ドキュメンタリー映画『Returnees(リターニーズ)元こども兵 それぞれの再起』2026年初春 公開決定! 渋谷・ユーロスペース ほか
株式会社日本電波ニュース社

アフリカ東部ウガンダを舞台に、人生を取り戻そうともがく元子ども兵たちと、彼らを支える日本のNPOの活動を、2年にわたって見つめた感動のドキュメンタリー。
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(C)日本電波ニュース社 2026年/日本/102分/DCP/5.1ch
監督・撮影・編集:菊地啓|プロデューサー:上田未生|製作:日本電波ニュース社
【株式会社 日本電波ニュース社】
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映画『Returnees(リターニース゛)』より
本作に寄せられたコメント※一部抜粋・順不同
── もしこの1年でたった1作しか映画が観られないとしたらこの映画を観てほしい!
と言いたくなるほど素晴らしい内容の作品だ。 高野秀行 ノンフィクション作家
── 命を救うだけじゃない。
小川さんは、奪われた心と未来を救い続けています。 石原さとみ 俳優
── 涙も、怒りも、希望も、この映画はすべてを隠さず映す。 堀 潤 ジャーナリスト
── 何になりたいか
どう生きたいか
それを子供達が希望を持って漕ぎ出せる世界にしたい。
「人は変われる」し「許されない罪はない」と信じたい。 一青窈 歌手
── この紛争がもたらした国境を超えた複雑な被害状況に
あらためて焦点が当たることを期待しています。 榎本玉良 明治学院大学 準教授
── この映画を観れば気づく。そこにいるのは、私たちと同じように笑い、泣き、
悩みながら生きる"人"だということに。 原寛太 フリーランス国際協力師
── とてつもない経験をしている元こども兵や女性たちが前を向いて生きる姿を見ると、
その逞しさから涙が出てきました。 広瀬俊朗 元ラグビー日本代表
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映画『Retrurnees(リターニース゛)』より
主な登場人物と内容パスカリーナ(元子ども兵)25歳
10歳の時に誘拐され強制結婚させられた。娘を戦乱で失い、息子とも生き別れに。武装勢力の活動地域から逃れてウガンダへ。人生に希望を見いだせずにいる中、テラ・ルネッサンスの支援を受ける。生き別れになった息子との再会を夢見て訓練にはげむ…。
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小川と訓練を終えた元子ども兵
小川真吾 (NPO理事)50歳
ウガンダの北部で20年間、元子ども兵の社会復帰を支援してきた。 10歳前後から戦場に駆り出された元兵士たちは教育機会もないまま、心に深いトラウマを抱え、社会復帰が難しい。
小川たちは、3年に及ぶ訓練のプログラムを作り、元子ども兵たちが自尊心を取り戻し、生きる場を見つけるまで寄り添いつづける。
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家具を作れる職人をめざして訓練を受ける元子ども兵
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新たな決意を胸に秘めるパスカリーナ
元子ども兵のパスカリーナに人生の転機が訪れる
20年以上潜伏を続ける反政府武装勢力LRA(神の抵抗軍)の解体に向けて、小川の元を巣立った元子ども兵たちとともに、新たな挑戦が始まろうとしていた。
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保護されて間もない元子ども兵とともに
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菊地 啓 Kikuchi Kei監督・撮影・編集
東京出身。応義塾大学卒業後、日本電波ニュース社に入社。パレスチナ西岸自治区、ウクライナなど海外の紛争地を取材。TVディレクターとして番組を多数制作。2022年より、アフリカ・ウガンダなどでの小川真吾さんの活動を取材(渡航回数9回 ※2025年12月現在)2023年3月 NHK BS1ザ・ヒューマン「NPO理事長 小川真吾 危機の世界で 誰も取り残さない」を制作し放送。
私がテラ・ルネッサンスと出会ったのは2022年4月、ウクライナで戦争が起こった直後のことだった。テラ・ルネッサンスはウクライナ西部の国内避難民に対する支援を始めていて、同行取材することになった。
それまでの私は、世界で起きている不条理な出来事の情報に日々触れながら、足元から力が抜けていくような心細さを感じていた。自分にできることは何もなく、この不条理を甘んじて眺めているしかない。そんな無力感を打ち破りたくて、テレビ・ディレクターの仕事を続けていた。でも、世界と自分との間にある断絶の深さに気づき、無力感も一層募っていく気がしていた。
取材を始めてみると、テラ・ルネッサンスはコンゴ民主共和国やウガンダ、ウクライナ西部など、世界から注目されずに支援から取り残された地域を活動地に選んでいた。紛争被害者をひとくくりせず、一人一人に寄り添って支援するから、コスパもタイパも悪い。そもそも注目されていない地域だから活動も目立たないし、莫大な予算があるわけでもない。少しずつ寄付金を募りながら支援を続けていた。
取材を続けるうち、なぜ自分が彼らの活動に惹かれるのか、少しずつわかってきた。
「一人一人に役割がある。人は無力じゃない。」
その信念にもとづいた行動に触れ、元子ども兵たちの変化に触れていくうちに、足元に力が戻ってくるのを感じたからだ。
この映画は、テラ・ルネッサンスの取材で出会った人々に突き動かされ、自分のうちにわいてくる力を信じながら作ったドキュメンタリーだ。このドキュメンタリーを見た人が、心に力がわくのを少しでも感じてくれたら、それほど嬉しいことはない。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes