カーディフ生命、「第7回 生活価値観・住まいに関する意識調査」を実施~住宅ローン期間、理想と現実にギャップ。理想は「20年以内」、現実は「30年以上」~
カーディフ生命

「物価高が不安」約9割でも、住宅購入意向者は約4割と過去5年で最高に。過去にやっておけばよかったこと、全世代1位は「資産形成・貯蓄」
カーディフ生命保険株式会社(代表取締役社長:中村 望)は、全国2,500人を対象に「第7回 生活価値観・住まいに関する意識調査」を実施しました。今回は、住宅価格の高騰やローン長期化がみられる中での人々の意識、行動、価値観に加え、理想のローン返済期間や過去にやっておけばよかったと後悔していることを調査しました。
- 「物価高が不安」約9割でも、住宅購入意向は約4割と過去5年で最高に- 住宅ローンの期間、理想と現実にギャップ。理想は「20年以内」が54%、現実は「30年以上」が55%- 住宅購入後の後悔は「団信の特約を付ければよかった」が6年連続1位- 就業意向のある人、8割以上が「60歳以降も働きたい」- 過去にやっておけばよかったこと、全世代1位は「資産形成・貯蓄」
※ 本資料における「団信の特約」とは、死亡・高度障害の保障に上乗せする、がん保障(がんと診断されたらローン残高が0円になる)、脳卒中・急性心筋梗塞保障(所定の状態となったらローン残高が0円になる)、就業不能保障(病気やケガで働けなくなったら一定期間月々のローン返済が保障される)、失業保障(非自発的に失業したら一定期間月々のローン返済が保障される)などの保障を指します。
1. 「物価高が不安」約9割でも、住宅購入意向は約4割と過去5年で最高に
(図表1-1)
[画像1:
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- 現在感じている生活不安は「物価高」(88%)が3年連続で1位となり、昨年から5pt上昇(83%→88%)。次いで2位が「老後の資金」(83%)となり、経済的な不安が高まっていることがうかがえる(図表1-1)。
(図表1-2)
[画像2:
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- 物価高への不安や住宅価格の高騰が続く一方で、住宅購入意向者は全体で37%と昨年(29%)より増加し、過去5年間(2021年:36%、2022年:30%、2023年:26%、2024年:29%)で最も高い結果となった。- 特に20代の購入意向が昨年から9pt上昇(42%→51%)して過半数を占めており、若い世代で住宅購入を前向きに検討する人が増加している。
2.住宅ローンの期間、理想と現実にギャップ。理想は「20年以内」が54%、現実は「30年以上」が55%
(図表2)
[画像3:
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- 住宅ローン利用者に実際の返済期間を聞いたところ、「30年超~35年以下」が47%と最も多く、30年以上を選択した人は合計で半数以上(55%)を占めた(図表2)。- 一方で希望する返済期間を聞いたところ、20年以下を選択した人が全体で54%と過半数を占めた。20~30代においても20年以下を選択した人が約4割(42%)と、実際よりも短い返済期間を望む傾向が見られた(図表2)。- 20年以下の返済期間を希望する理由として、回答者全体では「老後にローンを残したくない」(42%)、「将来の不安に備えて、負担をなくしておきたい」(23%)など、将来への不安に備えた回答が目立った。年代別では、特に20~30代で、「投資や貯蓄に回したいから」(16%、全体:10%)、「ライフイベント(子育て・転職など)に備えたいから」(11%、全体:5%)などの回答が全体よりも多い結果となった。
3.住宅購入後の後悔は「団信の特約を付ければよかった」が6年連続1位
(図表3-1)
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(図表3-2)
[画像5:
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- 住宅購入後の最大の後悔は、「団信の特約を付けておけばよかった」(42%)が6年連続1位(図表3-1)。- 特約を付けずに後悔した理由は、1位が「事故や病気への不安が高まっているから」(29%)、2位が「災害・感染症など社会的リスクが増えているのを実感したから」(28%)、3位は同率で「失業への不安が高まっているから」(23%)、「途中加入ができないと知ったから」(23%)となった(図表3-2)。- 住宅ローン契約時に団信の特約を付けなかった理由は、「どれを付ければよいかわからなかった」(22%)が最も多く、次いで「すでに他の保険に加入していて、保障が重複する」(20%)、「契約時に特約のことを知らなかった」(20%)となった。契約時に特約についてあまり知識がなく、後から加入しなかったことを後悔している人が一定数いると考えられる。
