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レトロ雑貨店女性店主が初めてのクラウドファンディングに挑戦 群馬県桐生市で見つかった日本刀の研磨・保存を目指す 刀剣や古い文化財の保存意識へ啓蒙の目的も

淡竹89

レトロ雑貨店女性店主が初めてのクラウドファンディン

【募集期間】2025年12月20日~2026年2月22日 クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」及び「ファンディング桐生」にて募集


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-07ea875ed66766a81d707493dfbde389-1196x800.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クラウドファンディング「古民家から見つかった一振の日本刀から、古きものを大切にする心を伝えたい!」メイン画像

昭和レトロな雑貨やリユース着物を扱う「淡竹89(読み:ハチク)」(実店舗:群馬県桐生市、店主:高井千恵)は、群馬県桐生市の古民家で発見された一振の刀剣をきっかけにその研磨・保存のための資金を募るクラウドファンディングを、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」および「ファンディング桐生」にて開始しました。募集期間は2025年12月20日(土)から2026年2月22日(日)で、募集金額は「CAMPFIRE」「ファンディング桐生」合わせて50万円を目指します。

「CAMPFIRE」URL:https://camp-fire.jp/projects/908424/view
「ファンディング桐生」URL:https://kiryu.fund/projects/wfc3qmcRBTxU/

刀剣発見からと刀剣登録までの経緯

2025年3月下旬「淡竹89」店主 高井千恵に空き家の不用品引き取り依頼があり、片付けに同行。その際、空き家所有者から「天袋から刀剣らしきものが出てきた」と相談を受けました。その際、刀剣登録証は見当たりませんでした。
後日刀剣所有者(刀剣が見つかった家屋の所有者)と高井千恵が桐生警察署へ刀剣発見届を提出。発見届提出済証を取得しました。
2025年9月、刀剣審査会にて審査を受け、日本刀の製法で作られた刀であり登録が可能との結果が出たため刀剣の登録と登録証の発行を行いました。

クラウドファンディングで資金を募る理由と、発起人の思い

今回研磨予定の刀剣は、将成鍛刀場 工藤将成氏により「美術刀剣としての市場価値はほとんどないと思われる状態と作品内容とみられる」との解説を受けており、研磨後に売買したとしても売却額が研磨費用を上回る可能性は低く、一般的には研磨や保存の必要性は低いとされるものです。
今回あえて美術的価値の低い刀剣の研磨を目指す理由は、クラウドファンディング発起人の思いにあります。

発起人が店主を務める「淡竹89」の商品は、昭和のノベルティグラスや日常使いのお茶碗、製造当時カジュアルウェアであった銘仙の着物など、暮らしの中で使われてきた身近な道具が中心です。
刀も本来は日常の道具でしたが、その危険性から現在では「銃砲刀剣類所持等取締法」において「美術品若しくは骨とう品として価値のある火縄式銃砲等の古式銃砲又は美術品として価値のある刀剣類(銃砲刀剣類所持等取締法 第14条より)」として都道府県教育委員会による登録を受けなければ所持することができないと定められています。
刀剣の登録には登録料(6,300円)および発見届の提出や刀剣登録会への出席などの労力がかかるため、美術刀剣として価値が高いと判断された以外の刀は廃棄される事例が多いことが現状です。
発起人は美術的価値が低いとされた刀剣が廃棄されてしまいやすい現状に課題意識を覚え、今回のクラウドファンディング開始に至りました。

「すごい武士が持っていたものや、有名な刀工さんが打ったものではない刀。でもその刀は、歴史に名前は残さなくても懸命に生きた誰かの人生の傍にあったかもしれない。特別なお役目は果たさなくても、着実に続いていったどこかの家の歴史を見てきたかもしれない。そんな『名刀ではない刀』を、一本でも多く未来へ残すきっかけになれたらと思っています。(発起人 高井千恵コメント)」
【淡竹89 刀剣クラウドファンディングプロジェクト概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/174869/table/1_1_751404306651d394551f422ad2b5c311.jpg?v=202512221015 ]

