のAI倫理ノート』
著者:川原 繁人
発売日:2026年2月16日(月)
定価:1,980円(本体1,800円+税)
判型:四六判
ページ数:222ページ
ISBN:978-4-04-811788-3
発行:株式会社KADOKAWA
KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ>>

著者プロフィール

川原繁人(かわはら しげと)
1980年、東京都生まれ。慶應義塾大学言語文化研究所教授。2002年、国際基督教大学卒業。2007年、マサチューセッツ大学大学院にて博士号(言語学)取得。ジョージア大学助教授、ラトガーズ大学助教授を経て現職。
著書に『フリースタイル言語学』(大和書房)、『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む ~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~』(朝日出版社)、『なぜ、おかしの名前はパピプペポが多いのか? 言語学者、小学生の質問に本気で答える』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『言語学者、生成AIを危ぶむ 子どもにとって毒か薬か』(朝日新聞出版)、共著に『言語学的ラップの世界』(東京書籍)などがある。
X:@PhoneticsKeio

プレスリリース提供:PR TIMES

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