【週刊台湾ビジネスニュース】台プラグループ化学品増産、大手航空3社価格引き上げ、鴻海AIサーバー出荷倍増、和泰汽車の割り当て拡大、韓国の表記に外交部が対抗措置【2026/03/23号】
威志企管顧問股イ分有限公司(ワイズコンサルティンググループ)

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台湾の市場動向や産業情報を配信する「週刊台湾ビジネスニュース」を発行するワイズコンサルティンググループ(本社:中華民国台北市、代表:吉本康志)は、台湾の最新ビジネス情報をお届けする「週刊台湾ビジネスニュース」は、2026年3月23日号にて、台湾企業の半導体・AI関連の大型投資や、中東情勢が台湾のサプライチェーンに与える影響についての最新記事を配信いたしました。
台プラグループによる半導体向け化学品の大幅増産、鴻海(ホンハイ)のAIサーバー出荷倍増見通しのほか、中東情勢を受けたトヨタ車の中東向け減産による台湾市場への波及、原油高騰による航空運賃の値上げなど、押さえておくべき最新動向を徹底解説しています。
【ハイライト】
■ 台プラグループ、台湾・米国で半導体向け化学品を大幅増産
台湾塑膠工業(台塑)をはじめとする台プラグループは、TSMCの増産計画に合わせて半導体向け化学品などの材料を増産します。汎用品事業を縮小し、高付加価値製品への転換を図る5カ年計画を始動。米国テキサス州での電子工業用塩酸製造工場(2028年末稼働予定)の増設や、台湾国内でのダイキン工業、トクヤマとの合弁による高純度フッ化水素酸(HF)、高純度IPAなどの生産能力拡大を進めます。
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■ 鴻海(ホンハイ)、今年のAIサーバー出荷台数が倍増へ
電子機器受託製造サービス(EMS)最大手の鴻海精密工業は、AIサーバー(GPUおよびASIC)の出荷台数が今年倍増するとの見通しを示しました。米国をAIサーバー生産の最重要拠点として注力し、今年の生産能力は週2,000台に達する見込みです。今年の設備投資額を前年比30%以上引き上げ、過去最大規模となる約8,700億円(1,737億台湾元超)を計画しています。
■ 中東情勢によるトヨタ減産、和泰汽車への割り当て拡大で納車前倒しへ
中東情勢の緊迫化に伴い、トヨタ自動車が中東向けの生産を減産する一方、台湾総代理店の和泰汽車への完成車や部品の割り当て量が増加しています。これにより、台湾で1万2,500台の納車待ちとなっている「RAV4」や「カムリ」などの納車が進む見通しです。また、米台間の相互貿易協定(ART)による関税ゼロ化を見据え、米国製ピックアップトラックなどの輸入も検討されています。
■ 原油高騰を受け、台湾の航空大手3社が航空券価格を引き上げ
中東情勢の緊迫による航空燃料価格の上昇を受け、長栄航空(エバー航空)、中華航空(チャイナエアライン)、星宇航空(スターラックス・エアラインズ)の台湾航空大手3社は、航空券の予約手数料を1区間あたり3~5米ドル順次引き上げています。4月初めには燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)も引き上げられる見通しで、日本路線を含む航空券価格のさらなる上昇が見込まれます。
■ 韓国の「中国(台湾)」表記問題に対し、台湾外交部が対抗措置
韓国の外国人向け電子入国申告書における「CHINA(TAIWAN)」表記が修正されない問題に対し、台湾外交部は対抗措置として、韓国人に発給する外僑居留証の国名を「韓国」から「南韓」に変更しました。3月31日までに韓国側からの改善が見られない場合、入国カードの表記においてもさらなる対抗措置を講じる構えを見せています。
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