クラウドファンディングを通して実現したい社会的意義

■刀剣の保存方法を伝え、刀剣文化継承の一端となりたい
今回のプロジェクトは、刀剣保存のための資金を募るだけでなく、本プロジェクトを通じ刀剣の保存意識や保存方法などを発信する目的があります。
発信する内容は、刀剣類の登録手続きの流れのほか、刀剣の刀身自体を廃棄する場合でも拵(こしらえ:鞘などの外装)は登録等の手続きなく保管できるといった内容です。こうした発信をきっかけに、地方に残る文化財や古い道具の保存意識を広げ、文化や歴史の継承の一端を担うことを狙いとしています。
発起人は「以前、別のお客様からも『実家から刀が見つかった』と相談を受けたことがあります。その際は私の知識が少なかったこともあり、一般的な登録手続きの方法を伝えるに留まりました。後日、そのお客様に連絡をとったところ刀剣を廃棄したとうかがいました。相談を受けた際、拵であれば残すこともできると伝えれば、なにか事態は変わったかもしれないと今でも後悔しています。」と語ります。
本プロジェクトでは、クラウドファンディングサイトだけでなく、instagram・X(Twitter)・Youtube等も利用し、刀剣の保存方法等について発信していく予定です。
■「織物の街・桐生」の新たな歴史的魅力の発信にも
今回の刀剣は群馬県桐生市で発見された刀剣であり、この刀を通して桐生の新たな歴史的魅力を発信することも目的としています。
桐生市は「織物の街」として全国的な知名度を誇り、繊維産業に関わる職人技は今なお注目されていますが、武士文化の歴史的魅力の発信は発展途上の段階です。
桐生には南北朝時代から戦国時代にかけて「桐生氏」という武家がいた歴史があり、桐生国綱によって築かれた「柄杓山城(桐生城)」の遺構は遊歩道として整備されてます。こうした桐生に残る桐生の武士文化の魅力を今回発見された刀剣を通じて全国的に発信することも本プロジェクトの目的のひとつです。

研磨予定刀剣の紹介および刀鍛冶・工藤将成氏による刀剣解説  

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-4691c9c8ba0955b5c5a55e3be5375cbe-698x390.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
無銘短刀 刀身

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-12fe4ebb126ab2f98d325dba32c46178-808x505.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
無銘短刀 刀身および拵


無銘
種別:短刀
長さ:28.1センチメートル
反り:0.9センチメートル
目くぎ穴:1個
錆び等により刃文などの確認が難しいため、正確な作成時期や場所などは現状不明。
2025年11月下旬 将成鍛刀場 工藤将成氏による簡易な錆び切り、窓開け(部分研磨)を実施し、美術的に問題のある決定的な瑕疵は認められなかったため、研磨、修繕の対象と認められる。

■刀鍛冶・工藤将成氏による刀剣解説
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-4f4c3acd6a0eb3354551c4db0c03b407-1414x2000.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


桐生商工会議所とCAMPFIREが提携する支援サービスを活用            

本プロジェクトでは「CAMPFIRE」での募集について、桐生商工会議所とCAMPFIREが提携して実施する「クラウドファンディング仲介事業」を活用いたします。「クラウドファンディング仲介事業」とは、会議所の会員事業者等が実施するクラウドファンディングをサポートする支援サービスで、資金調達成功時の手数料を軽減する仕組みです。
潤沢な資金を持たない個人事業主が発起人となるクラウドファンディングにおいて手数料の軽減はプロジェクト開始のハードルを下げる仕組みであり、発起人も「桐生商工会議所さんにたくさんのご協力をいただいたおかげで実現できています!」と話します。

