Mythic社、次世代の超低消費電力APU(アナログ処理ユニット)向けに Silicon Storage Technology(R)社のmemBrainTMテクノロジを選定
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
2026年3月18日[NASDAQ: MCHP] - Mythic社は同社の次世代エッジ/エンタープライズ向けAPU(アナログ プロセッシング ユニット)向けとして、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)の子会社であるSilicon Storage Technology(R)(SST(R))社のmemBrainTMニューロモーフィック ハードウェアIPを選定した事を発表しました。Mythic社は、SST社のSuperFlash eNVM(組み込み不揮発性メモリ) ビットセルを活用し、高水準のワットあたりaCIM(アナログ コンピュート インメモリ)性能を実現します。この協業により、Mythic社は120 TOPS/ワットの推論処理を達成し、エッジおよびデータセンターで電力効率の高いAIアクセラレーションを実現できます。Mythic社のAPUは、従来のデジタルGPU(グラフィック プロセッシング ユニット)に比べてエネルギ効率を最大100倍にする事を目指しています。
Mythic社がライセンス供与を受けているSST社のSuperFlashテクノロジは、これまでに1,500億ユニットの出荷実績があります。SuperFlashテクノロジは、産業、車載、コンシューマ、コンピューティング等の幅広い業界で、重要なデータとコードの保存用として事実上の標準のeNVMソリューションであり、世界の上位10社の半導体ファウンダリ全てにライセンス供与されています。
Microchip社のEdge AI business unit副社長のMark Reitenは次のように述べています。「Mythic社は産業、車載、データセンター アプリケーション向けのAI推論処理とAIセンサ フュージョンにおける革新的ソリューションの道を開く事で、現在のAI性能の限界を乗り越えようとしています。Mythic社の次世代製品向けの中核的メモリ技術として、memBrainテクノロジはエッジとデータセンターの両方のアプリケーションで優れた電力効率と高い性能を提供します」
memBrainセルの特長は以下の通りです。
● 最大8 bpc(ビットセルあたり8データビット)のストレージ
● 10 nA(ナノアンペア)未満のビットセル読み出し電流
● 動作温度で10年間のデータ保持期間
● 100,000サイクルの書き込み耐性
● 8 bpcマルチステート書き込み動作の完全なステートマシン制御
● aCIM向けのシングルサイクル積和演算
Mythic社最高経営責任者のTaner Ozcelik博士は次のように述べています。「弊社はeNVMテクノロジを業界全体にわたって調査した結果、SST社を選定しました。そして、お客様に求められる超低消費電力と高性能を実現するにはmemBrainセルテクノロジが最適であると判断しました。また、実証済みのSuperFlashテクノロジが様々なファウンダリで利用できる事や、SST社のエンジニアリング チームによる卓越したサポートは、弊社の製品開発ライフサイクルにおいてきわめて貴重なものとなっています」
SST社のmemBrainテクノロジは量産対応可能なSuperFlashメモリを使い、40 nmと28 nmのファウンダリ プロセスで開発および展開されています。このテクノロジ ロードマップを拡張するために、22 nm memBrainの開発が予定されています。信頼性と性能が高く消費電力の低い不揮発性ストレージをチップ上で直接提供するように設計されたSuperFlashメモリは短いアクセス時間、高い書き込み耐性、外付けメモリ部品なしでのデータ保持を必要とするアプリケーションで広く使われています。
価格と在庫/供給状況
SST社のmemBrainソリューションとSuperFlashテクノロジの詳細はSST社のウェブサイト(
https://www.sst.com/membrain-products/)をご覧頂くか、SST社の各地域における販売担当者(https://www.sst.com/contact-us/)にお問い合わせください。Mythic社の製品の詳細はMythic社のウェブサイト(https://mythic.ai/)をご覧頂くか、Taner Ozcelik(taner.ozcelik@mythic.ai)までお問い合わせください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像:
https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/54614325889/sizes/o/Microchip Technology社について:
Microchip社は、幅広い半導体製品を提供する半導体サプライヤであり、新しい技術を市場投入する際の重要な課題を解決するトータルシステム ソリューションを通じて、革新的な設計をより簡単に実現する事に尽力しています。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、コンセプトの創出から完成までの設計プロセス全体にわたってお客様をサポートします。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で優れた技術サポートとソリューションを提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(
https://www.microchip.com)をご覧ください。SST社(Silicon Storage Technology)について:
Microchip社の子会社であるSST社は組み込みフラッシュ技術トップクラスのプロバイダです。SST社は、特許技術であるSuperFlashメモリテクノロジの各種ソリューションを、コンシューマ、産業、車載、IoT (Internet of Things)市場向けに開発、設計、ライセンス提供、販売しています。SST社は1989年に設立され、1995年に株式を公開し、2010年4月にMicrochip社に買収されました。SST社は現在Microchip社の完全子会社であり、カリフォルニア州サンノゼに本社があります。詳細はSST社ウェブサイト(
https://www.sst.com)をご覧ください。Mythic社について:
Mythic社は、AI推論に対して根本的に異なるアプローチを採用し、演算とメモリを同一プレーンに集約したAPU(アナログ プロセシング ユニット)で、アクセラレーテッド コンピューティングの新時代を切り開いています。従来のデジタル アーキテクチャのエネルギ ボトルネックを克服する事で、エッジデバイス、自律システム、データセンター等において比類のないワットあたり性能を実現しています。出資企業には、DCVC、NEA、Atreides、S3 Ventures、Softbank KR、Future Ventures、Honda Motors、Lockheed Martin、One Madison Group、Linse Capitalが含まれます。詳細は
https://www.mythic.aiを参照してください。詳細については、以下にお問い合わせください。
Helen Tang (Microchip社): Helen.Tang@microchip.com
配信元企業:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
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記事提供:DreamNews