アポロ・ファンド、世界的ガラスメーカー日本板硝子への戦略的投資を発表
Apollo Global Management, Inc.
【ニューヨーク・東京2026年3月24日】 アポロ(NYSE:APO)は本日、アポロの関連会社が運用するファンド(以下「アポロ・ファンド」)が、建築用・自動車用ガラス事業及び高機能ガラス事業を手掛けるガラスメーカーのグローバルリーダーである日本板硝子株式会社(東京証券取引所プライム市場 5202 以下、「NSG」)の株式を全て取得するための一連の取引を実行するための契約をNSGと締結したことを発表しました。本取引の完了をもって、本案件はアポロ・ファンドの国内における過去最大のプライベート・エクイティ投資となり、その取引金額は企業価値ベースで約5,900億円(約37億米ドル)となります。
本合意に基づき、アポロ・ファンドはNSGの財務基盤の強化および長期的成長を支援するために、資本性資金の投下を行います。また、併せてNSGの債権者のうち一部の主要金融機関は、既存債務の一部株式化を行います。これらの一連の取引を通じてNSGの資本構成の安定化、及び同社の今後の成長軌道の確保の支援が可能であると見込んでおります。
NSGグループはグローバルな製造・開発拠点、業界での長年にわたる実績及び強固な顧客基盤を誇り、省エネ対応建築用ガラス、高機能性自動車用ガラス、および高性能な太陽光発電用製品を含め、今後需要拡大が見込まれる分野で堅調な成長を実現することが期待されています。アポロ・ファンドからの投資を含む本件の一連の取引により、当社が成長戦略の実行を加速化させ、次世代技術への投資を促進し、世界各地の顧客に引き続き高品質な製品およびソリューションを提供することが期待されます。
なお、本取引は6月下旬に予定されているNSGの定時株主総会における株主の承認及び規制当局による承認を含む、所定の条件の充足を前提として実行される予定です。
アポロ・ファンドの投資統括 日本代表兼プライベート・エクイティ アジア太平洋地域代表を務める岡本哲士は次のように述べています。
「本投資は、NSGグループが長年にわたり培ってきた製造分野における卓越した技術力にアポロのグローバルな投資プラットフォームと業界知見、専門性を掛け合わせたユニークな機会です。NSGグループはガラス業界におけるグローバル・リーディングカンパニーの一社であり、本取引が数多くのステークホルダーの皆さまとの協議を経て公表に至った背景には、多岐にわたる関係者からの本取引独自の資本ストラクチャーに基づくNSGグループの長期的な成長実現に対する信頼及び期待が反映されていると考えております。我々は、この変革期にNSGグループ経営陣及び従業員の皆さまと緊密に連携し、事業成長とイノベーション、そして持続可能な価値創出の実現に向けた支援が出来ることを大変光栄に思っております。」
NSG 代表執行役社長兼CEO 細沼宗浩氏は次のように述べています。
「アポロ・ファンドおよび主要債権者とのパートナーシップにより、当社は財務基盤を抜本的に強化し、人材や技術への投資を進め、ガラス製造分野における次の成長ステージに向けた体制を整えることが可能となります。アポロ・ファンドの製造業における豊富な知見を得ながら、確固たるパートナーシップを築き、今後もお客様に価値をお届けできるよう、より強固で持続可能な事業基盤を構築してまいります。」
本案件は、アポロが国内で実施したプライベート・エクイティ投資としては5件目になります。アポロ・ファンドはこれまで、先進車載コックピットシステムのグローバルサプライヤーであるパナソニック オートモーティブシステムズ、三菱ケミカルグループの結晶質アルミナ繊維事業(「MAFTEC」)、レゾナック(旧 昭和電工)及び三菱マテリアルのアルミ事業を統合したアルテミラへの投資を行っており、日本での企業支援に注力しております。
本取引は、規制当局の承認を含む一般的なクロージング条件の充足を前提とし、2027年3月頃までに完了する見込みです。
本取引の詳細については、本日NSGより公表された開示資料をご参照ください。
第三者割当による新株式発行、定款一部変更、株式併合及び単元株式数の定めの廃止、債務の株式化による資本再構成並びに親会社及び主要株主である筆頭株主の異動
アポロについて
アポロは、高成長を続けるグローバルなオルタナティブ資産運用会社です。アセットマネジメント事業では、投資適格からプライベート・エクイティまでリスク・リターンスペクトラムのあらゆる分野で超過収益を創出することを目指しています。アポロは30年以上にわたり、統一されたプラットフォームを活用した専門知識によって顧客のニーズに応え、且つ投資先企業の成長を支援する革新的な資本ソリューションを提供してきました。また、リタイアメント・サービス事業であるアテネは、退職貯蓄サービスのソリューション・プロバイダーとして、顧客の経済的な安定の実現を支援しています。アポロの投資アプローチは、顧客、投資先企業、従業員、コミュニティとのアライメントを有しています。2025年12月31日現在、アポロの運用資産残高は約9,380億ドルです。詳細は
www.apollo.com および
www.apollo.com/japan をご覧ください。
NSGグループについて
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。
https://www.nsg.co.jpプレスリリース提供:PR TIMES
記事提供:PRTimes