AIに仕事を奪われる時代到来か?約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感
株式会社NEXER

株式会社NEXER・仕事とAIに関する調査
株式会社NEXERは、建設・不動産専門の転職エージェント「株式会社RSG」と共同で「仕事とAI」に関するアンケートを実施したので、その結果を紹介します。
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■自分の仕事がAIに代替される可能性を感じる?
近年、生成AI技術は急速に進歩し、仕事のあり方を根底から変えつつあります。
「自分の仕事が将来的にAIに代替されるのではないか」という不安は、多くのビジネスパーソンにとって現実的な懸念です。
ということで今回は株式会社RSGと共同で、現在働いている全国の男女400名を対象に「仕事とAI」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社RSGによる調査」である旨の記載
・株式会社RSG(
https://rsg-c.jp/)へのリンク設置
・RSG転職ナビ(
https://rsg-tenshokunavi.jp/)へのリンク設置
「仕事とAIに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年12月3日 ~ 12月11日
調査対象者:現在働いている全国の男女
有効回答:400サンプル
質問内容:
質問1:現在の仕事でAIを活用していますか?
質問2:どのような業務で使っていますか?
質問3:AIの普及によって、自分の仕事はどうなると思いますか?
質問4:そう思う理由を教えてください。
質問5:自分の仕事がAIに代替される可能性があると感じていますか?
質問6:その理由を教えてください。
質問7:AI時代に備えて、スキルアップや資格取得など何か取り組んでいることはありますか?
質問8:具体的に何をしていますか?
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■10.8%が、現在の仕事でAIを「日常的に活用している」
まず、現在の仕事でAIを活用しているかを聞いてみました。
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業務でAIを「全く活用していない」層が約6割と圧倒的多数を占め、現時点でのビジネスシーンにおけるAI利用は限定的です。
「日常的に」または「たまに」活用している層は合わせても3割弱に留まっており、多くの職場ではAI導入の初期段階か、未だ浸透していないようです。
■45.5%が、使っている業務内容は「情報収集」
次に現在の仕事でAIを活用している方に、どのような業務でAIを使っているかを聞いてみました。
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「情報収集」が約45.5%と最も多く、AIを調べるツールとして利用する傾向が強いことが分かります。
次いで「資料作成」「メール・文章作成」といった定型的な文書業務が続き、AIは創造的な作業よりも、時間のかかるインプットやアウトプットのアシスタントとして活用されているようです。
■44.8%が、AIの普及によって自分の仕事は「効率化されると思う」
続いて、AIの普及によって自分の仕事はどうなると思うかを聞いてみました。
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AI普及により「効率化されると思う」層は44.8%と半数弱に達し、多くの方がAIを脅威よりはツールとして認識しています。
しかし、「あまり変わらないと思う」が47.3%と最も多く、警戒心が強い方も多数見られました。
「仕事が脅かされると思う」層は1割未満であり、自身の業務が直ちに代替されるという危機感は低いといえます。
次に、それぞれの回答理由を聞いてみました。
あまり変わらないと思う
・私の仕事は手作りを売りにしている製造業だから。(30代・女性)
・対人の仕事だと思っているので。(40代・女性)
・AIができる仕事ではないから。(40代・女性)
・手仕事、職人だから。(50代・男性)
ある程度効率化されると思う
・ソースコードなど簡単にヒントをくれるから。(40代・男性)
・自分で一から十までやらずに、ある部分をAIに任せてその結果を自分がチェックするという方法で、仕事の効率が上がっているから。(60代・男性)
・PCの設定方法など、検索だけでは分からなかったことがAIで解決できるようになり業務の中断が最小限になった。(60代・男性)
・一般的なグーグル検索より的確な答えが返ってくるからです。(60代・男性)
かなり効率化されると思う
・計算によって精度を確保しなければいけない場面が多いから。(30代・男性)
・人がやることを代わりに自動でやってくれるので、作業の半分以上は短縮できている。(40代・男性)
・伝え方にあれこれ悩む時間を、大幅に削減できるから。(50代・女性)
・会議資料の作成、会議結果報告の作成などは時間のかかる事務であったが、ほとんど完璧に作り上げてくれる。(60代・男性)
仕事が脅かされると思う
・人がいらなくなると思うから。(20代・女性)
・何でもAIで解決してしまいそうだから。(30代・女性)
・単純作業員は排除されるから。(50代・女性)
多くの方はAIを「事務作業の自動化や情報収集を高速化するツール」として捉え、効率化を期待しています。
一方で、現場作業や対人・職人技といった人間的要素が強い仕事には影響がないと考える層と、雇用自体が脅かされると懸念する層に分かれています。
■28.3%が、自分の仕事がAIに代替される可能性があると「感じている」
次に、自分の仕事がAIに代替される可能性があると感じているかを聞いてみました。
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自身の仕事がAIに代替される可能性を「とても」または「やや」感じている層は、合計で約3割の29.3%でした。
危機感を持つ層がいる一方で「まったく感じていない」層も約3割を占め、代替可能性への実感度合いは個人や職種によって大きく分かれています。
AIの浸透度と比較して、危機感が限定的であることが特徴的です。
とても感じている
・AIによる自動化によって人件費が削減される可能性が高いから。(20代・女性)
・業務の一部がAIによる画像生成やデータ処理に置き換えられると感じる。(30代・男性)
・審査業務を主にやっているが、それこそAIの得意分野と思われる。(60代・男性)
やや感じている
・データ分析や定型業務はAIに代替されそうだから。(20代・女性)
・最近のAI技術の傾向から、業務の効率化は進むだろうと感じている。(30代・男性)
・仕事の引継ぎに使えそうなので、変わってもらえるとうれしいし、期待する。(60代・男性)
あまり感じていない
・すでにAIを用いた方法が出ているが、影響がないから。(30代・男性)
・子ども相手の仕事はAIだけではできないと思うので。(40代・女性)
・人間の判断が必要な業種だから。(50代・男性)
・代替できない職種だから。(60代・男性)
まったく感じていない
・手作りを売りにしているため、AIによる大量生産とは競合しない。(30代・女性)
・クリエイティブな仕事は、AIには一生できないから。(40代・男性)
・現場作業が多く、物理的な行動が必要な仕事だから。(50代・男性)
・労務系の仕事で、個別の法律対応や感情的な折衝が必要だから。(60代・男性)
AIの影響認識は、定型業務の自動化による人件費削減を懸念する声が多い一方で、顧客の個別ニーズ判断や身体的な労働はAIには難しいという信頼も見られます。
とくに若年層は代替リスク、高年層は業務の特殊性を理由に挙げています。
■8%が、AI時代に備えて、スキルアップや資格取得など何か取り組んでいることが「ある」
続いて、AI時代に備えて、スキルアップや資格取得など何か取り組んでいることはあるかを聞いてみました。
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AI時代に備えてスキルアップに取り組んでいる層は、わずか8%で、9割以上が具体的な行動を起こしていないことが判明しました。
次に、AI時代に備えて取り組んでいることは何か、自由回答で聞いてみました。
AI時代に備えて取り組んでいることは?
・資格のための勉強。(30代・男性)
・AIの使い方のスキルを常に身につけるようにしている。(40代・女性)
・将来の実用化に向けて社内でも検討中です。(40代・男性)
・人間らしい傾聴力向上。(50代・女性)
・想像力。(50代・男性)
AI時代への備えとして、回答者は二つの方向性で対策に取り組んでいます。
一つは、資格取得や利用スキルの習得など、AI技術を積極的に活用する姿勢です。
もう一つは、AIが苦手とする傾聴力や想像力といった人間特有の能力を磨くことで、差別化を図ろうとする意図が見て取れます。
とくに幅広い年代で、AIとの共存を意識した行動が重視されていることが分かります。
■まとめ
今回は、自分の仕事がAIに代替される可能性に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
職場でのAI活用は6割が未導入と限定的ですが、約45%は業務の効率化を期待しています。
代替リスクを感じる層は約3割に留まり、危機感は限定的です。
しかし、具体的なスキルアップに取り組むのはわずか8%で、AIに対する意識と行動の間には大きなギャップがありました。
今の仕事がAIに代替えされるかもしれない…人にしかできない職を極めたい方は、専門性や転職後の定着率の高さに特化した人材紹介サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと株式会社RSGによる調査」である旨の記載
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