同志社大学カーボンリサイクル技術フォーラム 2025年度シンポジウム開催について
学校法人同志社 同志社大学

同志社大学カーボンリサイクル教育研究プラットフォームは、「同志社大学カーボンリサイクル技術フォーラム 2025年度シンポジウム」を以下のとおり開催いたします。
今回のシンポジウムでは、熱エネルギーや合成燃料にフォーカスし、先ず気象変動対策を巡る世界情勢を俯瞰し、日本の進むべき道について探ります。その上で熱利用と合成燃料についてのプログラムを組みました。カーボンニュートラリティを達成するためにはCO2の発生源と発生量を検討することが重要です。日本のエネルギー需給動向をみると、化石燃料が主に占める1次エネルギー供給量のうち、実際に利用されるエネルギーはその2/3程度です。残りの1/3は排熱として大気へ放出されています。実はその際にCO2も同時に排出さています。従って、エネルギーの産業利用方法を見直し、これまで捨てられてきた排熱の活用を推進することはCO2の排出量の削減に貢献します。さらにCO2の回収貯留と資源化に係る技術開発ではCO2の排出回収動向だけなく、それに関わるエネルギーと関連物質についての検討が必要です。合成燃料の技術開発はかかせません。CO2を資源とした自動車向けなど産業用燃料も存在感が増してきました。
本プラットフォームにおける2025年度最後のイベントです。広く周知いただくとともに、当日は取材にお越しいただけますと幸いです。
■日時 2026年2月25日(水)13時30分~17時00分
■会場 同志社大学 今出川校地 室町キャンパス 寒梅館ハーディホール
■参加形式 対面及びオンライン(Zoom)
■プログラム(予定)
・開会挨拶 小原 克博 同志社大学 学長
・座長挨拶 寺井 隆幸 座長 (エネルギー総合工学研究所理事長、東京大学名誉教授)
・基調講演 「気候変動対策を巡る世界情勢と日本の進むべき道」
上野 貴弘 社会経済研究所研究推進マネージャー (電力中央研究所)
・講演1 「欧州における排熱利用における現状と課題」
Michel De Paepe 教授 (ベルギー、ゲント大学)
・講演2 「ENEOSの合成燃料の取り組み」
早坂 和章 サステナブル技術研究所長 (ENEOS株式会社中央技術研究所)
・報告「2025年度の技術フォーラムの活動報告」
後藤 琢也 同志社大学副学長 理工学部教授
・パネルディスカッション ファシリテータ:寺井座長、パネリスト:各講演者
・閉会挨拶 後藤 琢也 同志社大学副学長
■参加費 無料
■申込方法
2月24日(火)17:00までに下記Formsよりお申込みください(会場、オンライン共通)。
https://forms.office.com/r/R2qqX6RZmF?origin=lprLink
【本フォーラムに関するお問い合わせ】
同志社大学カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム事務局
E-mail:pf-carbon@mail.doshisha.ac.jp TEL:0774-65-8256
※合理的配慮が必要な方は、上記までご連絡ください。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes