MOL PLUSが2025年度NIKKEIブルーオーシャン大賞の「気候変動部門」を受賞
株式会社商船三井
株式会社商船三井（社長：橋本 剛、本社：東京都港区、以下「当社」）の100%子会社CVC（コーポレートベンチャーキャピタル）である株式会社MOL PLUS（代表：阪本 拓也、本社：東京都港区、以下「MOL PLUS」）は、2025年度NIKKEIブルーオーシャン大賞(註1)の「気候変動部門」をグループとして初めて受賞しました。本賞は、気候変動対策の具体的な取り組みを表彰するもので、MOL PLUSはシンガポールに本社を置く投資先スタートアップ企業VFlowTech（読み：ブイフローテック 註2）社と取り組んでいる「港湾・物流業の脱炭素化を実現する次世代蓄電システム導入プロジェクト」（以下「本プロジェクト」註3）により受賞しました。
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(左から日経BP ESGフェロー藤田 香氏とMOL PLUS代表 阪本 拓也)
本プロジェクトは港湾オペレーションや物流倉庫に次世代蓄電システムを導入し、太陽光を中心とした再エネ電力の余剰エネルギーを活用することで、使用電力を再エネ化するものです。現在は、MOL（Asia Oceania）およびMOL（India）の2つの海外拠点に事業創出の担当者を設置し、東南アジア・インドにおける蓄電システムのリースモデル構築を進めています。
12月4日に開催された授賞式では、審査員より、「社会を変える市場性」、「実現への協調性・体制」、「将来の発展性・成長性」の3点について評価いただきました。さらに、港湾電源の脱炭素化という課題を、再エネ＋蓄電池で置き換えるという新たな国際モデル形成への寄与や、当社グループの国際ネットワークを活かした当社らしいプロジェクトであることへの期待も今回の受賞に繋がったとのコメントもありました。
今後もMOL PLUSは、スタートアップ企業への出資や協業を通じ、スタートアップ企業が持つ斬新なアイデアやテクノロジーと商船三井グループがもつリソースに相乗効果を生ませ、『海運業と社会に新しい価値をプラスする』、新規事業の創出を目指し続けます。
(註1) NIKKEIブルーオーシャン大賞について
日本経済新聞社・日経BPが実施する、海洋環境の保全や水産資源の適正な利活用に向けて意欲的に取り組む企業・団体・個人を表彰し支援する取り組み。ブルーエコノミー分野を対象とし、表彰区分は、大賞、生物多様性部門、資源循環部門、気候変動部門と大賞・各部門賞に準じる審査員特別賞で構成される。
(註2) VFlowTech社概要
[表:
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(註3) 本プロジェクトについて
[画像2:
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関連プレスリリース
・2024年10月24日付：
MOL PLUS・MOL (Asia Oceania)とVFlowTechがバナジウムレドックスフロー電池の港湾やコールドチェーン倉庫への導入促進に向けた覚書を締結
・2025年5月15日付：
バナジウムレドックスフロー電池を開発するVFlowTech社への出資を決定プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
