ウルテク AIエージェント、“自社サービスに合わせて分析できる”β版へアップデート
ログリー株式会社

自社サービスの学習とカスタムプロンプトを搭載し、AIによるサイト訪問やインテント分析業務の属人化を解消
ログリー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:吉永浩和、証券コード:6579、以下、ログリー)が提供するBtoB企業向けアカウントインテリジェンスツール※1「ウルテク(
https://uruteq.logly.co.jp/ )」に搭載されている対話型AI機能「ウルテク AIエージェント」を、2025年12月17日(水)よりα版からβ版へアップデートし、提供開始いたします。
本アップデートにより、AIが企業のサービス概要を自動生成し、学習・保持することが可能となります。これにより、個別のプロンプト入力(指示出し)や初期設定の手間をかけずに、“自社に最適な分析”をチーム全体で再現できるようになります。
※1 アカウントインテリジェンスツールとは、ターゲット企業や担当者のニーズや購買意図をデータ解析で可視化し、マーケティングおよび営業活動の精度と効果を向上させるツールです。
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■ 開発背景
近年、サイト来訪企業データやインテントデータ(興味関心データ)を活用したABM(アカウントベースドマーケティング)において、生成AIの活用が進んでいます。 しかし、従来のAI機能では、自社の商材特性を正確に理解させるための事前設定(プロンプト入力)に手間がかかり、その精度が担当者の言語化能力に依存してしまう課題がありました。また、出力形式も一定ではないため、実務で使うには手直しが必要なケースが多く、組織的な定着を阻害していました。
■ 「ウルテクAIエージェント(β)」概要
2025年7月に公開したα版は、対話形式で企業データを分析できることで好評を博しました。今回のβ版では、さらに実務での有用性を高めるため、「自社情報の自動生成・記憶(ブランド学習)」と「分析観点の詳細設計(カスタムプロンプト)」、そして「成果からの逆算(CV分析)」の3機能を実装しました。 これにより、面倒な準備なしに、自社の勝ち筋に沿った高精度な訪問・インテント分析を即座に実行することが可能になります。
■ 「ウルテクAIエージェント(β)」の主な新機能(3つの特徴)
1. ブランド情報の学習機能
自社サービスのURLや基本情報を入力するだけで、AIが分析に必要なブランド情報(サービス概要、ターゲット、強みなど)を自動で生成・学習します。 一から情報を入力する手間が不要なため、導入したその日から、AIが“自社の前提”を深く理解した状態で分析を開始できます。担当者の言語化能力による精度のブレも防ぎます。
2. カスタムプロンプト機能(構成・フォーマット指定)
分析の切り口だけでなく、「特定のサービス事例を重点的に参照する」「ブランド情報のこの強みを軸にする」「『課題』から『解決策』の順で出力する」といった、論理構成や出力フォーマットの詳細設計が可能になりました。 これにより、AIの回答を「社内の報告フォーマット」や「営業トークスクリプト」の形式に合わせることができ、修正の手間なくそのまま実務へ活用できます。
3. CV(コンバージョン)分析機能
CVに至った企業の閲覧ページ傾向やインテント履歴をAIが解析・可視化します。 「誰が来たか」だけでなく「どのような関心を持ってCVに至ったか」という成功パターンをAIが抽出するため、確度の高い営業アプローチや、再現性のあるコンテンツ制作に活用いただけます。
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■ ウルテクAIエージェント(β)の活用イメージ
インサイドセールス(架電準備の標準化):
カスタムプロンプトで「まずは顧客の課題を仮説立てし、次に解決策として『事例A』をぶつけるトーク」という構成を登録。新人でもトップセールスと同じロジックで架電前の準備ができます。
コンテンツマーケティング(制作の高速化):
ブランド情報の自動生成機能を用い、手間なく製品理解をAIにセット。「CV企業の関心キーワード」と掛け合わせることで、自社の強みに即した記事構成案やホワイトペーパーの骨子を瞬時に作成できます。
マーケティング戦略・広告運用(勝ち筋の特定):
CV分析機能で、コンバージョンに至った企業の「閲覧傾向」や「検討フェーズ」を可視化。成果に繋がりやすい訴求軸やターゲティング設定を特定し、Web広告のクリエイティブ改善やLPの最適化に活かせます。
■ 今後の展望
当社は「ウルテク」を通じて、データとAIの力でBtoBマーケティング・営業の生産性を最大化することを目指しています。今後もAIエージェントの機能を拡張し、データの分析だけでなく、パーソナライズ化されたAI施策など、実務アクションの自動化領域までサポートを広げてまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes