創業100年の老舗企業フジサワ、Scope1完全オフセットを達成
株式会社Linkhola

~「EARTHSTORY」ボランタリークレジットの「活用実績」を武器に、脱炭素支援サービスにも展開へ~
株式会社Linkhola(本社:東京都港区、代表取締役:野村恭子、以下「Linkhola」)が運営するカーボンクレジット・プラットフォーム「EARTHSTORY」において、株式会社フジサワ(本社:群馬県前橋市、代表取締役:藤澤星、以下「フジサワ」)との間で、「EARTHSTORY」クレジットの売買マッチングを実施したことをお知らせします。
本件は、フジサワの応援購入を具体的に自社オフセットに利用した取り組みに留まらず、同社が今後、地元群馬・北関東の企業に対し、ゼロカーボン商品・サービスを提供する「プロバイダー」へと転換するための戦略的な第一歩となります。
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Linkhola × FUJISAWA EARTHSTORYクレジットの売買マッチングを実施
【取引の概要】
フジサワは、Linkholaの「EARTHSTORY」を通じて、株式会社ネクステムズ(本社:沖縄県浦添市)が発行する太陽光発電プロジェクト(宮古島市における住居のオンサイトPPA)から創出されたカーボンクレジット(Scope3)を購入しました。
このクレジットは、フジサワのScope1排出量(ガソリンなど)をオフセットするために利用されます。
- 購入者: 株式会社フジサワ- オフセット対象: Scope1排出量- クレジット提供者: 株式会社ネクステムズ(宮古島市・オンサイトPPAプロジェクト)
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【応援購入の背景と目的】
フジサワは、2013年から環境マネジメントシステム「エコアクション21」に取り組むなど、環境負荷低減に努めてきました。しかし、カーボンオフセットの実行には、中小企業にとってハードルが高いという課題がありました。
今回のクレジット購入は、Linkholaの「EARTHSTORY」が提供する、クレジットの売買だけでなくマッチングサービスも含むワンストップのサポートを活用することで実現しました。これにより、以下の目的を目指します。
1. 「コスト」から「投資」へ~Scope1オフセットで企業価値を向上:ガソリンなどScope1の排出量をオフセットし、カーボンニュートラル経営を推進します。
2. 脱炭素を商材化~自社の成功事例を元に、地域企業へノウハウを提供:本取り組みを中小企業におけるカーボンオフセットのモデルケースとし、共同で情報発信・普及啓発に努めます。
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(左)株式会社Linkhola 代表取締役 野村(右)株式会社フジサワ 代表取締役 藤澤様
【株式会社フジサワ 代表取締役 藤澤星様からのメッセージ】
~「自ら実践したノウハウ」を地域の力に。群馬・北関東の脱炭素リーダーを目指す~
創業100年を超える老舗企業として、過去には「限りある資源を大切に」を企業メッセージとして、建物メンテナンス事業を展開してまいりました。フジサワの提供価値は会社設立当初から「環境負荷の削減」であり続けており、カーボンニュートラルが世界共通の課題となっている現在でも、全く変化しておりません。
そんなフジサワだからこそ、自社Scope1・2の排出削減は「エコアクション21」の環境経営システムに則り、10年以上も前から取り組んでおります。現在ではScope1(ガソリン由来)排出量のみが残っておりますが、これの排出削減はEVへの切り替えを実施するしかなく、買い替えコストや充電設備の拡充を含めて、フジサワにとって時間が掛かる投資案件となってしまっています。
しかし今回、Linkholaの「EARTHSTORY」を活用し、まずは自社のScope1(ガソリン由来)排出量をオフセットすることで、驚くほどスムーズに「カーボンオフセットによる実質ゼロ」の実現が見えてきました。 重要なのは、これを自社だけで終わらせないことです。私たちフジサワが実際に購入し、手続きを経験したからこそ、地元・群馬や北関東の企業の皆様にも、自信を持ってこの仕組みをお勧めできます。今後は、自社のメンテナンス事業に「ゼロカーボン」という付加価値を乗せて提供するなど、地域の脱炭素化を牽引するプロバイダーとしての役割も担っていきたいと考えています。
【株式会社Linkhola 代表取締役 野村恭子からのメッセージ】
~1トンあたりの削減コストを直視せよ。経営を傷めない「賢い脱炭素」のすすめ~
フジサワ様とのマッチング成立、大変嬉しく思います。今、多くの中小企業が国際イニシアティブの厳格なScope1-3基準に「右に倣えで追従」しようとしていますが、自社での削減努力には限界コストがあります。無理に自社削減を追求し、1トンあたりの削減コスト(限界コスト)が肥大化して経営を圧迫しては本末転倒です。 できるところは自社で削減し、コストが跳ね上がる部分は自社の限界コストより安いクレジットを活用してオフセットする。そして堂々と「地球規模での脱炭素に貢献した」と胸を張る。これが中小企業の生き残る道であり、EARTHSTORYが提唱する「現実的な解」です。フジサワ様の事例は、その最も賢明なモデルケースと言えるでしょう。
【EARTHSTORYクレジット制度について】
「EARTHSTORY」は、Linkholaが提供する、ボランタリークレジットの創出から購入までをワンストップでサポートするプラットフォームです。特に、第三者ガバナンスのあるプロジェクトを厳選し、透明性の高いカーボンクレジットを提供することで、日本のボランタリークレジット市場の活性化を目指しています。
クレジット創出をご検討の企業様へ▼
「クレジット発行の高速化」と「高い信頼性」を両立する、新しい仕組みを構築しました。
革新的なプロセスや事例は、公式サイトでご覧いただけます。
https://earthstory.jp/
クレジット購入をご検討の企業様へ▼
当社の「カーボンオフセットのマッチングプラットフォーム」とは、削減されるCO2を販売している団体と購入したい企業・団体をマッチングするサービスです。詳細はこちらからご確認いただけます。
https://match.earthstory.jp/
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■株式会社フジサワ
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代表者:代表取締役 藤澤 星
所在地:群馬県前橋市本町1丁目10-3
事業内容:建物/インフラ設備メンテナンス(遮熱塗装を含む)
創業:1923年1月5日
会社HP:
https://fujisawacorp.jp/
■株式会社Linkhola
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代表者:代表取締役 野村恭子
所在地:東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2F
事業内容:カーボンニュートラル支援事業、地方創生事業、脱炭素・DXに向けたコンサルティング事業
設立:2020年1月20日
会社HP:
https://www.linkhola.comプレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes