株式会社ベーシックと順天堂大学が共同研究を開始
株式会社ベーシック

~地域医療貢献を目指した高度遠隔手術教育システムの社会実装~
株式会社ベーシック(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥田 克彦、以下「ベーシック」)と順天堂大学(所在地:東京都文京区、学長:代田 浩之)医学部脳神経外科学講座の寺本紳一郎准教授は、当社が保有するICT技術を利用した遠隔コミュニケーションシステムを基盤に、高度遠隔手術教育システムの社会実装に向けた共同研究を開始しました。
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■背景
近年、地域医療は医療資源の分布の偏りや、医療従事者の働き方、人口動態の変化などが複雑に絡み合い、不均衡な状況を生み出しています。特に地域医療の外科医不足は深刻な問題であり、地域医療を担う外科医は術者不足を補うために広範囲の知識と手術手技を必要とします。しかしながら、都市部より手術を学ぶ場は限られ、外科習熟医の育成は課題となっています。そこで、我々は外科医が勤務地にいてもエキスパートの手術教育を得られるシステムを構築して、地域医療に貢献するという構想を持ちました。
■本システムの開発目標
- 多拠点の遠隔地を対象とした円滑な双方向リモート通信- セキュリティ保護下でリアルタイム術中情報に即時かつ簡単にアクセス- 既存システムより低コストで高度なデジタルツールの搭載
■研究内容
ベーシックの遠隔コミュニケーションシステムは、大きなタイムラグなく動画・音声を双方向に伝送することが可能で遠隔地間の医師コミュニケーションを図ることを目的に設計されたものです。現在の外科手術が、大画面モニターで手術参加者全員が情報共有を行いながら手術を行う鏡視下手術へ移行していることから、この術中モニター情報を遠隔地にいる外科医もリアルタイムに共有できるように、ベーシックの遠隔コミュニケーションシステムを基に手術教育システムを構築します。
寺本准教授と連携して、はじめに脳神経外科領域における高度遠隔手術教育システムを共同開発し、将来的に外科領域全般への活用を目指します。
■製品紹介
DxDoorは、医療現場での遠隔指導を支援するクラウドコミュニケーションサービスです。術場の状況や医用画像をリアルタイムで共有し、音声や描画機能を活用した指導が可能です。セキュリティ対策も万全で、簡単な準備で利用開始できます。詳しくはDxDoor製品サイトをご覧ください。
DxDoor製品サイト
■順天堂大学について
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■ 株式会社ベーシックについて
株式会社ベーシックは、設立から40年間、社会インフラを中心にシステム開発の実績を持つ技術者集団です。パブリッククラウドをサービス提供のプラットフォームとして活用しており、PaaS ベースのクラウドネイティブなシステム導入の実績を多く持ちます。”1点ものの業務システム” から ”スピード優先のサービス開発” まで多様なニーズにお応えし、お客様のビジネス実現と発展/継続をご支援いたします。
[表2:
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プレスリリース提供:PR TIMES
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