米AI企業テトラサイエンス、マット・スタドニー氏を最高顧客責任者に任命 製薬業界がプラットフォーム型Scientific AIへ移行する流れを反映
TetraScience, Inc.

米製薬大手メルクで24年の経験を持つ元研究開発IT担当上級副社長がテトラサイエンスに参画 バイオ医薬品分野における科学データとAIの産業化を推進
科学データとAIを手がける
TetraScience(テトラサイエンス、本社:米国マサチューセッツ州ボストン、以下 TetraScience)は、Matt Studney(マット・スタドニー)氏を最高顧客責任者(Chief Customer Officer)に任命したと発表しました。スタドニー氏は、世界有数の大手製薬企業において、科学、データ、エンジニアリングが交差する領域で20年以上にわたり実務を担ってきた、ビジネス、研究開発、IT分野の経験豊富なリーダーです。
スタドニー氏は直近まで、米製薬大手メルクにおいて研究開発ITおよび主要パートナーシップを統括する上級副社長を務め、研究、ラボ、開発プラットフォームの大規模なモダナイゼーションを主導してきました。あわせて、研究開発全体にわたるデータ、クラウド、AI活用の拡大を推進し、科学的意思決定の迅速化や実験結果の再現性向上、デジタル基盤の強靭化を実現しています。これらの取り組みを通じて、世界で1万8千人を超える科学者や研究者を支える研究開発環境の高度化に貢献してきました。
スタドニー氏が大手製薬企業での24年にわたるキャリアを経てTetraScienceに参画したことは、バイオ医薬品業界における一つの転換点を映し出しています。科学の複雑化が進み、AIが競争力の中核を担うようになる中で、個別最適化されたプロジェクト主導型の科学データやAI活用は限界を迎えつつあります。その結果、探索研究、開発、製造の各段階を横断して学習を蓄積できる、プラットフォーム型の科学データおよびAIアプローチへの移行が、業界全体で進んでいます。
TetraScienceの共同創業者兼CEOであるPatrick Grady(パトリック・グレイディ)は、
「スタドニー氏は、科学データとAIの活用において、何が機能し、どこに限界があるのかを現場で身をもって経験してきました。彼がTetraScienceに加わったことは、重心が各社独自の内製的な取り組みから、科学インテリジェンスを持続的かつ累積的に拡張できるよう設計された共有プラットフォームへと移りつつあることを示しています」と述べています。
さらにグレイディは、
「製薬業界において高い信頼と幅広い人脈を築いてきた世界水準のオペレーションリーダーであるスタドニー氏の最高顧客責任者就任は、科学データとAIの変革においてTetraScienceと連携を検討する製薬企業にとって、信頼できる選択肢となることを示すものです」と述べました。
メルク在籍時、スタドニー氏はAWS、Accenture、Veeva、NVIDIA、BCG X、QuantumBlackとの戦略的パートナーシップを設計し、構築からガバナンスまでを担うとともに、研究、臨床、製造にまたがる技術基盤のモダナイゼーション全体を主導しました。その結果、探索研究のサイクルタイムを33%短縮し、規制当局への申請を最大4週間前倒しするとともに、複数年にわたる最適化プログラムの開始から最初の6か月間で1億ドル超のコスト削減を実現しました。
スタドニー氏は次のようにコメントしています。
「私は、世界で最も複雑な製薬業界でキャリアを重ねるなかで、科学インテリジェンスをグローバルに展開しようとした際に、何が機能し、何が破綻するのかを現場で見てきました。AI時代において明確になったのは、真の変革には、根本的に新しいアーキテクチャ基盤が必要だということです。分断されたデータや個別に作り込まれたワークフローの上では、科学インテリジェンスをスケールさせることはできません。TetraScienceは、科学データを産業レベルで扱える形に転換し、組織全体で学習を蓄積・発展させていくためのプラットフォームを構築しています。グレイディ氏が長年掲げてきたScientific AIのビジョンと、TetraScienceが有する高度な技術力と科学的専門性を踏まえ、TetraScienceこそが業界の次の段階を担う存在だと確信しています」
スタドニー氏は、グローバルなテクノロジーおよびバイオ医薬品分野のリーダーシップフォーラムにおいても知られた存在であり、AI活用、プラットフォーム戦略、パートナーシップ・ガバナンスに関する助言を行ってきました。TetraScienceでは、バイオ医薬品企業の顧客と密接に連携し、プロジェクト単位のモダナイゼーションから、共有された科学データおよびAIプラットフォームへの移行を支援します。その過程で求められる組織的および運用的な変革にも、現場で伴走します。TetraScienceの「Sciborg(サイボーグ)」モデルを通じて、最高顧客責任者の役割は、プラットフォームのアーキテクチャを探索研究、開発、製造の各領域に着実に定着させ、科学的価値の向上や業務運営の高度化、さらに経済面での成果へとつなげていくことにあります。
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【TetraScience(テトラサイエンス)について】
TetraScienceは、科学インテリジェンスのためのオペレーティングシステム「Tetra OS」を開発する、科学データとAIの企業です。Tetra OSは、Scientific Data Foundry、Scientific Use Case Factory、Tetra AI、Sciborgsを統合したAIネイティブなプラットフォームで、分断されがちな科学データやワークフローを、統制の取れた再利用可能な形に変換し、探索研究、開発、製造にわたって知見を継続的に蓄積できる基盤を提供します。TetraScienceは、NVIDIA、Databricks、Snowflake、Google、Microsoftなどのエコシステムパートナーとともに、主要なバイオ医薬品企業から信頼を得ています。詳細は、
tetrascience.comをご覧ください。
※当資料は、2026年1月14日(米国時間)に米国本社から発表された
プレスリリースの抄訳版です。
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes