【シーイーシー】生産工場の省エネ・脱炭素を支援する『GX向け消費電力量シミュレーション』を提供開始
株式会社シーイーシー
～生産工場内設備の消費電力量を予測し、クリーンで効率的な工程設計をサポート～
株式会社シーイーシー（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：姫野 貴、以下 シーイーシー）は、生産工場の省エネルギー・脱炭素化の推進を支援する『GX※１向け消費電力量シミュレーション』を、2025年12月19日（金）より提供開始します。
本シミュレーションはシーイーシーが提供する、生産ライン業務最適化支援ツール「RaAP（ラープ）※２」に追加された機能です。これにより、生産ライン上の各設備が「いつ」「どれだけ」の電力を消費しているかの可視化、解析が可能となります。その結果、CO2排出量の把握ができるようになり、カーボンニュートラルの実現性について、客観的に検証することができます。
シーイーシーは、本機能を2030年までに製造業30社へ導入することを目標としています。さらに今後も、生産工場におけるカーボンニュートラル達成に向け、クリーンで効率的な生産方法を推進するソリューションを提供し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1：GX（グリーントランスフォーメーション）。環境保護を目的とした変革のこと。脱炭素社会への移行を促進し企業や政府がカーボンニュートラル政策を推進する中で重要な役割を果たす。
※2：「工場レイアウト設計」「工場内物流」の比較検討を、実際の生産能力をモデル化し、簡単・迅速に検証するシミュレーションソフトウェア。
■背景
日本政府は2050年のカーボンニュートラル実現を目指し、2023年に「GX推進法（脱炭素成長型経済構造への移行促進法）」を成立させました。これにより、エネルギー管理の対象拡大や非化石エネルギーへの転換義務化、電力需要の最適化目標への変更など、企業への要求が強化されています。特に製造業などエネルギー多消費産業には、さらなる省エネ・脱炭素対応が求められています。
こうした状況を踏まえ、シーイーシーは生産工場で発電したエネルギーを活用する新たな仕組みづくりや、工程設計に消費電力量の新たな視点を加えるなど、社会課題・環境課題の解決に向けた取り組みを開始しました。
その一環として、消費電力量をシミュレーションするソフトウェアを提供するために、シーイーシーの自社製品である「RaAP」に、消費電力量を予測する機能を追加しました。
■『GX向け消費電力量シミュレーション』について
「RaAP」に『GX向け消費電力量シミュレーション』を機能追加することで、新規生産ラインの事前検証や既存ラインの把握、ライン改善、生産変動による事前検証などに活用いただけます。また、生産設備のパラメーターに消費電力量を設定でき、生産物に対しては発生したCO2排出量を紐付けることが可能になります。
・製品サイト：
https://vrr.cec-ltd.co.jp/solution/gx/
＜GX実現のための３ステップ＞
シーイーシーでは、生産工場におけるGXを実現するため、３つのステップで取り組んでいます。ステップ1では、生産工場に関わるデータを整理・加工し、効率的な分析・検索を可能にします。ステップ2では、シミュレーションで消費電力量を予測し、ステップ3では、GX目標の最適解を導き出すために、データを利活用した伴走型の支援を行います。
[画像:
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＜価格＞
RaAP月額利用料（税抜）：20万円～（最小構成の場合）※
契約タイプ：年間契約／月間契約
※すでに「RaAP」をご利用中の場合、本機能をオプションとして追加される際の費用は、別途お見積もりいたします。
■「RaAP」（ラープ）について
「RaAP」は「工場レイアウト設計」「工場内物流」の比較検討を、実際の生産能力をモデル化し、簡単・迅速に検証するシミュレーションソフトウェアです。
・製品サイト：
https://vrr.cec-ltd.co.jp/product/raap/
※記載の会社名・商品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供：PR TIMES
記事提供：PRTimes
