エンバカデロ、『RAD Studio 13.1 Florence』提供開始
エンバカデロ・テクノロジーズ合同会社

~Arm版Windowsへのネイティブ対応で次世代デバイスへの展開を実現~
エンバカデロ・テクノロジーズ(以下、エンバカデロ)は、クロスプラットフォームネイティブアプリの統合開発環境のメジャーバージョン『RAD Studio 13.1』『Delphi 13.1』『C++Builder 13.1』を本日より提供開始します。
[画像:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/122274/18/122274-18-feffcb87f79db4b5e1145d5bf32ba02e-1701x975.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
RAD Studio 13.1 の Delphi Arm64コンパイラ設定とWindows 64bit向け開発画面
公式サイト:
https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio
今回のリリースでは、Delphi向けにArm版Windows(Arm64EC)のネイティブコンパイラ ツールチェインが新たに導入され、IntelエミュレーションなしでArm版Windows上で動作するネイティブアプリケーションの構築が可能になりました。また、モバイル開発向けに、Google Playストアの新要件となるAndroid API Level 36と、iOS 26への対応を実施。さらに、FireMonkeyスタイルデザイナの新規搭載、Windows 11固有の新VCLスタイル6種の追加、Delphi LSPエンジンへのLSIF導入によるCode Insightの高速化、ブックマークアドオンのIDE統合など、開発環境の品質と生産性を高める多数の改善が行われています。主な新機能やアップデートの詳細は以下の通りです。
■Delphi Arm64ECネイティブコンパイラ ツールチェイン(Delphiのみ)
RAD Studio / Delphi 13.1では、Delphiコンパイラの新しいネイティブターゲットプラットフォームとして、Arm版Windowsが導入されました。これにより、Intelエミュレーションレイヤーを使用せずに、Copilot+ PCをはじめとするWindows Armデバイス、またはArm Mac上のWindows on Arm仮想マシンで動作するネイティブArmバイナリを作成できます。
このネイティブWindowsサポートの拡張により、開発者は同じソースコードを使用して、Win32、Win64 Intel、Win64 Arm向けのネイティブアプリケーションを構築できます。既存のDelphiアプリケーションは、基本的に新しいターゲットプラットフォーム向けに再コンパイルするだけで対応が可能です。Arm版Windowsデバイスの普及が進む中、既存の資産を活かしながら次世代プラットフォームへの展開を実現します。
■Android API Level 36とiOS 26のサポート(Delphiのみ)
RAD Studio 13.1では、Android API Level 36のサポートが追加されました。Android API Level 36への対応は、2026年8月以降にGoogle Playストアでアプリを公開するための必須要件となります。ビルドシステムおよびプラットフォームjarファイルはAndroid API Level 36.1をサポートするようアップグレードされ、最新のAPIレベルに対応した新しい権限オプションの追加や、FireMonkeyが利用するJetPack Coreライブラリのバージョンアップも実施されています。また、iOS 26の公式サポートも追加され、iOSのサポートバージョン最小値のデフォルトも引き上げられました。
■FireMonkeyスタイルデザイナ(DelphiおよびC++Builder)
最新のデザイン原則に基づきFireMonkey専用に設計された、新しいスタイルデザイナが搭載されました。色、背景、タイポグラフィ、インタラクションステートなどを扱うデザイン中心のインターフェイスを備えたスタンドアロンアプリケーションであり、開発者だけでなく、開発チームと連携するグラフィックUIデザイナーも利用することを想定して開発されています。これにより、FireMonkeyを用いたクロスプラットフォームアプリケーションのUI設計を、より迅速かつ柔軟に行うことが可能になります。
■Windows 11固有のVCLスタイル(DelphiおよびC++Builder)
Windows 11のルック&フィールに適合する6つの新しいVCLスタイル(Windows Modern、Windows Modern Dark、Windows Modern SlateGray、Windows Modern Green、Windows Modern Blue、Windows Modern Purple)が追加されました。対応するIDEスタイルにも新バージョンが追加され、RAD Studio IDEがWindows 11のUIスタイルにさらに適合するようになりました。また、多くのダイアログで角の丸いウィンドウがサポートされました。
■Delphi LSPエンジンへのLSIF導入(Delphiのみ)
Delphiのコード補完/コードナビゲーションに使用されるDelphi LSP(Language Server Protocol)エンジンに、Language Server Index Format(LSIF)のサポートが導入されました。これによりコンパイラへの依存度が低減され、コンパイラを呼び出すことなく一般的なナビゲーションリクエストの処理が可能に。Code Insightのパフォーマンス、安定性、精度が大幅に向上します。
■IDEに統合されたブックマークアドオン(DelphiおよびC++Builder)
IDEのブックマーク機能を拡張するブックマークアドオンが、IDEに完全に統合されました。自動ブックマーク番号付け、キーボードによる迅速なナビゲーション、正確なコード行参照を含む構造化されたブックマークリストなど、高度な機能が追加され、ソースコード内の移動や以前に参照したセクションへの復帰がより迅速に行えるようになります。また、強化されたIDE検索コントロール、ナビゲーションツールバーなども搭載されています。
■品質改善とその他の機能強化
上記の新機能に加え、RAD Studio 13.1では、C++Builder 64-bitモダンコンパイラ ツールチェイン(Clang 20 / C++23ベース)の品質向上、High DPI UIデザインエクスペリエンスの改善、フォームの96DPI保存対応、製品登録とライセンスマネージャーの刷新、DelphiおよびModern C++ 64-bitデバッガの改善など、IDE全般にわたる品質改善が実施されています。
VCLおよびFireMonkeyでは、Tinted Glyphサポートの追加やIDEデザイナーでのLinuxスタイル/ビューのサポート、DirectXテクスチャフィルタリング対応など多数の改善が行われています。FireDACでは、SAP ASE Server 16.1、IBM DB2 12.1、MariaDB Server 12.1のサポートが追加されました。また、WebサーバーとWebクライアントの双方でHTTP SSE(Server-Sent Events)モデルがサポートされ、MCPプロトコルをはじめとするSSE構造を必要とするアプリケーションの実装が可能となりました。詳細は、ホームページをご覧ください。
新機能:
https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio/whats-new-in-13-florence
■製品ラインナップ
RAD Studio 13.1は、Delphi / C++の2つの言語を利用できます。エンバカデロでは、単一言語のみを利用できるDelphi 13.1、C++Builder 13.1も販売します。また、いずれの製品も、目的別に複数のエディションが用意されています。製品ラインナップ並びに価格については、ホームページをご覧ください。
製品ラインナップ:
https://www.embarcadero.com/jp/products
トライアル版:
https://www.embarcadero.com/jp/products/rad-studio/start-for-free
■提供方法
RAD Studio 13.1は、本日よりアップデートサブスクリプション(保守契約)加入者の方向けにダウンロード提供を開始します。新規に購入される方へは、2026年3月23日出荷分より、バージョン13.1の提供を開始します。
エンバカデロ製品は、オンラインショップ各社、ソフトウェア流通代理店各社、販売パートナー各社から購入いただけます。
購入方法の詳細:
https://www.embarcadero.com/jp/how-to-buy
■Delphiは31周年記念キャンペーン:3月31日まで
Delphiは発売31周年を記念し、Eショップ限定でDelphi、C++Builder、RAD Studio を特別価格で提供する『Delphi 31周年記念キャンペーン』を実施しています。キャンペーン期間は、好評につき3月31日まで延長しています。対象製品は、RAD Studio / Delphi / C++Builder 13 FlorenceのProfessional、Enterprise、Architect の各エディションです(アカデミックならびにネットワークライセンスは本キャンペーンの対象外です)。
発売記念キャンペーンの詳細:
https://www.embarcadero.com/jp/campaign-japan
■RAD Studioについて
RAD Studioは、クラウドサービスや主要なデータベース、広範なIoTデバイスとの接続性を提供するクロスプラットフォームネイティブアプリケーションの統合開発環境です。Windows 10対応のアプリケーション構築をサポートするVCLコントロール、Windows、Mac、モバイル向けクロス開発を可能にするFireMonkeyフレームワークが、コンポーネントによるビジュアル開発を実現。アプリケーションパフォーマンスを犠牲にすることなく、単一コードからマルチプラットフォームサポートが可能になります。最新のRAD Studio 13から生成AIの組み込みやAI開発支援による生産性向上も可能になりました。
■エンバカデロ・テクノロジーズについて
1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門『CodeGear』と合併したエンバカデロ・テクノロジーズは、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーです。2015年10月には、独立系ツールベンダーであるアイデラの傘下となり、2017年8月には、WebアプリケーションプラットフォームであるSenchaを買収し、さらなる技術革新と製品/サービスの品質向上に努めています。
米国企業の総収入ランキング『Fortune 100』のうち90以上の企業と、世界で300万以上のユーザーが、エンバカデロのRAD Studio、Delphi、C++Builder、Senchaといったアプリケーション開発ツールやデータベースツールを採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。
米国本社:米国テキサス州オースティン, 6805 N Capital of Texas Hwy, Suite 275
日本法人:東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 5F
日本法人代表:クリストフ・エスコバール
カントリーマネージャ:藤井等
コーポレートサイト:
https://www.embarcadero.com/jp/
Sencha製品情報:
https://jp.sencha.com/
一般の方からのお問い合わせ先:
エンバカデロ・テクノロジーズ
TEL 03-4540-4148
プレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes