ティアフォー、NVIDIAのVLAモデルと世界基盤モデルを用いてAIベース型自動運転レベル4を加速
株式会社ティアフォー

自動運転の民主化をビジョンに掲げる
株式会社ティアフォー(本社:東京都品川区、代表取締役 執行役員 CEO:加藤 真平、以下ティアフォー)は、
NVIDIA Corporation(本社:カリフォルニア州サンタクララ、Founder & CEO:Jensen Huang、以下NVIDIA)との協業を強化し、自動運転レベル4の開発を加速させます。リーズニングを基とする自動運転AIモデル、シミュレーション、データセットを備えた「
NVIDIA Alpamayo」を自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware(※1)」に統合し、また、世界基盤モデルや高速データ処理を備えた「
NVIDIA Cosmos」をAI開発用のデータを共有するティアフォーの
Co-MLOpsプラットフォームにおいて活用していきます。
いすゞ自動車株式会社とNVIDIAとの自動運転バスの社会実装に加え、本取り組みを通じて、ティアフォーは安全で拡張性の高い自動運転の実現を加速させていきます。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40119/122/40119-122-09d83d41aaa7e515eb5f25b2d681a86a-960x540.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NVIDIA Alpamayoを活用した自動運転レベル4の開発
「Autoware」の公開以来、ティアフォーはその開発を主導しており、
データ中心なAIを活用した自動運転レベル4の推進などを通じて、最先端技術の導入を推進しています。高度な推論プロセスによる複雑なシナリオに対応し、言語理解による解釈性を向上させるため、ティアフォーは「NVIDIA Alpamayo 1」が公開された当初から導入し、検証を重ね、
「Autoware」に統合してきました。
100億パラメータのVLA(Vision-Language-Action)モデルを備えた「NVIDIA Alpamayo 1」を使用すると、自動運転のソフトウェアスタックにリーズニングのレイヤーが加わります。リーズニングでは、思考が連鎖される処理により、複雑な交通状況を解釈することが可能になります。これにより、意思決定プロセスの透明性を高めると同時に、非定型で複雑な環境下においても、人間のような高度な判断を実現することができます。ティアフォーは、「
NVIDIA GTC 2026」で発表された最新モデルを「Autoware」に統合し、自動運転レベル4の開発に活用していくことで、将来的には安全で拡張性の高い商用展開に繋げていくことを目指します。
[動画1:
https://www.youtube.com/watch?v=ud8O9A62Svs ]
実車データを用いた「NVIDIA Alpamayo 1」の例
NVIDIA CosmosによるCo-MLOpsプラットフォームの強化
ティアフォーは、自動運転AIの開発を加速させるために2024年にCo-MLOpsプラットフォームを公開し、世界中のパートナーと大規模データの共有に取り組んでいます。Co-MLOpsプラットフォームで「NVIDIA Cosmos」を活用することで、従来の学習手法では対応が困難だった、稀に発生する予測不可能なエッジケースであるロングテールへの対応力を向上させることが可能になります。Co-MLOpsプラットフォームでは、主に以下の「NVIDIA Cosmos」の機能を活用しています。
- Cosmos-Predict:マルチモーダルな指示からエッジケースを生成します。現実世界では収集が難しい特殊な状況を高精度な合成データとして再現します。- Cosmos-Transfer:自動ラベリング基盤から得られたラベル画像に基づき、大雨や降雪、夜間といった異なる環境条件に変換し、データを拡張します。- Cosmos-Reason:物理世界の本質を捉える視覚言語モデルを活用し、膨大な走行データから必要な情報を素早く検索・検証・要約します。
[動画2:
https://www.youtube.com/watch?v=TxjuK990Pmk ]
「NVIDIA Cosmos-Predict」によるエッジケースの合成データ生成例
[動画3:
https://www.youtube.com/watch?v=YoDlXznYWxA ]
「NVIDIA Cosmos-Transfer」による多様な天候条件の合成データ生成例
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40119/122/40119-122-b5f15a59721d36bc373a5bfac38f2890-1600x1011.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「NVIDIA Cosmos-Reason」によるCo-MLOps Console上の任意のデータ検索例
ティアフォー 代表取締役 執行役員 CEO 加藤真平のコメント
次世代の自動運転レベル4を実現するには、現実世界で予測不可能な事象にも対応できるデータ中心なAIを開発していく必要があります。「NVIDIA Alpamayo」をいち早く採用し、「NVIDIA Cosmos」をCo-MLOpsプラットフォームで活用することで、Autowareコミュニティが安全で拡張性の高い自動運転を実現できるよう貢献していきます。
NVIDIA Autonomous Vehicle Research Director Marco Pavoneのコメント
フィジカルAIは、AI革命の新たなステージを切り拓く中核技術です。ティアフォーは、「NVIDIA Alpamayo」と「NVIDIA Cosmos」を最大限に活用し、その可能性を切り拓いています。本取り組みは、ティアフォーのエコシステムにおいて、安全で透明性の高い自動運転システムを実現するための先進的な事例となります。
NVIDIA GTC 2026での講演
ティアフォーは、米国サンノゼで開催されている「NVIDIA GTC 2026」にて、Co-MLOpsプラットフォームにおけるNVIDIA Cosmosの活用事例について講演します。
- セッション名:NVIDIA Cosmosを活用した自動運転向けデータセット基盤の実装事例- 講演者:梅田 弾- 言語:日本語- セッション番号:S81897- 詳細ページ:
https://www.nvidia.com/ja-jp/gtc/session-catalog/sessions/gtc26-s81897/
※1 Autoware はThe Autoware Foundationの商標です。
株式会社ティアフォーについて
株式会社ティアフォーは、「自動運転の民主化」をビジョンに掲げ、自動運転用オープンソースソフトウェア「
Autoware」の開発を主導するディープテック企業です。自社製品として「Autoware」を活用したソフトウェアプラットフォームを提供し、それらを基盤に市場ニーズに応じた自動運転における各種サービスを展開しています。ティアフォーは、「Autoware」が生み出すエコシステムを通じて、世界中のパートナーと連携しながら自動運転の可能性を広げ、より安全で持続可能な社会の実現を目指しています。
━━会社概要━━
【社名】株式会社ティアフォー
【所在地】東京都品川区
【URL】
https://tier4.jp
【設立年月】2015年12月
【主な事業内容】
・自動運転プラットフォーム開発事業
・自動運転ウェブサービス開発事業
・自動運転システム開発キット販売事業
・自動運転技術の教育事業
広報に関するお問い合わせ
pr@tier4.jp
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes