人工ダイヤモンド受注分 初回納品完了のお知らせ
株式会社ビーマップ

- 海外先端産業向け案件へ前進 -
株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野 文則、以下当社)は、人工ダイヤモンド材料に関する海外顧客からの受注案件につきまして、品質検査および出荷検収を経て、初回ロットの納品を完了いたしましたのでお知らせいたします。
■本件の概要
本件は、先端産業用途向け高純度人工ダイヤモンド材料の供給案件であり、顧客側における評価試験を経て正式受注に至ったもので、デバイスグレード(※1)の人工ダイヤモンド1,800カラットを米国ニューヨーク州の顧客向けに納品いたしました。
対象用途は主に、
- 高出力パワーデバイス関連用途- 放熱用途(高熱伝導基板用途)- 宇宙・防衛関連電子機器用途
などを想定しております。
当社は株式会社SpicyCompany(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小宮 久、以下Spicy社)の協力の下、本件受注に至りました。今回の初回納品完了は、当社人工ダイヤモンド事業が実証フェーズから供給フェーズへ移行したことを示す重要な進展であると認識しております。
用語説明(※1)…デバイスグレード
工業用に用いられる人工ダイヤモンドは用途別に切削工具、研磨剤、ドリルに用いられる硬さのみを重視したグレード、ヒートシンクや放熱基板などに用いられる熱伝導重視のグレード、高精度レンズなど光学部品用に光線透過率を重視したグレードなどが存在するが、デバイスグレードとは次世代半導体や量子デバイスなどに用いられることを前提に、ダイヤモンド結晶中の不純物や結晶構造のゆがみなどを極限まで減らした極めて高度な製造技術を必要とする、工業用の人工ダイヤモンドの中では最高峰と言えるグレード。また、天然のダイヤモンドは宝飾用の高価・高品質のものでも、極めて微量ながら不純物などが必ず混入するため、人工でのみ製造が可能とされる。
■ 技術的背景と市場環境
人工ダイヤモンドは、
- 極めて高い熱伝導率- 高い絶縁破壊電界強度- 優れた耐放射線特性
を有し、次世代半導体、宇宙関連機器、高出力電源装置等において採用拡大が期待されております。
世界的な先端材料需要の高まりを背景に、人工ダイヤモンドは単なる宝飾用途を超え、産業インフラ材料としての位置付けを強めております。
■ 今後の展開
当社は、Spicy社協力のもと、
- 安定供給体制の強化- 品質管理プロセスの高度化- 海外顧客との継続協議
以上を進め、段階的な供給拡大を目指してまいります。
また、材料供給にとどまらず、Spicy社協力の下、製造装置分野との連携強化も視野に入れ、人工ダイヤモンド産業における包括的な事業基盤の構築を進めてまいります。
■ 当社代表取締役社長 杉野文則 よりコメント
このたび、Spicy社協力の下、人工ダイヤモンド材料の初回納品を無事完了できたことを、大変意義深く受け止めております。
Spicy社は、元々人工ダイヤモンドの事業を展開しており、同社との協業の下、本件は単なる出荷ではなく、技術力と品質管理体制が実需市場で評価された結果であると認識しております。
今後も安定供給と技術高度化を両立させ、人工ダイヤモンドを次世代産業を支える基盤材料として育ててまいります。
■ 業績への影響
本件が2026年3月期業績に与える影響につきましては、現時点では軽微と考えておりますが、今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします
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プレスリリース提供:PR TIMES
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