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【材料開発×AI】データケミカル、独自の生成AI活用機能をデータ解析ツールに実装

データケミカル株式会社

【材料開発×AI】データケミカル、独自の生成AI活用機

-データサイエンティストなしに高度な解析を行えるツールへ-


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99918/25/99918-25-791b2340cc79f41364d03421ae43fef5-2829x1885.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


データケミカル株式会社(代表取締役:吉丸昌吾、本社:東京都渋谷区)は、展開する材料開発のAI・機械学習クラウドサービス「Datachemical LAB(データケミカルラボ)」において、生成AIを活用した「AI自動解析機能」と「チャットボット機能」を新たに追加し、2025年12月22日に提供開始します。
本機能では、一連のデータ解析プロセスを自動実行するだけではなく、生成AIに弊社知見を組み合わせることで、高度な専門性と信頼性のある技術的な回答を出力。また独自のデータ処理により、データの機密性を保持しながら安全に生成AIを活用することができます。(関連特許出願済み)
データサイエンティストに依存せず、現場の技術者が高度なデータ解析を行える環境を実現します。

データサイエンス活用を、もっと手軽に。もっと身近に。

金属・ゴム・薬品などの材料開発では、膨大な実験条件の検討が必要であり、従来は技術者の知見や経験に大きく依存していました。また近年、生成AIの進展によりデータサイエンス活用への期待が高まる一方、専門領域でのハルシネーション(誤った推論)リスクや情報セキュリティへの懸念が、現場導入の障壁となっていました。

当社の提供する「Datachemical LAB」は、分子・材料・プロセス設計において、手持ちの実験・製造データをもとにAI・機械学習で最適な条件を予測し、開発プロセスを効率化できます。2022年のリリース以来、約70社に導入され、高く評価されています。
これまで弊社は、機械学習機能の高度化に加え、活用動画やシナリオ学習などのe-ラーニング機能を充実させてきましたが、今回さらに実務上での活用ハードルを下げるために、生成AIを独自に活用した新機能を開発しました。

初めてのデータ解析を支援する「AI自動解析機能」

新たに搭載した「AI自動解析機能」では、データの可視化、予測モデル最適化、次の実験条件探索といった一連の解析プロセスを自動で実行します。ユーザーは材料開発での実験データを読み込むだけで、手間なしに解析結果を得ることができます。

最大の特長は生成AIに独自技術を組み合わせた結果解釈付きのレポート出力にあります。これまでデータサイエンティストが担っていた、解析結果の捉え方やアクションプランの提示を実験データに合わせて自動生成します。
汎用的な生成AIサービスでは、専門性の高い材料開発でのデータ解析において、ハルシネーションが発生しやすいという課題があります。そこで弊社では、独自に構築したデータベースと結果に対するルールベースの回答システムを生成AIに組み合わせ、信頼性の高い解釈内容を出力できるようにしました。

また生成AIの安全利用にも配慮しております。Datachemical LABは、解析後にデータをクラウド上に残さない設計を採用しており、情報漏洩リスクを抑えています。一方生成AIの活用時は、外部サーバーに入力データが保存されるため、情報セキュリティ上の懸念があります。特に実験データ中の具体的な材料種や測定項目などの特徴量名は機密情報に当たります。そこで弊社では、特徴量名に任意の文字で自動的にマスキングした状態で生成AIに入力し、回答の出力後に復元するシステムをDatacheical LAB上で構築しました。それにより、データの機密性を保持しながら生成AIを活用することができます。

専門性の高い解析手順・結果でありながら、初めてデータ解析に取り組む方でも理解しやすく設計されており、実際の業務の中で円滑に実行できます。
<AI自動解析機能の特長>※特許出願済み
・一連の解析プロセスを自動化
・生成AIと弊社知見を独自に組み合わせた信頼性の高い結果解釈
・特徴量名の自動マスキングによる情報セキュリティ確保

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99918/25/99918-25-79a2879eab998572206378144be5b091-3900x1740.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1 AI自動解析機能 (左:条件設定画面、右:解析完了後のレポートプレビュー画面)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99918/25/99918-25-d1c0175996d2ef04f38c515b4a18dc7d-2311x780.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2 AI自動解析機能 システム構成図

独自ナレッジを活用した高信頼チャットボット

もうひとつの新機能である生成AIを活用した「チャットボット機能」は、データ解析の基礎からDatachemical LABの具体的な使用方法まで、自然な日本語入力だけで回答します。
回答生成にあたっては、Datachemical LABのサポートサイトや弊社CTO金子弘昌(明治大学教授)による技術解説資料など、信頼性の高い情報をもとに構築したデータベースを参照します。参照元も併せて表示されるため、調査や確認の手間を削減し、より円滑にDatachemical LABを実務で活用できます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/99918/25/99918-25-ef7778f12de5c9d1d01e1b855933d185-601x955.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図3 チャットボット機能 入力と応答対応の例




弊社は今後ともDatachemical LABの高機能化を進める一方で、解析プロセスの自動化と生成AI技術を組み合わせることで操作性を向上させ、データサイエンティストに依存せず、現場の技術者自身が高度なデータ解析を行えるサービスを追求して参ります。

※弊社生成AI機能は、Microsoft社のAzure OpenAI serviceを基盤としており、入力データの安全性を最優先に設計されています。入力データは学習データに使用されません。

【Datachemical LABについて】
弊社CTO金子弘昌(明治大学教授)が運営するデータ化学工学研究室の知見をもとに開発された、材料開発・製造現場向けのAI・機械学習クラウドサービスです。
<サービスの特長>
・ラボ実験から量産化まで、手持ちのデータをもとに一貫して効率化
・少量データでも高い予測精度を実現し、短期間で開発目標到達
・シンプルな操作画面で、初学者でも安心して解析可能

Datachemical LABサービスサイト:https://www.datachemicallab.com/

【会社概要】
会社名:データケミカル株式会社
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23-4 桑野ビル2階
設立 :2021年10月
会社サイト:https://www.datachemical.com/
事業内容:化学・工学分野を専門としたAIクラウドサービスの提供

本リリース、サービスに関するお問合せ先:
E-Mail:info@datachemical.com TEL:03-6778-2045

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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