地域に密着したクラウドファンディングサイト「ファンディング桐生」を活用        

「ファンディング桐生」は地域密着型のクラウドファンディングサイトであり、これまでも「第4会 桐生ジャズフェスティバル」や「桐生のニューヒーローを誕生させよう!群馬のご当地ヒーロー、G-FIVEに桐生にちなんだ追加戦士をつくりたい」など、桐生にまつわるクラウドファンディングプロジェクトの支援金募集プラットフォームとして機能しています。
本プロジェクトも桐生で見つかった刀剣を発端としているため、桐生在住のユーザーに向けての発信力を高めるべく「ファンディング桐生」を利用しています。
発起人は「以前、ファンディング桐生で募集していたクラウドファンディングを支援した経験もあり、今回利用できて大変嬉しく思います!桐生に特化したクラウドファンディングサイトがあり、担当者の方に色々とご相談に乗っていただいたことも、このプロジェクトが実現する大きな力になりました。」と話します。

返礼品一覧              

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/174869/table/1_2_2aaed8477ea7b8c60f0a5703b960ceeb.jpg?v=202512221015 ]
(※)がついているリターンには「刀剣ポストカード(デジタルまたは現物)+お礼のメッセージ」が付属します。
※リターンの内容には変更・追加が発生する可能性があります。

注目の返礼品           

■群馬県ふるさと伝統工芸品「桐生打刃物」の切り出し小刀
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-340985c710429b3c4bfa375d29d5bc77-3023x1724.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リターンのひとつである、野鍛冶・梅翁製作の切り出し小刀

群馬県ふるさと伝統工芸品「桐生打刃物」製造者である、打刃物 梅翁 天利保永氏による、切り出し小刀です。木工加工やアウトドアなど、幅広い用途でお使いいただけます。
右利き・左利き用を選ぶことが可能です。
〇桐生打刃物 特徴
「軟鋼にハガネをはりつけ、何度もつちで打ち、鍛え上げながら刃物をつくっていく。これらの高度な技術により製作された打刃物は、手になじみ、使い易く、そのうえ長持ちし、プロの料理人や大工職人などに愛用されている。」
(桐生市HPより引用:https://www.city.kiryu.lg.jp/sangyou/1012348/dentou/1002621.html
野鍛冶 梅翁 instagram:https://www.instagram.com/kajiya_baiou/
■桐生の代表的な行事・桐生祭りを象徴する「鉦(かね)のキーホルダー」
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-fb4ba26184b71a37f11dab86a0b08647-621x789.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リターンのひとつである、鉦(かね)のキーホルダー

桐生を象徴するイベント「桐生祭り」において、八木節を演奏する際に使われる楽器チャカポコ(桐生での通称。正式名称は「すりがね」)を、ミニチュアサイズにしたキーホルダーです。
制作は、桐生市菱町にて金属製品の制作や金属加工の体験工房を行っている下山製作所です。
下山製作所HP:https://kakouya.shimoyamaseisakusho.com/
■オリジナル草木染の御刀枕
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-21b07bf46ad6c54a54fc0f47ee94e339-805x492.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
御刀枕の使用イメージ

桐生の繊維産業技術×刀剣文化の接点として、オリジナルの御刀枕(刀剣の手入れ等の際、一時的に刀剣を置く道具)を制作します。
染色では、桐生市本町1丁目にて染色の研究や染・織の体験教室等をされている「天然染色研究所」にご協力いただきます。
縫製は、桐生市を拠点に帽子作家として活躍し、様々な製品を製造されているswingset氏に依頼予定。
生地には、御刀枕の材料に適しているとされる正絹の羽二重を使用します。
天然染色研究所HP:https://shimiiru.localinfo.jp/
Swingset instagram:https://www.instagram.com/sewin_gset/
■オリジナルデザイン「桐生城」御城印
お城巡りの“証”として近年人気を集めている御城印について、本プロジェクトでは、上州群馬の魅力発信を目的に御城印や武将印の制作を行っている「群馬御城印プロジェクト」の協力のもと、完全オリジナルデザインの「桐生城」御城印を制作する予定です。
「桐生城」の御城印は、桐生市観光情報センター「シルクル桐生」にてさまざまなデザインのものが販売されており、桐生観光や桐生城(柄杓山城)登城の記念品として親しまれています。
今回制作するオリジナル御城印のデザインについては、決定次第、クラウドファンディングページおよびSNS等にて順次お知らせいたします。
群馬御城印プロジェクトHP:https://gunma-gojyoin.com/
桐生市観光物産協会 シルクル桐生 instagram:https://www.instagram.com/kiryu_tourism_association/
■刀鍛冶・工藤将成氏による刀剣勉強会の参加券
桐生市を拠点に刀鍛冶として活動されている、「将成鍛刀場」の工藤将成氏が講師をつとめる刀剣勉強会の参加券です。
勉強会では、研磨後の刀剣を実際に鑑賞しつつ、刀鍛冶の技術や刀剣鑑賞について工藤氏より解説をいただく予定です。
日程:2026年7月12日(日)※時間未定
会場:桐生市「まちなか交流館」(桐生市本町一丁目7番4号)を予定
将成鍛刀場 工藤将成 instagram:https://www.instagram.com/masashigekudoh/
将成鍛刀場HP:https://masashigesword.com/

日常の道具だったかもしれない「名もなき刀」を救いたい!古い物を愛する者の思い

クラウドファンディング発起人 淡竹89 高井千恵コメント
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-fcffa29fc80ea4e093f26a8f1690bdda-1049x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
淡竹89店主 高井千恵

子どものころから時代劇が好きで、古い道具に愛着があり淡竹89を始めました。私が好きだった時代劇の刀は、天下を取るような戦国大名が持つ刀ではなく、名もなき浪士や下級武士が使っていた刀。今回見つかった刀も、もしかしたらそういった刀だったのかも?と想像するだけでワクワクしてしまいます。
「古い道具」という意味では、食器も着物も刀も同じですが、刀はその性質上、所持のハードルが高いもの。「美術的価値が低く、売ってもお金にならな
いから」という理由で廃棄されてしまうことが多い現状を少しでも変えられたらと思っています。
今回の刀は桐生で見つかったものであり、私自身桐生にお店を開いてからこの街にたくさんお世話になりましたので、桐生へのささやかな恩返しになればと思い、桐生にまつわるリターンをたくさんご用意しました。
桐生にお住まいの方はもちろん、桐生に来たことがない方にも刀剣をきっかけに桐生という街を知っていただき、遊びにきていただけたら嬉しいなと思っています!

レトロ雑貨店「淡竹89」について

2022年12月、群馬県桐生市宮本町にて開業。昭和期に作られたガラス食器や、生活雑貨、陶器のほか、リユース着物等を取り扱っている。
主に着物を着るユーザーを対象に「着物でお出かけ」のイベントを開催しており、桐生市周辺のスポットへ着物を着て出かけることで、着物の楽しさを発信している。
淡竹89 これまでの活動(一部)
●GUNMA CRAFT MARKET × TAKASAKI ANTIQUE FES(群馬クラフトマーケット×高崎アンティークフェス)出展
●「大人女子のためのViBLiss marche」出展
●「着物でお出かけ!五の会 茶摘み体験」開催
 ※「梅田ふるさとセンター」主催の「桐生梅田茶のお茶摘み体験」を利用したイベント
【店舗概要】
社名:淡竹89(読み:ハチク)
所在地:群馬県桐生市宮本町1-7-18
営業時間:9時~18時 定休日:水・木
代表者:高井 千恵
オンラインショップ:https://hachiku89.official.ec/
Instagram:https://www.instagram.com/89hachikuchie/
X(旧Twitter):https://x.com/hachiku89retro

刀剣写真

[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-5c0d7813635ac0419e36a3e6bb7dcda2-612x455.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-d155c5c93175add0106760638167d026-686x497.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-72e31e253ab02628f2398b236c1f5948-721x535.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像12: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-4462d8b6643381b9115247a4d6196c18-367x487.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像13: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/174869/1/174869-1-a4ab01f3249f404e191ebacd44e74702-475x343.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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