「生成AI大賞2025」受賞結果を発表 グランプリは株式会社コロプラ、他７団体が受賞
一般社団法人Generative AI Japan
一般社団法人Generative AI Japan（所在地：東京都多摩市、代表理事：宮田 裕章、以下「GenAI〈読み：ジェナイ〉」）は、日経BP（本社：東京都港区、社長CEO：井口 哲也）が発行・運営する経済メディア「日経ビジネス」と共同で、生成AIの優れた活用事例を表彰する「生成AI大賞2025」を開催し、グランプリ他各賞を決定しましたのでお知らせいたします。
本年２回目の開催となるこのアワードは、生成AI分野の有識者で構成された審査委員会が厳正な審査を実施し、グランプリを含む８件が表彰されました。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136396/15/136396-15-b04c168ffc5f1478b28ae35d5683dfff-3294x1998.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【生成AI大賞2025グランプリ（1件）】
‣株式会社コロプラ
タイトル「『神魔狩りのツクヨミ』～生成AIで切り拓く新しいエンタメ体験とクリエイションの未来～」
プロジェクト概要：コロプラは、生成AIをゲーム体験の核に据えたタイトル『神魔狩りのツクヨミ』をリリースしました。エンタメ領域での生成AI活用がタブー視されるなか、著名クリエイター金子一馬氏と共に独自AI「AIカネコ」を開発。ユーザー行動を起点に唯一無二の金子風カードが生まれる体験を実現し、リリース2ヶ月で生成枚数は160万枚を突破。生成AIでエンタメの可能性を切り拓く新ジャンル「生成ゲー」を創出しました。
【生成AI大賞2025特別賞（２件）】
‣株式会社SHIFT
タイトル「生成AI×社内BPOで拓く『障がい者雇用』の新常識」
プロジェクト概要：SHIFTでは、生成AIチームと障がい者雇用チームが連携し、生成AI活用を通じて働き方の質を向上させる取り組みを進めてきました。「AIを人に寄り添わせる」というコンセプトのもと、徹底した業務分解とAI適用業務の仕分けを行い、個々の適性に応じた活用を推進しました。その結果、生産性が1.7倍に向上。さらに、AIを活用することで従来は困難だった業務に挑戦するメンバーが現れるなど、働き方にポジティブな変化を生み出しました。
‣株式会社Shippio
タイトル「国際物流におけるオペレーション現場主導でのAIエージェントの活用」
プロジェクト概要：貿易DXを推進するShippioは、アナログな業務が多く残る貿易業界において、AIエージェントを活用した業務改革に取り組んでいます。司令塔AIと専門AIが連携する「多層AIエージェント構想」により、ベテランの経験が必要な高難度な業務でも、AIと人が協業することで確実性を担保しつつ、定型業務の7～9割自動化に成功しました。実践を通じて効率化を実現し、その成果を業界全体へ展開することを目指しています。
【生成AI大賞2025優秀賞（5件）】
‣デジタルハリウッド株式会社
タイトル「AIが“答え”ではなく“問い”を生む創造性を育む教育パートナー『Ututor』」
プロジェクト概要：デジタルハリウッドはneoAIと共同で、クリエイティブ学習向け生成AI「Ututor」を導入。制作物の分析・評価・改善提案を自動化し、いつでも質の高いフィードバックを提供します。目の前の作品だけでなく、その先の選択にも光を当て、受講生が"自分らしい進路"を描けるよう伴走し、スキル習得の効率化と教育サービス向上を図ります。
‣東京都町田市
タイトル「進化する『マルチ生成AIプラットフォーム』で行政サービスをアジャイル！」
プロジェクト概要：劇的に進化する生成AIをキャッチアップし、速やかなサービス展開を実現するために、アジャイルなサービス開発を可能にする「マルチ生成AIプラットフォーム”AIナビゲーター”」を導入しました。この革新的なプラットフォームをフル活用し、ユーザーインターフェースにこだわった行政サービスをアジャイルすることで、新たなユーザー体験につなげ、生成AIの利用を「当たり前」にします。
‣株式会社中原製作所
タイトル「生成AIで挑む事業承継！～日本の中小製造業の未来を切り開く～」
プロジェクト概要：岡山市の精密部品メーカー・中原製作所は、事業承継でこれまで捉えにくかった会社の真の価値を、自社製造管理システム「加工屋けんちゃん」のデータとトランスリーの生成AIツール「DataTranslator」で可視化・分析する取り組みを進めています。この取り組みにより、業務効率化による技術承継の時間創出や、会社の技術的価値の再認識という成果が生まれています。中原製作所のこの挑戦から、日本の中小製造業の輪をさらに広げていきます。
‣三菱電機デジタルイノベーション株式会社
タイトル「生成AIを活用した、薬剤師向け服薬指導・薬歴生成支援サービス～次世代コミュニケーションサービス『AnyCOMPASS』における生成AIの活用～」
プロジェクト概要：少子高齢化を背景に、保険薬局では薬剤師業務の効率化と患者サービス向上の両立が課題になっており、当社では東大発のヘルスケアAIベンチャーmediLabと共に生成AIを活用したサービスを開発しました。安全性に配慮しハルシネーション防止の観点でも工夫を加え、薬剤師の服薬指導・薬歴の作成を生成AIが支援するサービスを実現し、ユーザー様からも高い評価を受けています。今後も生成AIを積極活用し、社会課題解決に貢献していきます。
‣日本電気株式会社
タイトル「AIベースの業務プロセス再構築による抜本的な業務革新」
プロジェクト概要：日本電気株式会社は、複雑化した業務プロセスをAIベースで再構築し、全社的な業務革新を推進。「経営コックピット×AI」による意思決定の迅速化や、問い合わせ業務のAI化などを実現しました。これを支えるのが、専門知識を持つAIを社員が高速に開発できる独自プラットフォームです。この取り組みにより、意思決定サイクル96.7%短縮などの成果を達成。今後は社内実践で得たノウハウを活かし、社会のAI実装に貢献していく予定です。
【生成AI大賞2025概要】
■審査基準 課題設定／実装の工夫／インパクト／ガバナンス／将来性
■審査委員長
・GenAI代表理事／慶應義塾大学 医学部 教授 宮田 裕章
■審査員
・AI Safety Institute 所長 村上 明子 氏
・東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学 政策メディア研究科 兼 総合政策学部特任教授 鈴木 寛 氏
・千葉工業大学 変革センター研究員／株式会社ConnectSphere 代表取締役 岡 瑞起 氏
・琉球大学 工学部 教授、H2L株式会社 代表取締役、東京大学 大学院 工学系研究科 教授 玉城 絵美 氏
・デジタルハリウッド大学 教授・学長補佐 佐藤 昌宏 氏
・パナソニック コネクト株式会社 執行役員ヴァイス・プレジデントCIO 兼 IT・デジタル推進本部マネージングダイレクター
河野 昭彦 氏
・株式会社ベイカレント・コンサルティング 代表取締役社長 則武 譲二 氏
・株式会社ベネッセコーポレーション データソリューション部 部長 國吉 啓介 氏
・株式会社メンバーズ 執行役員 兼 メンバーズデータアドベンチャーカンパニー社長 白井 恵里 氏
・ULSコンサルティング株式会社 取締役会長 漆原 茂 氏
・日経BP総合研究所 フェロー 桔梗原 富夫 氏
・日経BP総合研究所 チーフコンサルタント 主席研究員 杉山 俊幸 氏
・日経BP総合研究所 上席研究員 菊池 隆裕 氏
・日経BP 日経ビジネス発行人 松井 健 氏
■主催 一般社団法人Generative AI Japan
■共催 日経ビジネス
■協力 日経BP総合研究所
■後援 経済産業省、文部科学省、デジタル庁、独立行政法人情報処理推進機構、一般社団法人企業情報化協会、一般社団法人日本ディープラーニング協会
【日経BP概要】
企業名：株式会社日経BP
設立日：1969年4月5日
代表者：社長CEO：井口 哲也
所在地 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号
URL:
https://www.nikkeibp.co.jp/
【Generative AI Japan概要】
産学連携にて生成AIの活用促進、ルール・ガイドライン整備、提言活動などを行い、日本の産業競争力向上を目指して2024年に発足。代表理事は慶應義塾大学医学部・宮田裕章教授が務め、学術界・産業界の有識者18名が理事・顧問として就任。現在、会員企業は80社以上（2025年11月時点）。
名称：一般社団法人Generative AI Japan
登記日：2024年1月9日
代表理事：宮田 裕章
所在地：東京都多摩市落合1丁目34番
URL：
https://generativeaijapan.or.jp/
【お問い合わせ先】
生成AI大賞2025事務局
jimukyoku@generativeaijapan.or.jp
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
