2026年01月16日
ロンドン
(ビジネスワイヤ) -- オムディアの最新調査によると、2025年の中国本土のスマートフォン市場は前年比1%減少し、年間出荷台数は2億8,230万台に達しました。ファーウェイは出荷台数4,680万台で、市場シェアは17%となり、首位に返り咲きました。vivoは出荷台数4,600万台、市場シェア16%で僅差の2位となりました。第4四半期の好調な業績を背景に、アップルは年間出荷台数4,590万台でトップ3の地位を維持しました。シャオミは4,370万台、OPPOは4,280万台を出荷し、それぞれ4位および5位となりました。
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2025年第4四半期は、年末プロモーションの実施および国家補助金政策の継続を背景に、市場全体の減少幅が緩和しました。中国本土のスマートフォン市場は、第4四半期の出荷台数が7,640万台となり、前年同期比で1%の減少となりました。この期間において、アップルは出荷台数1,650万台、市場シェア22%で市場をリードしました。vivoは出荷台数1,190万台、市場シェア16%で2位となりました。OPPOは市場パフォーマンスが回復し、出荷台数1,160万台を記録して、前年同期比で2つ順位を上げ、トップ3内に入りました。ファーウェイは出荷台数1,110万台で4位となり、シャオミが出荷台数1,000万台で僅差で続きました。
「アップルは、製品の差別化およびアップグレード戦略を活用することで堅調な出荷成長を達成し、全体の出荷台数を下支えするとともに、製品ポートフォリオの最適化を進めました。刷新されたiPhone 17 Proシリーズが消費者から高い評価を得ていることに加え、iPhone 17は前世代と同等のエントリー価格を維持しながら、ストレージやディスプレイ仕様を全面的に強化しています。その結果、製品構成における同モデルの貢献度は、これまでのベースモデルを上回っています」と、オムディアの主席アナリストであるHayden Houは、述べています。「ローカルブランドは、プレミアム化戦略を着実に推進しています。ファーウェイはHarmonyOSへの投資を拡大し、包括的なアップグレードを実施しました。10月にはHarmonyOS 6を発表するとともに、HarmonyOSおよびAIエコシステムにおけるイノベーション支援として、10億RMBを投資する方針を示しています。シャオミは、主力モデルであるXiaomi 17 Ultraの発売時期を12月に前倒しし、競合他社の新製品投入に先駆けて同機種を投入しました。」
オムディアのアナリストであるLucas Zhongは、次のように述べています。「2025年初頭に予測したとおり、国家補助金政策が市場に与える影響は、有機的な成長を生み出すというよりも、需要を前倒しする点に主に表れています。第2四半期および第3四半期における国家補助金の不整合により、市場は調整局面を迎えました。しかし、2025年に実施された施策を踏まえ、アップルを含む全ブランドは、製品ポートフォリオの再構築や価格戦略の調整を通じて、必要な施策の展開を完了しています。販売チャンネルのパートナーは、過去1年間で貴重な経験を積み、運営プロセスを確立しました。これに年末および今後の国家補助金政策が相まって、2026年の市場発展に向けた安定的かつ前向きな基盤が整っています。」
Houはさらに、次のように付け加えています。「2026年には、コスト上昇が中国本土およびグローバル市場の双方において、スマートフォンメーカーにとって主要な課題となるでしょう。メモリーコストの上昇により、部品供給、製品戦略、そして価格戦略を巡る環境は極めて流動的なものとなっており、メーカー各社は、コスト配分、価格競争力、そしてハードウエアのアップグレード方針の戦略的な両立を迫られています。」
Houは、次のように続けました。「短期的なコスト圧力がある中でも、メーカー各社は、フラッグシップストアの拡大や改装といったチャンネル強化、AIおよびクロスデバイスのエコシステム開発、ならびにイメージング分野のイノベーションなど、長期的な価値創出要因への投資を継続しています。中国本土のスマートフォン市場は、2026年も価値成長と製品イノベーションの年であり続けることが見込まれます。」
中国本土スマートフォン出荷台数および年間成長率 オムディアのスマートフォン市場最新動向:2025年第4四半期
ベンダー
2025年4Q 出荷台数 (百万)
2025年4Q 市場シェア
2024年4Q 出荷台数 (百万)
2024年4Q 市場シェア
年間 成長率
アップル
16.5
22%
13.1
17%
26%
vivo
11.9
16%
12.9
17%
-8%
OPPO
11.6
15%
10.6
14%
9%
ファーウェイ
11.1
15%
12.9
17%
-14%
シャオミ
10.0
13%
12.2
16%
-18%
その他
15.3
20%
15.6
19%
-1%
合計
76.4
100%
77.4
100%
-1%
注:ファーウェイは2021年第1四半期以降、HONORを含みません。OPPOはOnePlusを含みます。vivoはiQOOを含みます。
パーセンテージは四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
出典:オムディア「Smartphone Horizon Service」(セルイン出荷台数)、2026年1月
中国本土スマートフォン出荷台数および年間成長率 オムディアのスマートフォン市場最新動向:2025年
ベンダー
2025年 出荷台数 (百万)
2025年 市場シェア
2024年 出荷台数 (百万)
2024年 市場シェア
年間 成長率
ファーウェイ
46.8
17%
46.0
16%
2%
vivo
46.0
16%
49.3
17%
-7%
アップル
45.9
16%
42.9
15%
7%
シャオミ
43.7
15%
41.9
15%
4%
OPPO
42.8
15%
42.7
15%
+0%
その他
57.2
20%
61.9
22%
-7%
合計
282.3
100%
284.6
100%
-1%
注:ファーウェイは2021年第1四半期以降、HONORを含みません。OPPOはOnePlusを含みます。vivoはiQOOを含みます。
パーセンテージは四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。
出典:オムディア「Smartphone Horizon Service」(セルイン出荷台数)、2026年1月
オムディアについて
オムディアは、インフォーマ・テックターゲット(Nasdaq:TTGT)の一部であり、テクノロジー分野に特化したリサーチおよびアドバイザリーグループです。業界リーダーとの実際の対話や数十万件におよぶデータポイントに基づいたテクノロジー市場に関する深い知見により、同社の市場インテリジェンスは、顧客にとって戦略的な強みとなっています。オムディアは、研究開発(R&D)から投資収益(ROI)まで、最も有望な機会を見極め、業界の進化を後押ししています。
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