インサイトリード、ヴェルトと協業し、飲食店向けの科学的PDCA支援システムを開発
株式会社インサイトリード

外食産業の現場知見とコーザルAI(因果推論AI)で、店長の「なんとなく」を「確信」に変える、新たな外食DXモデルを構築する
株式会社インサイトリード(本社:愛知県春日井市、代表取締役社長:梶田 典宏、以下インサイトリード)は、株式会社ヴェルト(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:野々上 仁、以下ヴェルト)と連携し、飲食店店長向けの科学的PDCA支援システムの開発を開始しました。
本システムは、ヴェルトが提供するコーザルAI(因果推論AI)プラットフォーム「xCausal(TM)」を活用し、POSデータなどの定量データとLINE日報・天候などの定性・外部データを統合分析することで、店長の意思決定を支援するAIアシスタント型ツールの実現を目指すものです。
本取り組みを通じ、外食産業の生産性向上と、そこで働く人の豊かさ向上に貢献してまいります。
なお本協業は、STATION Ai株式会社(本社:名古屋市昭和区、代表取締役社長 兼 CEO:佐橋 宏隆)が運営するオープンイノベーション拠点「STATION Ai」の有償支援プログラム「SKIP Focus」を通じて実現しました。
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/179931/1/179931-1-28c4189c74ca67e577578166a1cf5541-1518x512.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 背景:外食産業の生産性課題
外食業界では、労働人口の減少と人手不足の深刻化が大きな課題となっています。特に外食産業の労働生産性は全産業平均と比較して低水準にとどまっていると指摘されており、賃金水準の低下や人材確保の困難さが、廃業や倒産リスクを高める要因となっています。
多くの飲食店では、売上やフードコスト、レイバーコストといった結果指標は把握されている一方で、日報や現場の気づきなどの定性的な情報が、経営判断に十分活用されていないケースが少なくありません。その結果、「なぜ成果が出たのか分からない」「成功事例を再現できない」といった課題が生じ、店舗運営が経験や勘に依存しやすい状況となっています。
■ 協業の経緯:現場知見×因果AIの出会い
インサイトリードは、東海三県の飲食店に酒類・食品を届けてきたマルト水谷グループが分社化して生まれた会社です。
グループが掲げる「永続可能な外食店創造業」の実現に向け、店舗データを活用した需要予測やAIペアリング提案など外食DX支援に取り組んできました。
その過程で直面したのが、KPI設計の難しさでした。
店長や経営者が現場で重要だと感じている行動、たとえばスタッフへの声かけ、接客の工夫、仕込みの判断などは、十分にデータ化されておらず、売上などの結果指標とも結びつけて捉えられていないのが実情です。
「売上を上げたい」という意図があっても、どの行動や施策が成果につながっているのかが見えにくいため、具体的なKPIを設計しづらい、施策を打っても手応えを得にくいという課題があります。
この課題を解くには、データの相関を見るだけでなく、原因と結果の構造そのものを捉える技術が必要だと考えるに至りました。
そこで、STATION Aiの有償支援プログラム「SKIP Focus」を通じて協業先を探索し、2025年11月にリバースピッチを実施しました。
その後、アンサーピッチに参加していただいた因果推論AIプラットフォーム「xCausal(TM)」およびコーザルAIアシスタントを提供するヴェルトとのマッチングが成立し、今回の協業に至りました。
■ システムの概要:対話で相談、AIが根拠付きで施策を提示
本システムは、飲食店店長がAIと対話しながら、店舗経営上の課題や施策を相談できるAIアシスタント型の意思決定支援ツールです。分析対象として想定しているのは、以下の3種類のデータです。
- 定量データ:POSによる売上・客数・客単価・回転率など- 定性データ:LINE日報、スタッフコメント、店長の気づきメモなど- 外部データ:天候、地域イベント、祝日・曜日パターンなど
これらを統合分析したうえで、店長は日次・週次で店舗運営における施策立案などの問いをAIに投げかけることができます。AIは因果モデルに基づいてデータを分析し、施策の効果予測と根拠をセットで提示します。店長の「なんとなく」の判断を、「この施策を実行すると、この理由で、これだけの効果が見込まれる」という「確信」に変えることを目指します。
■ 本協業で目指すこと
- 定量・定性データを横断した店舗運営の可視化- 売上・利益に影響する要因の分析と、店舗ごとのKPI設計- 次に取るべき施策を提示するAIアシスタント型支援の実現
■ 今後の展開
両社は引き続きシステム開発を進め、インサイトリードが保有するデータを活用した実証を経て、段階的な展開拡大を進めてまいります。本協業を通じ、データに基づく科学的PDCAの実装を進めるとともに、外食産業の生産性向上、働く人の豊かさ向上を目指してまいります。
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/179931/1/179931-1-88c6350be751fea2ab07dbc7a31cb048-1024x576.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ 株式会社ヴェルトについて
株式会社ヴェルトは、「なぜ」を知る力で社会課題解決とグッドウィル・イノベーションを加速するデータサイエンス・カンパニーです。因果関係を解明するコーザルAI(因果推論AI)のリーディングソリューション「xCausal(TM)(クロス・コーザル)」をベースに、専門知識や組織の高度な意思決定プロセスをAI化する「コーザルAIアシスタント」を提供しています。ヴェルトは、ブラックボックスになりがちなAIに解釈性と説明可能性を備えた「信頼できるAI」を提供することで、社会にポジティブスパイラルを生み出すことを目指しています。
株式会社ヴェルト
所在地:東京都渋谷区神宮前5-18-10 2-D
代表者:代表取締役CEO 野々上 仁
URL:
https://veldt.jp
サービスサイト:
https://xcausal.com/
■ 株式会社インサイトリードについて
株式会社インサイトリードは、「永続可能な外食店創造業」を掲げ、外食業界の生産性向上と働く人の豊かさの実現に取り組んでいます。外食サプライヤー向けには、マルト水谷グループが培ってきたシステム設計・開発・導入支援のノウハウを活かし、課題解決にとどまらず、組織・人材の成長までを一貫して支援しています。また、飲食店に対しては、データやAIを活用し、需要予測やペアリング提案などを通じて、データドリブンな店舗運営の実現と付加価値向上を目指すサービス開発にも取り組んでいます。
株式会社インサイトリード
所在地:愛知県春日井市松河戸町字段下1400番地
代表者:代表取締役社長 梶田 典宏
URL:
https://insightlead.010m.co.jp/
■ STATION Aiとは
約1,000社が参画する日本最大級のオープンイノベーション拠点。スタートアップの創出・育成に加え、企業・大学・自治体などとの共創を促進し、ハード(施設・設備)とソフト(実証・事業化・人材交流)の両面から多角的に支援しています。また、一般の方も利用できるカフェレストランやホテルも整備しています。
STATION Ai株式会社
所在地:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2番32号
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 佐橋 宏隆
URL:
https://stationai.co.jp/プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes