ナッジ「クレカ as a Service（CCaaS）」により、顧客基盤を抱える企業の金融進出を大きく促進
ナッジ株式会社
～金融収益の獲得に加え、柔軟なID連携により、より高度な取引データ分析が可能に。小売業やエンタメ企業に加え、金融機関向けへの提供も計画～
日本におけるチャレンジャーバンクを目指すナッジ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：沖田 貴史）は、顧客基盤を抱える小売業やサービス業が、自社ブランドでクレジットカードサービスを展開するための新たな統合プラットフォーム「クレカ as a Service（CCaaS）」の提供を開始したことをお知らせいたします。
1.「CCaaS」の提供の背景
流通・サービス業界においては、顧客接点を活かした金融事業への参入が加速しています。特に、先行する大手小売・インフラ事業者においては、クレジットカード事業を「本業に次ぐ新たな収益の柱」として確立する動きが加速しています。 特に注目されているのが、高度なCRMとしての側面です。日常的な決済から得られる取引データを通じて顧客理解を深めるとともに、物理カードや専用アプリといったタッチポイントを用いた継続的なコミュニケーションによりエンゲージメントを強化することで、決済手数料や金利収入といった収益の多様化に加え、LTV（顧客生涯価値）の最大化を実現する戦略が主流となっています。
しかしながら、自社でカード発行会社（イシュアー）となるには、ライセンス取得やシステム構築など莫大なコストと利用開始までの時間が大きな障壁となっていました。 ナッジは、次世代クレジットカード「Nudge」を運営するための金融ライセンスと各種運用基盤に加え、決済用のスマートフォンAppや柔軟なデザインが可能な物理券面を「一体型のプラットフォーム」として提供することで、この課題を解決します。CCaaSを利用する新規金融参入事業者は、大規模な投資をすることなく、従来の提携カードや「自社イシュアー」を超える未来型の金融体験の提供が可能となります。
2. 「CCaaS」の主な特長
「CCaaS」は、ナッジが持つ従来の提携カード発行機能（クラブ機能）を飛躍的に進化させ、利用企業の金融事業を本格的に支援する機能群を提供します。
１. ブランドの世界観を完結させる「専用アプリ」の提供
企業専用のスマホアプリを構築・提供します。 これにより、ブランド独自の世界観の中で顧客コミュニケーションが完結します。決済通知や利用明細の確認といった日常的なアプリ利用を、そのまま自社サービスの告知やエンゲージメント強化の機会へと転換可能です。
２. 顧客IDとのシームレスな連携による「CRMの深化」
既存の顧客ID基盤とクレジットカード機能の深層連携を実現します。 これにより、カード利用データに基づいた精緻なマーケティングが可能になるほか、決済額に応じた独自ポイントや特典の付与を、既存の会員プログラムと同様の体験として提供することも可能です。
３. 金融関連業務の「フルスタック提供」
「自社イシュアー」のような自由度を提供しつつも、金融関連業務として必須である本人確認（eKYC）、信用情報管理、不正検知、カスタマーサポートといったすべての運用業務はナッジが一括して担います。 提携企業は、複雑な金融コンプライアンスやシステム投資のリスクを負うことなく、顧客体験の設計とマーケティングのみに注力することが可能です。
CCaaSの第1号ユーザーとして、株式会社viviON（本社：東京都千代田区、代表取締役：明石 耕作）に対して、「viviONクレカ by Nudge」アプリの提供を開始し、共同で 「viviONカード」の発行を開始します。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73456/294/73456-294-ebbc7abdd800da87b19cd3ebd843f10f-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
viviONカードの詳細は、下記のプレスリリースをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000298.000073456.html
今後の展開
ナッジは今回の第1号案件を皮切りに、企業が顧客に対して、自社サービスと一体化した金融サービスの提供を開始出来る環境を拡大していきます。エンタメ業界だけでなく、小売、サブスクリプションサービス、金融サービスなど、顧客基盤を持つあらゆる企業にカード事業の選択肢を開くことで、ファンや顧客との関係をさらに深める“カードによる新たな価値づくり”に貢献してまいります。
ナッジ株式会社について
ナッジは、「一人ひとりのアクションで、未来の金融体験を創造する」というミッションを掲げ、2020年に創業いたしました。クラウドネイティブなクレジットカードサービス基盤「Nudge Platform」を強みに、国内で数少ない「認定包括信用購入あっせん業者」として次世代クレジットカード「Nudge（ナッジ）」を運営しています。創業以来「Work from anywhere」を実践し、個人の価値観を尊重する組織文化を大切にしながら、未来の金融体験の創造に取り組んでいます。
設立日：2020年2月12日
代表者：代表取締役 沖田 貴史
所在地：東京都千代田区大手町一丁目6番1号 大手町ビル4階 FINOLAB
資本金：約46億円（資金準備金等含む）
関連リンク
コーポレートサイト：
https://nudge.works/
採用情報：
https://nudge.works/talents
公式note：
https://note.com/nudgecardプレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
