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歴史と技術を守る一品。 日本三大備長炭「日向備長炭」を、毎日の水とご飯に。森と福祉と暮らしをつなぐ、宮崎発の伝統継承型サステナブルプロダクト。

ひむかのともしび

歴史と技術を守る一品。 日本三大備長炭「日向備長炭

消えかけた江戸時代からの炭文化を、毎日の暮らしで守りつなぐ。「ひむかのともしび」が提案する、使い続けるための日用品シリーズ。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174143/1/174143-1-209b2cf284405bdf7981093f645d0710-2204x902.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「宮崎牛」、「太陽のタマゴ」に続く新たな宮崎ブランド「日向備長炭」を目指して

日向備長炭は日本三大備長炭のひとつですが、その存在は全国はもちろん、宮崎県内でも十分に知られていません。2024年に県内で行った簡易アンケートでは、「日向備長炭を知っている」と答えた方は10人中3人程度にとどまりました(当社調べ)。宮崎県日向市発のブランド「ひむかのともしび」は、美郷町産の日向備長炭を、毎日のお水とご飯のための「浄水用」「炊飯用」日用品として販売しています。

日向備長炭は、紀州備長炭(和歌山県)・土佐備長炭(高知県)と並ぶ日本三大備長炭とされ、美郷町の備長炭製炭技術は宮崎県の無形民俗文化財にも指定されています。他産地が主にウバメガシを原木とするのに対し、美郷町では原木にアラカシを用い、炭木を詰める窯とは別の「小窯」があり、三十日以上かけて乾燥させるなど、アラカシの特性に合わせて急激な乾燥を避けながら、きれいに締まった炭に仕上げる独自の製造工程が受け継がれています。東京や京都の料亭でも使われており、その火持ちの良さが評価されています。

一方で、昭和初期に500基以上あったとされる炭窯は大きく減少し、炭焼き職人も30人前後(27~29世帯)にまで減少。平均年齢も60代と高齢化が進み、文化消滅の危機にあります(出典:美郷町役場公表資料)。ひむかのともしびでは、地元の福祉事業所と連携してパッケージングを行い、森と文化と福祉をつなぐプロジェクトに取り組んでいます。

「伝統を守るだけでなく、日々の暮らしの中で“使ってもらう”ことで、日向備長炭を未来につなぎたい」
――そんな思いから生まれたのが本シリーズです。
【URL】https://store.himukanotomoshibi.com

“特別な炭”から“毎日の炭”へ-日向備長炭を暮らしの定番に

「ひむかのともしび」が届けるのは、京都の料亭などで好まれている炭火焼き用の燃料ではなく、暮らしの中で毎日使える日向備長炭です。浄水用・炊飯用として扱いやすいサイズに整え、家庭に取り入れやすいシンプルなデザインにまとめました。日向備長炭の歴史や職人の技を守るためには、“知ってもらうこと”と同時に“日常的に使ってもらうこと”が欠かせません。そこで、文化を未来へつなぐための入り口として、毎日の水とご飯から炭文化に触れてもらう日用品シリーズとして展開しているのが、本プロダクトの大きな特徴です。
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(左)浄水用 日向備長炭  
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(右)炊飯用 日向備長炭


水とご飯をやさしく整えるー浄水用・炊飯用日向備長炭


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■浄水用日向備長炭
・宮崎県産アラカシを使用した日向備長炭100%
・内容量:60g
・使い方:水道水を入れたボトルやポットに入れて、一晩置くだけ
・繰り返し使用目安:毎日使用して約3か月

木炭を用いた浄水の研究では、水道水中の残留塩素が減少し、カリウムやカルシウムなどのミネラルが溶け出してpHがややアルカリ寄りになることが報告されており、木炭を加えた水は“ミネラルウォーター”として利用できる可能性が示されています(出典:Shin & Kim「Studies on Manufacture of Mineral Water with Wood Charcoals」2014 ほか)。



こうした木炭の特性を活かし、「浄水用日向備長炭」は、水道水をまろやかな口当たりの飲み水に近づけたい方に向けたシンプルな一品です。
約3か月の使用後は、下駄箱等の脱臭、プランター等の土壌改良剤として再利用することもできます。
詳しい水量や置き時間の目安は、オンラインショップの商品ページに記載しています。
詳細を見る

■炊飯用日向備長炭
・宮崎県産アラカシを使用した日向備長炭100%
・内容量:3本入り
・使い方:お米と水を入れた炊飯器(または鍋)一緒に入れて炊くだけ
・繰り返し使用目安:毎日使用して約3か月

備長炭を用いた炊飯に関する研究では、炊飯時に備長炭を加えた場合、米飯の弾力が増し、水っぽさの少ない好ましい食感になる傾向が報告されています(出典:中津川かおりほか「備長炭を用いた炊飯に関する研究」日本調理科学会大会要旨集, 2002)。


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「炊飯用日向備長炭」は、こうした備長炭の特性を踏まえ、“いつものお米を、ごちそうに”をコンセプトに開発。約3か月の使用後は、冷蔵庫や下駄箱などの脱臭アイテムとして再利用することもできます。
詳細を見る

森と福祉と暮らしをつなぐ、サステナブルな日向備長炭プロダクト


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174143/1/174143-1-32d85395f37ec0cc7ec76d7ad04bc5be-1462x984.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アラカシの森
■ アラカシの森を守る、循環型の炭やき日向備長炭の原料となるのは、宮崎で育った広葉樹・アラカシです。アラカシは一度伐採しても切り株から自然に芽吹く「自然萌芽性」を持ち、約25~30年ごとに伐採と再生を繰り返すことで、自然林の保全に寄与するとされています。
(出典:美郷町「備長炭製炭技術に関する資料」など)