(図表3-3)
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- 住宅購入者に購入時点で特約を知っていたか質問したところ、「購入前から知っていた」と回答した人は全体で38%と昨年に比べて微増(35%→38%)となった。年代別では、30代(37%→42%)と40代(36%→43%)で購入前の認知度が5pt以上増加していることが分かった。- 住宅ローン契約前に団信や特約について「情報収集・検討を行った」と回答した人は約5割(団信55%、特約51%)。うち、20~30代は情報収集に1か月以上かけた人の割合がともに67%と他の年代よりも高くなっている。- 20~30代はSNSや動画サイトを通じて情報を収集している人が25%と他の年代よりも高く、40代ではインターネットメディアで情報収集をしている人が50%と他の年代よりも多かった。多様な情報メディアの普及とともに、情報収集の手段が世代間で変化し、特に若年層では、より時間をかけてさまざまなメディアを通じて自ら情報を入手していることがうかがえる(図表3-3)。
4.就業意向のある人、8割以上が「60歳以降も働きたい」
(図表4)
[画像7:
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- 就業意向のある人に「何歳まで働きたいか」を聞いたところ、60 歳以降も働きたいと答えた人の割合は88%にのぼった(図表4)。- 60代以降も働きたいと希望する理由は「生活費をまかなうため」(53%)が最も多く、次いで「健康維持のため」(40%)、「趣味や旅行など豊かな生活に充てる資金を得るため」(29%)となった。一方で、60歳以下での離職を希望する理由は「仕事のストレスやプレッシャーから解放されたい」(39%)が最も多く、次いで「退職して趣味等やりたいことに時間を使いたいため」(33%)、「仕事よりも家族との時間を大切にしたいため」(27%)となった。- 年代別でみると、特に顕著な数値として、20~30代は60歳以下を選択した割合が44%と他の年代よりも高く、他の年代よりも早期の離職を望む傾向が見られた(図表4)。
5.過去にやっておけばよかったこと、全世代1位は「資産形成・貯蓄」
(図表5-1)
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(図表5-2)
[画像11:
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- どの年代の回答者も20代・30代・40代でやっておけばよかったことの1位は「資産形成・貯蓄」。一方で60代は、「やっておけばよかったと思うことはない」との回答が他の年代より多く見られた(図表5-1)。- 住宅ローン利用者に、頭金に充てずに他に購入したかったものや購入すればよかったものを聞いたところ、「資産運用を行う」が1位で21%。特に20~40代では32%にのぼり、若年層の投資への関心の高さがうかがえた(図表5-2)。
カーディフ生命保険株式会社 代表取締役社長の中村望は、次のように述べています。
「今回の調査では、長引く物価上昇などで人々が日々の暮らしに不安を抱える中でも、住宅購入意欲が過去5年で最も高まっていることが明らかになりました。またその一方で、住宅ローン利用についての理想と現実にギャップが生じていることや、住宅購入後に保障の必要性を改めて認識する方が依然として多いことも事実です。そのような中、特に若年層においては、多様な情報メディアを活用しながら、より主体的に情報収集を行っていることもうかがえました。
カーディフ生命は、住宅購入というライフイベントに際し、より多くの方に住宅ローンの保険 ”団信” をご活用いただき、安心して理想のライフプランを実現いただけるよう、これからも、人々の価値観や社会の変化に着目しながら、イノベーティブな保険商品をご提供してまいります」
【調査概要】
1. 調査方法:インターネット調査
2. 調査対象:20-69歳の男女
3. 調査エリア:全国
4. 有効回答数:2,500名(男性1,265名、女性1,235名)
5. 調査実施日:2025年10月3日~7日
6. 調査会社:株式会社インテージ
カーディフ生命保険株式会社について
カーディフ生命保険株式会社は、フランスを本拠とする世界有数の金融グループBNPパリバの保険事業を担うBNPパリバ・カーディフの日本拠点です。主に銀行をパートナーとして、金融機関の商品と保険を組み合わせることで新たな価値をつくりだす「バンカシュアランス」というビジネスモデルで事業を展開しています。特に、住宅ローン返済中にがんと診断された場合、保険金によってローン返済を支援する「がん保障特約付団体信用生命保険」を日本で初めて開発するなど、団体信用生命保険を主力商品としています。
プレスリリース提供:PR TIMES





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