“パワー系アクション俳優”とコメディの融合 大東賢が示す新たなアクション映画像
PAG事務局 パワーアクショングロウ
近年、日本映画界ではアクション表現の多様化が進み、コメディとの融合も一つの潮流となっている。そうした中で注目されているのが、「パワー系アクション俳優」というスタイルを打ち出してきた大東賢の取り組みだ。
パワー系アクション俳優とは、スピードや技巧を重視する従来のアクションとは異なり、肉体の重さや力強さ、実在感のある動きを前面に押し出す表現を特徴とするスタイルを指す。大東賢は、この身体性を軸にしたアクションを自身の作品で継続的に表現してきた。
その一方で近年の作品では、シリアスなアクション一辺倒ではなく、コメディ要素との融合にも積極的に取り組んでいる。その代表例が、監督・主演を務める映画『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』だ。同作では、パワードスーツを用いた力強いアクションと、社会風刺を含んだユーモアが組み合わされている。
力そのものを武器とするパワー系アクションは、一歩間違えば重苦しくなりがちだが、本作ではその“過剰さ”をコメディとして昇華している点が特徴とされる。肉体の衝突や誇張された動きが笑いにつながり、同時にアクションとしての迫力も維持している。
同作は2025年4月に公開され、自主制作映画でありながらSNSや口コミを通じて話題となり、ロングラン上映が続いている。アクション俳優自身が監督を務めることで、身体表現の説得力と演出意図が一致している点も、作品の評価につながっている。
2024年から2025年にかけては、『シティーハンター』や『ベイビーわるきゅーれ』シリーズなど、コメディと本格アクションを融合させた作品が注目を集めているが、大東賢の作品は「力強さそのものを笑いへ転化する」という点で、異なるアプローチを提示している。
アクション映画において、笑いは緊張を和らげる要素であると同時に、身体表現を際立たせる装置にもなり得る。パワー系アクション俳優とコメディの組み合わせは、日本アクション映画の新たな表現の可能性として、今後も注目されそうだ。
『運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』
■映画のストーリー
西暦2050年人類の総人口は100億人を突破。増えすぎた人口を維持する為の食料や水資源、エネルギー等を持続的に供給するため、月面への進出が軌道に乗り、人類の新しい歴史が始まろうとしていた。しかし、それと同時に先進国を中心に、少子高齢化問題が静かな戦争とも呼べる深刻な事態を引き起こしていた。そこに、ゴッハイを名乗る謎の武装勢力による攻撃が始まった。株式会社大東寺トランスポートのアルバイト職員、美剣疾風はパワハラとも言うべき、社長の業務指令で、C級品の安物パワードスーツで町の人の自由の為に闇の組織ゴッハイと闘う。
■映画の特徴
アクション映画『運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』は、パワー系アクション俳優の先駆者である大東賢監督のリアルな運送会社での経験とアクションへの愛情から生まれた作品です。2050年の社会問題とヒーローが融合した社会派アクションコメディ映画であり、時代劇アクションや空手アクションとともに特撮ヒーローアクションも含んでいます。同時に、社会問題もコミカルに描かれ、現代社会の課題を考えさせられる作品となっています。
■一風変わった異色の映画監督
監督・主演の大東賢さんはゴング格闘技杯アームレスリング大会元日本王者、大阪府アームレスリング連盟元理事、握力有名人名簿掲載者、日本アクション俳優握力No.1等、一風変わった映画監督です。アクション監督としてのキャリアを積み重ね、運送業でのアルバイト経験が映画『~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリ』の創作の一部となっています。
■社会派アクションコメディ映画
映画『運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ』は現代社会を鮮やかに描きつつ、アクションとコメディの要素を巧みに組み合わせた新風の映画となっています。社会問題とヒーローという一見相反する要素を融合させた斬新な作品です。運送業界という我々にとって身近な世界を舞台に、パワハラや人手不足といった現代社会が抱える問題を、コミカルかつシリアスに描き出しています。

「運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ」作品情報
2025年5月~9月上旬にかけて国内最大の映画サイト、シネマトゥディで自主映画でありながら商業映画の名作と並び、注目作品で常にトップ上位として話題になっています。
シネマトゥデイでの作品情報
https://www.cinematoday.jp/movie/T0031050シネマトゥデイでのランキングトップニュース
https://www.cinematoday.jp/news/N0149641予告編は10万回転を突破!
https://youtu.be/u3fin8KAAeY?si=Ux_MXF_98MN_68Ltテレビ局取材! 藤岡弘、さんからの熱い手紙、倉田保昭さんからのお祝いメッセージも!
https://youtu.be/FP5oWxLdH8Q?si=6x-uXxqJVpAvivZg「~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ」応援ソング
https://youtu.be/eLRIi3ZnRBA?si=5uiYm_vp3XuI8KbG小材直由の超合金鑑定 パワー系アクション俳優 大東賢 出演
https://youtu.be/jXjsm2zQbzU?si=iMWfk_hkxEoEQcDH「~運送ドラゴン~パワード人間バトルクーリエ」公式サイト
https://pagjapan11922960.wixsite.com/website-2「年内最後の上映会と舞台挨拶」
ならまちシアター青丹座(奈良県)
12月30日(火)
14時00分~17時00分
舞台挨拶とトークショーあり
*2026年8月にインドネシアのバリ島での教育機関の学校や芸術祭で上映が決定されています。

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記事提供:DreamNews