■ “もったいない”炭を、暮らしの力に「ひむかのともしび」では、長さや太さが燃料用の規格に合わず、これまで畑に撒かれるなどしてきた日向備長炭の“端材”を活用しています。
規格に合わせて炭を加工する過程で、窯出し約700kgのうち約7%(約50kg)が1cm前後の細かな炭となり、米袋に詰められたまま倉庫で眠ってしまうこともある、いわば“行き場のない備長炭”です。


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小さくても日向備長炭

この「もったいない」炭に「浄水」「炊飯」という新しい役割を与えることで、資源を無駄にしないものづくりと、伝統文化のサステナブルな継承の両立を目指しています。

[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174143/1/174143-1-0a7ce74f53c6773e4a641d6bbd62c894-902x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
製品の梱包風景 福祉事業所にて
■ 福祉事業所との連携で、“文化をつなぐ仕事”を地域に本商品は、日向市内の就労支援の福祉事業所と連携し、暮らしで使いやすい形に加工しています。まず備長炭を洗浄・煮沸・乾燥し、浄水や炊飯に安心して使える状態に整えます。そのうえで、福祉事業所の利用者さんが一本ずつ選別して袋詰めし、シール貼りや箱詰めまでを手作業で行っています。

・炭焼き職人が守り続けてきた日向備長炭
・福祉現場の丁寧な手仕事
・それを手に取る全国のお客さま



この三者がつながることで、「文化をつなぐ仕事」が地域の中に生まれることを目指しています。購入してくださる方にとっても、「暮らしで使うことで、森や福祉の現場も少し応援できる」そんな商品でありたいと考えています。

開発担当コメント
日向備長炭プロダクト企画
代表  臼井寛宗もともと“地域に根ざした仕事がしたい”という思いがあり、2022年に神奈川県から宮崎県日向市へ移住しました。山と海が近く、森と炭焼きと暮らしがつながっているこの土地で日向備長炭に出会い、歴史や職人の技術に強く惹かれました。


[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174143/1/174143-1-9d91ceac14d6e63b991299ae8063a7d7-1502x1102.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


大学では日本大学生物資源科学部でサステナブル農業を専攻し、“自然とともにある暮らし”を学問と生活の両面から考えてきたこともあり、この地域の森の循環や炭焼き文化は、自分が大切にしてきたテーマそのものだと感じました。
一方で、窯や職人の数は最盛期から大きく減っており、「このままでは文化ごと途切れてしまうかもしれない」という危機感も抱きました。伝統を守るには、“知ってもらうこと”“実際に使ってもらうこと”の両方が必要です。そこで、特別な炭ではなく、毎日の水やご飯の中で日向備長炭を感じてもらえる商品をつくろうと考えました。さらに福祉事業所の方々と一緒にパッケージングを行うことで、地域の中に小さくても温かな仕事の輪が生まれ、森と文化と福祉がつながるプロジェクトに育っていけばと考えています。

これまでの商品例と今後の展望 
―『健康×エコ×文化×福祉』を暮らしから灯すブランドへ―


―「宮崎といえば日向備長炭」と言われる日を目指して―
「ひむかのともしび」では、今回の浄水用・炊飯用シリーズを起点に、日向備長炭を“宮崎牛や太陽のタマゴに続く、新しい宮崎の名産”へと育てていきたいと考えています。

[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174143/1/174143-1-ab209d88c1549edd723fc257debaa25f-1831x2446.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
神谷町 CoCo JAPANにて日向備長炭を展示

今後は、ギフト需要に向けたセット商品や、宿泊施設・飲食店とのコラボレーションなども視野に入れながら、「健康」「エコ」「文化継承」「福祉連携」の4つの軸を大切に、暮らしを照らすプロダクトを広げていきます。
これまでに開発した商品例
・いつもの水にいれるだけ【浄水用】日向備長炭
https://store.himukanotomoshibi.com/items/106374182
・いつもの米にいれるだけ【炊飯用】日向備長炭
https://store.himukanotomoshibi.com/items/106374579

ひむかのともしび について


ひむかのともしびは、宮崎県日向市を拠点に、宮崎県産日向備長炭を使った浄水用・炊飯用プロダクトの企画・製造・販売を行う小さなブランドです。日向備長炭の「おいしさを引き出す力」と「森を守る力」に着目し、現代の家庭でも使いやすいかたちへデザインすることで、山と暮らし、そして次の世代をやさしくつないでいくことを目指しています。


ブランド名の「ひむかのともしび」には、窯から出たばかりの炭がほのかに光を放つ、その一瞬の“灯り”を、暮らしや心、そして私たちの愛する郷土にともしたいという思いを込めました。
山の中で赤く輝く備長炭の光を、そのままいつもの水やご飯、日々の食卓へと受け渡していくように──。
日向備長炭の小さな灯(ともしび)を、毎日の暮らしにともしていくことが、私たちのコンセプトです。

【会社概要】社名:ひむかのともしび
本社所在地:宮崎県日向市平岩
代表:臼井 寛宗
事業内容: 日向備長炭の製造・商品開発・販売
設立: 2024年7月30日
HP: https://store.himukanotomoshibi.com


[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174143/1/174143-1-a1495db94bf6502c46f1057ba23cc08e-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]




プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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