WASSHA、ZARIBEEを完全子会社化しモビリティ領域へ本格参入
WASSHA株式会社

所得が不安定なアフリカのお客様に対する「所得創出」ソリューションを推進
WASSHA株式会社(ワッシャ、本社:東京都文京区、代表取締役:秋田智司、以下「WASSHA」)は、2026年1月1日付でケニアにおいてギグワーカー向けにバイクのファイナンスリース事業を展開する株式会社ザリビー(本社:東京都港区、代表取締役:盛田連司、以下「ZARIBEE」)の全株式を取得し、同社を完全子会社化した事をお知らせいたします。
ZARIBEEの株式は、スカイライト コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:羽物俊樹、以下「スカイライト」)および株式会社アンカバードファンド(本社:東京都港区、代表取締役:寺久保拓摩、以下「UNCOVERED FUND」)から取得しました。今回の株式取得にあたり、一部対価を株式交換としたため、今後スカイライト コンサルティング社はWASSHAの株主として継続してご支援を頂きます。
本件は、WASSHAがこれまで展開してきたエネルギー分野に続き、ヒト・モノの移動と所得機会を支えるモビリティサービス分野へと事業領域を拡張する戦略的な取り組みです。
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背景
サブサハラ・アフリカでは、依然として約6億人が安定した電力アクセスを持たず、また若年人口の増加に対して十分な雇用機会が創出されていない状況が続いています。世界銀行によれば、同地域では今後も労働人口が急速に増加する一方、インフォーマルセクターに依存する個人事業主の割合が高く、「働く意欲はあるが、働く機会、働くために必要な資産・それを購入するための金融サービスへのアクセスが限られている」という構造的課題が存在しています。
ケニアではバイクタクシー(Boda-boda)を中心とした個人事業主が、都市・地方を問わず人々の移動と経済活動を支えています。一方で、多くの人が二輪車購入のための良質な金融サービスにアクセスできず、高金利のローンや高額のレンタルを利用しており、所得創出の機会が制限されています。
こうした課題に対し、ZARIBEEは丁寧かつ正確な与信判断と契約後の密接なコミュニケーションによるバイクの稼働状況の把握・支払いのフォローアップを通じて、お客様が安定して継続的に所得を得られる環境を構築してきました。同社が現地に根差して獲得したこの事業ノウハウは、長期的な価値創出を支える本質的な強みであると捉えています。
一方、WASSHAは過去12年間にわたり、アフリカ5カ国(タンザニア、ウガンダ、モザンビーク、コンゴ民主共和国、ナイジェリア)においてEnergy-as-a-Service(EaaS)事業を展開してきました。その中で、日本人駐在員を前提とせず、各国で優秀な現地マネジメント人材を採用・育成することで、現地人材主体の業務運営ノウハウと、複数国への事業展開を実現できる組織体制を構築してきました。このモデルは、単一国・単一事業にとどまらず、他の領域にも横展開可能な再現性の高い基盤であると考えています。
今後の展望
今後、WASSHAはZARIBEEを完全子会社としてグループに迎え入れ、同社の事業ノウハウと、WASSHAの業務効率化および組織現地化の仕組みを掛け合わせることで、モビリティ領域における課題解決を加速させます。
まずは、ケニア国内において、ZARIBEEのビジネスモデルの安定性および収益性を一層高めるとともに、現地マネジメント人材の育成や業務プロセスの精緻化を通じて、持続的な事業運営体制の構築を図ります。その上で、WASSHAがこれまで複数国で実現してきた現地人材主体の運営ノウハウを活かし、EaaS展開国を含むアフリカ周辺国への進出に向けた準備を段階的に進めていく方針です。
本取り組みにより、より多くの個人事業主がより好条件でバイクを入手し、所得を安定的に得られる環境をつくり、エネルギーに加えてモビリティという切り口からも、生活インフラの強化と経済活動の持続的な成長に貢献していきます。
また、ZARIBEE社とのPMI経験を体系化し、WASSHAのMissionである「Power to the People(ビジネスを通じて人々をエンパワーする)」と合致する領域において、お客様の課題解決・成長支援分野で価値ある事業を有し、更なる成長余地を持つ企業を対象にM&A・資本提携を進めていきます。
様々なソリューションをより短期間でより広い地域へと展開可能な形に磨き上げながら、事業成長の加速とともに、より多くの人々の可能性を制約してきた壁を取り除くことで、「できない」を「できる」に変えていく社会の実現を目指します。
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各代表者コメント
■ WASSHA株式会社 代表取締役CEO 秋田智司
このたびZARIBEEをWASSHAグループに迎えるにあたり、同社を支えてこられたスカイライトコンサルティング、アンカバードファンド、そしてZARIBEEのチームの皆さまに、心より敬意を表します。
ZARIBEEはケニアで多くのBoda bodaライダーとその家族の生活を支える確かな価値を生み出してきました。この価値を、より広く、より多くの方々に届けていく役割を担うことに大きな責任を感じると同時に、それ以上のやりがいとワクワクを感じています。
私がアフリカでビジネスを通じて社会課題の解決に取り組みたいと考えるようになった原点は、大学院時代にC.K.プラハラッド氏の「The Fortune at the Bottom of the Pyramid」に触れたことにあります。その日本語版『ネクスト・マーケット』を翻訳されたスカイライトコンサルティング社と今回ご縁を頂けたことを大変光栄に感じています。また、アンカバードファンドの寺久保さんからは、これまでアフリカ各国のスタートアップが起こす社会変革について多くの示唆を頂いてきました。両社からバトンを受け取り、盛田さんを始めとするZARIBEEの皆さんと互いの経験を共有し、学び合いながら、当社のVisionである Unlock Humankind’s Limitations(人々の可能性を制約してきた壁を取り除き、「できない」が「できる」に変わる社会)の実現に向け、全力で前進して参ります。
■ 株式会社ザリビー 代表取締役 盛田連司
ZARIBEEがWASSHAグループに加わることをうれしく思います。
創業時に抱いていたのは、お客さん、スタッフ、その家族までもが「この会社があってよかった」と思える場をつくりたいという気持ちだけでした。
そんなZARIBEEは累計5,000台のバイクを提供し、1,700人以上がバイクという資産を手にしました。一人のライダーの背後には約10人の家族がいることを踏まえると、ZARIBEEはすでに数万人規模の生活に関わる存在になっています。これは支えてくれるお客さんとスタッフの努力の結果です。
今後WASSHAグループに加わることで、ZARIBEEは次の成長段階に進みます。両社の強みを組み合わせ、より多くの人々に価値を届けられる未来を期待しています。
■ スカイライト コンサルティング株式会社 代表取締役 羽物俊樹
当社が創業から支援してきたZARIBEEが、このたびWASSHAグループの一員となることを大変嬉しく思います。ZARIBEEのケニアにおけるバイクファイナンス事業は、現地のギグワーカーに資産所得の機会を提供する重要な役割を担ってきました。同社がさらなる成長を遂げ、より多くの方々に価値を届けるためには、アフリカ5カ国で強固な事業基盤と現地運営ノウハウを持つWASSHA社との統合が最良の選択であると確信しています。
今回の株式譲渡にあたり、当社はその対価の一部としてWASSHA社の株式を取得いたしました。これは単なる事業の売却ではなく、WASSHA社が掲げる『Power to the People』というミッション、そして彼らが創り出す未来を株主としても共に歩み、応援していくという意思の表れです。ZARIBEE、WASSHA社、ひいてはアフリカの経済成長がさらに加速することを心より願っております。
■ 株式会社アンカバードファンド CEO & General Partner 寺久保拓摩
アフリカのモビリティ領域は、1,000万人を超えるメガシティの急増や若年人口の増加を背景に急成長しています。ZARIBEEは従来金融アクセスが困難だったバイクドライバーに対し、車両提供と日々の行動データの可視化を通じて新たな「デジタル信用」を創出することを目的に2021年に創業されました。今回、WASSHA社との経営統合により、両社の強みを掛け合わせることで、アフリカ各国での事業拡大と雇用創出を通じ、次の10億人の生活と経済を持続的に押し上げるアフリカ経済成長のエンジンになると期待しています。
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会社概要
■ WASSHA株式会社
本社:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学 南研究棟アントレプレナーラボ
設立:2013年11月28日
代表者:秋田 智司(あきた さとし)
URL:
https://www.wassha.com/
問合せ先:info@wassha.com
■ 株式会社ザリビー(※以下は2025/12/31までの情報、現在はWASSHAと同住所に登記)
本社:〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー
設立:2021年5月18日
代表者:盛田 連司(もりた れんじ)
URL:
https://www.zaribee.com/
■ スカイライト コンサルティング株式会社
本社:〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー
設立:2000年3月10日
代表者:羽物 俊樹(はぶつ としき)
URL:
https://www.skylight.co.jp/
問合せ先:press@skylight.co.jp
■ 株式会社アンカバードファンド
本社:〒107-0052 東京都港区北青山2丁目7-13
設立:2019年9月26日
代表者:寺久保 拓摩(てらくぼ たくま)
URL:
https://uncoveredfund.com/
問合せ先:info@uncovered-fund.com
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記事提供:PRTimes