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シリーズA 2ndクローズにて量産工場の立ち上げと事業開発の加速を目的として複数の事業会社・金融機関との間で出資契約を締結

株式会社3DC

シリーズA 2ndクローズにて量産工場の立ち上げと事業


2026-02-27 l 株式会社3DC(以下「3DC」「当社」)は、シリーズAラウンド 2ndクローズにて、合計 3.7億円の資金を調達し、シリーズA全体での調達額を28.2億円(エクイティ 18.2億円、助成金 10.0億円)としました。2025年8月のリリースにもある通り、日本で発明された次世代炭素材料であるGraphene MesoSponge(R)(GMS)の、世界で初めての量産工場の立ち上げと、製品開発や事業開発を加速させるべく、新たな株主との間で幅広い範囲で協業を加速し、事業成長を加速させてまいります。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98727/26/98727-26-edd4de087f2da3b20041ec7884d9760a-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ 本2ndクローズの資金調達の目的
 3DCは、東北大学にて発明された次世代炭素材料「Graphene Mesosponge(R)(GMS)」の量産化を目的として、2025年8月にシリーズA 1stラウンドの資金調達を実施し、岐阜県土岐市において世界初となるGMS量産工場の建設を開始いたしました。現在は工場建設を進めると同時に、特に高出力・高容量リチウムイオン電池を対象とした検証用途として、国内外の多数の電池メーカーへ機能性導電助剤GMSの提供を行っております。
 一方で、GMSの量産体制および市場採用を迅速に立ち上げるためには、原材料調達を含むサプライチェーンの安定化、生産技術の確立、他の高付加価値電池材料との組み合わせ、さらには最終消費者の視点を取り込んだ応用技術の確立などが不可欠です。これらの課題に対応すべく、当社はこれまで、様々なステークホルダーと協業に向けた議論を重ねてまいりました。
 ディープテック・スタートアップの事業化の難しさを示す概念として「死の谷」があります。市場に革新をもたらす要素技術は高い技術的優位性を有する一方で、その検証や量産技術の確立には多額の投資と長期間を要することから、商用化に到達するまでのハードルが非常に高いとされています。3DCは本資金調達を通じて、業界のリーディングカンパニーと資本関係を構築し、相互技術協力を推進することで、次世代炭素材料の量産および応用の早期実現を目指し、事業開発を加速してまいります。
 なお、本資金調達の使途については、シリーズA 1stクローズと同様に、1.岐阜県土岐市に有するパイロット工場の拡張による量産工場の建設および設備投資、2.電池材料およびデータ駆動型アプリケーションの研究・開発、3.人材および製品供給体制の強化、ならびに海外パートナーシップの深化、に充当する予定です。本シリーズを経て、これまでの累計エクイティ資金調達額は28.4億円、累計助成金獲得額は28.1億円となり、合計で56.5億円に達しました。

本調達資金の使途
● 量産工場建設に係る設備投資
● GMSの量産プロセス(トンスケール)の確立のための各種研究開発
● 顧客評価用・商用化GMSのグローバルへの供給体制の強化
● 研究開発人材の拡充と海外パートナーシップの深化 など

■ 出資引受先(順不同)
● 日本カーバイド工業株式会社
● 東亞合成株式会社
● ZER01NE Ventures(韓国 現代・起亜自動車グループのCVC)
● アシザワ・ファインテック株式会社
● 株式会社フィディアキャピタル(フィデアホールディングスのCVC)

■ 各出資者からのコメント
日本カーバイド工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 CEO 杉山孝久
 このたび、3DCのシリーズA 2ndクローズに参画できたことを大変意義深く考えております。3DCが開発されているGMSは、電池性能のさらなる高度化に貢献し得る革新的な次世代炭素材料であり、3DCの取組みは持続可能な社会の実現に資するものと考えております。
 当社は中期経営計画「NCIキラリ2025」のもと、戦略市場分野への投資を通じた新たな成長機会の創出に取り組んでおり、本出資はその一環として位置づけております。 今後は、3DCとの対話を重ねながら、次世代材料の社会実装に向けた可能性を共に検討してまいります。

東亞合成株式会社 代表取締役社長COO 小淵秀範
 この度、株式会社3DCが挑戦する次世代炭素材料「Graphene Mesosponge(R)(GMS)」の量産化事業へ、弊社が参画できることを心より嬉しく思います。
 革新的な材料と期待されるGMSの開発と量産は、電池分野における高性能化や長寿命化に大きく貢献するものと確信しております。今後、GMSの社会実装・市場採用がさらに加速することで、日本発の新素材によるグローバル産業への貢献が、一層期待されます。
 3DC社が世界の産業界に新たな価値をもたらす挑戦に対し、東亞合成は様々な形で協力し、事業成長とイノベーション創出を支援してまいります。

アシザワ・ファインテック株式会社 代表取締役社長 加藤厚宏
 『日本発の材料で世界の未来に貢献する』という貴社の理念に深く共感しております。GMSが持つ独自性と拡張性は、世界の産業に新たな変革をもたらす大きな可能性を秘めていると確信しております。この挑戦にご一緒できることを誇りに感じるとともに、弊社の微粒子技術を通じてGMSのさらなる発展および貴社の飛躍を力強く支援してまいります。

株式会社フィデアキャピタル 代表取締役 北野善久
 3DCは、世界的にも独自性の高いグラフェンメソスポンジ技術を基盤に、次世代電池の性能向上という社会的に大きな課題に果敢に挑戦する稀有なスタートアップです。材料設計力と量産化を見据えた事業構想、そして産学連携による技術検証の厚み、それを推進する経営者の力量を高く評価しました。当社は3DCが電池産業の新たなスタンダードを創出すると確信し、微力ながら成長を長期的に支援してまいります。

■ GMSについて
 GMSは、炭素1原子分の厚みでスポンジのような三次元構造を備えた「三次元型のグラフェン」素材です。柔軟性や多孔性、導電性、耐食性といった複数の優れた性質を併せ持つ革新的な材料であることから、電池における「容量を向上させようとすると別の特性が低下する」トレードオフ問題を解消し得る炭素材料として、全世界から注目されています。

■ 3DC 会社概要
企業名:株式会社3DC
代表者:黒田 拓馬・西原洋知
設立:2022年2月
本社:宮城県仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学 産学連携先端材料研究開発センター
川崎事業所:神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 新川崎・創造のもり地区 AIRBIC A38&A41
事業内容:炭素材料の開発・製造・販売
HP:https://www.3dc.co.jp/ja
コンタクトフォーム:https://www.3dc.co.jp/ja/contact
メール:info@3dc.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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