小野不由美「十二国記」7年ぶりの新刊刊行決定!「新作オリジナル短編集」を2026年9月17日(木)新潮文庫より全国一斉発売!
株式会社新潮社

2019年発売の『白銀の墟 玄の月(一~四)』につづく、全4編収録の短編集。「十二国記」シリーズ誕生から35周年の節目にお届けする最新作
株式会社新潮社は、累計1,300万部を超える小野不由美さんのファンタジーシリーズ「十二国記」の7年ぶりとなる新刊を、2026年9月17日(木)に新潮文庫より発売いたします。
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「十二国記」シリーズの7年ぶりの新刊となる「新作オリジナル短編集」は、『白銀の墟 玄の月』刊行時の「一話が先に読める」プレゼントキャンペーンでお届けした「幽冥の岸」に、完全書き下ろしの短編3編を加えた全4編が収録される予定です。
短編集の詳細については、「十二国記公式サイト」にて順次お知らせします。
■ 編集部よりご挨拶
大変長らくお待たせしました。
2019年の『白銀の墟 玄の月』の発売時に予告しておりました「新作オリジナル短編集」の発売日が決まりましたので、お知らせします。
当初の予告から大幅に遅れてしまったこと、あらためてお詫びします。
1991年9月に、「十二国記」シリーズのプロローグとなる『魔性の子』が発売されてから、2026年で35周年を迎えます。35年にわたって読み継がれてきたシリーズの最新作を、節目の記念すべき年にお届けできることをうれしく思っております。
待ちつづけてくださった読者の皆様に御礼申し上げます。
■「十二国記」とは
我々が住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジー。二つの世界は、虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっている。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々が、幾何学模様のような形で取り囲んでいる。それぞれの国では、天意を受けた霊獣である「麒麟」が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据える。王は、天命のある限り永遠の命を持ち、国を治め、麒麟は宰輔として側に仕える。それぞれの国を舞台に繰り広げられる深遠な人間ドラマは、私たちに「生きる意味」と「信じる強さ」を問いかける大河小説といえる。また、NHKアニメ化(2002~2003年)でも話題となった。
2025年12月、柚香光主演のミュージカル「十二国記」が大反響となり、ふたたび注目を集めている。
「十二国記」とは
■「十二国記」をよく知るために
シリーズ作品紹介
新潮文庫「十二国記」のススメ
これから読む人に!「十二国記」の歩き方
■ 著者紹介
小野不由美(おの・ふゆみ)
大分県中津市生れ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。1988(昭和63)年、作家デビュー。1991(平成3)年刊行の『魔性の子』に始まる『月の影 影の海』などの「十二国記」シリーズは、ファンタジー小説界に衝撃を与え、代表作となる。1993年、『東亰異聞』が、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ。2013年、「残穢」で山本周五郎賞受賞。2020(令和2)年、「十二国記」シリーズで吉川英治文庫賞受賞。その他著書に、「ゴーストハント」シリーズ、『屍鬼』『黒祠の島』『鬼談百景』『営繕かるかや怪異譚』などがある。
■ 書籍データ
【タイトル】未定
【著者名】小野不由美
【発売日】2026年9月17日(木)全国一斉発売 ※一部地域を除く
【造本】新潮文庫
【定価】未定
【ISBN】未定
【URL】
https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes