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「熊と共生する未来を探る旅」 北海道八雲町で開催されたリジェネラティブツアーの様子をお伝えします。

birch株式会社

「熊と共生する未来を探る旅」 北海道八雲町で開催さ

「共生の未来を探る旅」が生み出した新たな視点とは。


Discover Southern Hokkaidoおよびbirch株式会社(本社:北海道二海郡八雲町上八雲296-1 代表取締役:赤井義大)は、2026年2月2日~4日に「ヒグマからの恩恵を受け取ってきた町で、熊と生きる社会を再設計するリジェネラティブツアー」を開催しました。
東京、徳島、そして北海道内から参加者が集まり、八雲町の象徴である「熊」を軸に、人間と自然の境界線を問い直した3日間の記録をお届けします。

1. 「過去」を紐解く:木彫り熊の裏側に流れる、畏怖と感謝の歴史

八雲町郷土資料館の学芸員による講義や解説を受けて、参加者は縄文土器に刻まれた熊の意匠や、アイヌ文化における「キムンカムイ(山の神)」の精神性を学びました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/178225/2/178225-2-377aaf8a721b5e5e193948c68b6332e5-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
資料館学芸員による「八雲と熊の歴史をたどる」解説

特に強調して語られたのが、八雲町の名産として知られる「木彫り熊」のルーツです。かつての領主・徳川義親がクマ狩りを推奨した背景や、なぜスイスから木彫り熊を持ち込んだのか。そこには「排除」だけではない、厳しい開拓期を生き抜くための「共生」の形がありました。
「ただの工芸品だと思っていた木彫り熊が、今は共生の在り方を考えるシンボルに見える」
参加者から漏れたその言葉が、この旅が単なる観光ツアーではないことを物語っていました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/178225/2/178225-2-78128be79e61fb99ed5ae675951b8eef-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
熊彫り体験を通して文化的側面の「熊」を知る

2. 「現在」を体感する:雪上に刻まれた、野生の鼓動

2日目、一行はスノーシューを履き、現役の猟師と自然活動家と共に冬の山へ。
静寂に包まれた森の中で、「彼らの気配」を五感で探しました。
雪上のフィールドワーク: 木に残された生々しい爪跡、そして熊の通り道を想像させる地形。
プロの視点: 猟師や自然活動家の眼差しを通して語られる、近年のヒグマの行動変化と、人里との距離。
冷たく澄んだ空気を吸い込み、雪を分ける音だけが響く中、私たちは自分たちが「自然の一部」であり、同時に「よそ者」であることを肌で感じました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/178225/2/178225-2-edce1083b0aad7083d79feaeec1982f8-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
熊や鹿など様々な生き物の住処にお邪魔するという感覚

3. 「未来」を再設計する:答えのない問いに向き合う夜

夜は日頃から熊と向き合い続ける生産者、猟師、ガイドに加えて観光事業者が集い、熱いトークセッションが繰り広げられました。
なぜ今、八雲町だけでなく各地でこれほどヒグマの出没が増えているのか?
対策としての「駆除」の是非、農業被害、そして生態系の維持。登壇者それぞれの立場から語られるリアルな葛藤に、参加者からも鋭い質問が飛び交いました。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/178225/2/178225-2-4721bcf11b2ed89470644d045ed51f39-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日頃から問題に向き合う人たちの声に耳を傾ける

最終日のワークショップでは、一人ひとりが「人とヒグマ(自然)との向き合い方」「このツアーの今後の展開について」をディスカッションしました。
「共生」という美辞麗句では片付けられない、痛みや責任を伴う「再設計(リジェネラティブ)」。
その第一歩が、ここ八雲で踏み出された瞬間でした。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/178225/2/178225-2-76852c0668e0a0f0effc8f924d42885a-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
簡単に答えが出ない問題だからこそ対話が重要

滞在の舞台:対話が生まれる「ペコレラ学舎」

今回の拠点となった廃校リノベーション施設「ペコレラ学舎」は、夜遅くまで対話の場となりました。
かつて多様な生徒が過ごした学び舎で国籍や立場を超えて「命」について語り合う時間は、まさにリジェネラティブツアーの理想形。
参加者たちは、Wi-Fi完備の快適な環境で日常の仕事に向き合いながらも、一歩外に出れば野生と隣り合わせの思考に没入する。この「コントラスト」こそが、私たちのツアーで体感できる価値であることを再確認しました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/178225/2/178225-2-e8ccb6fbd8ea115b29fac6ee2d5ecdfd-2048x1365.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
廃校活用施設「ぺコレラ学舎」

ぺコレラ学舎HP

あとがき

3日間を通して感じたのは、ヒグマという存在が、私たちに「どう生きるか」を問いかけているということです。
参加者の一人は、「自然の在り方は正解がないもの。人間だけの都合で決めるのはおこがましいということを実感できる旅だった」と語ってくれました。
八雲町はこれからも、ヒグマという偉大な隣人とともに歩み続けます。
今回生まれた対話の種が、日本そして世界各地でどのような「新しい共生」の花を咲かせるのか。
私たちは、この町の雪が解け、また新しい季節が巡るのを、少しだけ背筋を伸ばして待とうと思います。
※本事業は北海道観光機構「令和7年度伴走支援型観光地域力強化推進事業」を活用し実施しました。

今後の展開について

2026年6月、10月にツアー開催を検討中です。
また、専用サイトを立ち上げ、継続的に情報を発信していく予定です。

お問い合わせ

一般社団法人DSH(Discover Southern Hokkaido)
担当:藤谷(ふじや)
MAIL:shuhei.fujiya.yakumo@gmail.com
Instagram:https://www.instagram.com/discover.southern.hokkaido/

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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