関西電力グループのポンデテック・新明和工業・新明和ハートフル3社が、使用済みPCの再生事業で連携
株式会社ポンデテック(関西電力グループ)

―障がい者雇用の創出と資源循環を同時に推進する協業―
■概要
関西電力グループの株式会社ポンデテック(本社:大阪府大阪市、代表取締役:財津 和也、以下「ポンデテック」)と新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長:五十川 龍之、以下「新明和工業」)、同社グループの特例子会社※である新明和ハートフル株式会社(本社:兵庫県神戸市、取締役社長:西村 重利、以下「新明和ハートフル」)は、2025年12月から、3社連携による使用済みパソコン(以下「PC」)の再生(リファービッシュ)事業を開始しました。
本事業は、新明和工業で役目を終えたPCを対象に、新明和ハートフルがデータの消去、清掃・点検・部品交換などの再生工程を担い、ポンデテックが工程設計、品質基準の策定、技術支援、全体統括を担います。本事業を通じて再生したPCは適切なチャネルを通じて再流通させ、機器の有効活用を進めます。
※特例子会社とは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定められた、障がい者雇用に配慮をした会社のことです。
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■提携の背景
企業には、資源循環の推進と多様な人材が活躍できる環境づくりの両立が求められています。こうした中、新明和グループでは、同社が掲げるサステナビリティ経営方針に基づき、従業員の多様性を尊重した人材育成と、廃棄物削減・再資源化の推進に取り組んでいます。
今回の協業は、これらの課題を具体的に前進する取り組みの一つです。新明和ハートフルに在籍する人材と、ポンデテックのPC再生に関する技術・運用ノウハウを組み合わせることで、新明和ハートフルの経営基盤強化、使用済みPCの再価値化と資源循環型モデルの確立を目指します。
3社は、今回の協業を機に、持続可能な社会の実現に貢献する仕組みづくりを推進していきます。
■取り組みの概要
主に新明和工業で使用を終えたPCを対象に、データ消去や標準化した再生(リファービッシュ)プロセスを適用し、再資源化したPCを市場で再流通させる、というものです。
データ消去や再生の各工程は新明和ハートフルが担当し、端末の受付・検収、動作・外観チェック、清掃などを行います。一方ポンデテックは、工程設計や標準作業手順の策定、現場への技術支援を担い、安全で安定した運用となるようサポートします。
再生したPCは、ポンデテックが運営するECサイト「PC next」などの販売チャネルを通じて再流通させ、機器の有効活用を推進します。
■各社概要
株式会社ポンデテック
障がい者の安定就労の創出と電子ごみ削減を同時に進める、関西電力グループの社内ベンチャー。特例子会社等と協働し、使用済みPC・スマートフォンに標準化した再生工程(清掃・部品交換・キッティング)を実装し、「雇用と循環を両立する、新しい社会モデル」を推進しています。自社EC「PC next」で個人・法人向けに再生機器を保証付きで提供しています。
・公式サイト:
https://www.pontdes.tech/
・運営ECショップ「PC next」:
https://pcnext.shop/
新明和工業株式会社
1920 年創業。航空機の製造から事業領域を拡大し、現在は航空機、特装車、パーキングシステム、産機・環境システム、流体の5つの事業分野を柱に、多様な技術とサービスで社会インフラを支えています。各事業分野では、環境負荷を抑えた製品開発や省エネルギー化への取り組みなど、環境に配慮したものづくりを進めています。
https://www.shinmaywa.co.jp/
新明和ハートフル株式会社
2015年設立。新明和工業グループの特例子会社。安定した品質をモットーに、書類の電子化や印刷、書類の発送代行など、グループ内のさまざまな実務を請け負っています。
「はたらく、つながる」を合言葉に、一人ひとりが能力を最大限に発揮し、生き生きと働くことのできる職場を目指して業務領域の拡大に取り組んでいます。今回の取り組みも、その一環です。
https://www.shinmaywa.co.jp/company/group/heartful/company.htmlプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes