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一つの記事、一本の番組の先にいる子どもを想像する─。子どもとメディア関係者による「対話」のドキュメンタリー動画を公開

特定非営利活動法人PIECES

一つの記事、一本の番組の先にいる子どもを想像する─

子どもの権利に根ざしたメディアのあり方を考える


子どもの周りに信頼できる他者を増やすための活動をする認定NPO法人PIECES(代表理事 斎典道、以下「PIECES」)は、一般社団法人Everybeing(以下「Everybeing」)が主催する「子どもの権利に根ざした情報発信ガイドラインに向けた調査プロジェクト」に協力団体として参画しています。 本プロジェクトの一環として、PIECESは「子どもおよびメディア関係者が参加する連続勉強会」の企画・運営を担当いたしました。この度、全4回にわたる対話のプロセスと参加者の変化をまとめたドキュメンタリー動画を公開いたしましたのでお知らせします。
▼公開動画:メディア関係者と子どもの対話の記録(約7分)
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=2cTTKotk388 ]
動画を見る

動画公開の目的と背景 ~PIECESの発信に対する姿勢~

近年、デジタル環境の拡大は子どものウェルビーイングに大きな影響を与えており、国際的にも重要な課題となっています。デジタル技術は子どもの学びや表現を広げる一方、SNSのトラブルや情報の偏りといったリスクもはらんでいます。しかし、国内での議論は「大人が子どもをどう制限するか」というリスク管理に偏りがちであり、子どもの声を聴き、共に考えていくプロセスが不足しています。
PIECESは日頃より、「その情報発信が誰かの尊厳を傷つけていないか」「不安を過度に煽っていないか」「偏見や排除を生む構造を強化していないか」と立ち止まり見つめることを広報発信ポリシーとして掲げています。
本プロジェクトにおいてもこのスタンスを基盤とし、メディア関係者が「子どもの権利」を自らの実践として捉え直すきっかけをつくるため、子どもと大人が対等に語り合う全4回の勉強会を実施しました。
本動画は、メディアの作り手自身の意識変容を促し、子どもの尊厳を守る情報発信を社会全体に広げていくことを目的として制作しました。

メディア関係者と子どもの対話の記録:https://www.youtube.com/watch?v=2cTTKotk388

連続勉強会の目的と実施概要

本勉強会は、メディアに関わる大人の参加者同士の対話、子ども同士の対話、さらに子どもを含めた参加者全員による対話を通じて、子どもの権利に根ざしたメディアのあり方を探求するとともに、今後の情報発信の指針となるエッセンスを抽出することを目的として、対面で全4回にわたり実施しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20278/66/20278-66-96fac972ffbaf76cb4f46628df285f77-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

参加者は、大人が新聞・テレビなどの報道関係者、NPOや研究機関の関係者、広告・PR・デザイン業界や行政関係者など、多様な立場から19名が参加しました。子どもの参加者は、小学生から高校生までの7名でした。




勉強会(対話)を通じて見えてきたこと

全4回の対話を通じて、子どもたちのメディアに関わるリアルな声や願い、そして大人側の意識の変化が浮き彫りになりました。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20278/66/20278-66-fa98d99f6dd15ffaf28bedd9f3695d89-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆子どもにとってのメディアの「光と影」
子どもたちにとってメディアは、単なる娯楽ではなく、情報検索を通じて新しい知識を得たり、他者の生き方に触れて将来を考えるきっかけになるなど、「自分の世界を広げる存在」として機能しています。一方で、他者との比較による劣等感、アルゴリズムによる意図しない長時間利用、誹謗中傷や見たくない情報への接触による心理的負担といったリスク(影の部分)も抱えていることが確認されました。

◆子どもたちがこれからのメディアに求めていること
子どもたちとの対話からは、次のような願いが言葉として紡ぎ出されました。
・大人の都合で決められた価値観や情報を一方的に押し付けるのではなく、子ども自身の声や感じ方も尊重される情報環境であってほしい
・ニュースによって不安ばかりが増えるのではなく、社会が良くなっていく可能性や希望を感じられる情報を届けてほしい
・誹謗中傷や強い言葉によって傷つくことがあるため、誰かを傷つけない形で安心して情報を受け取ることができる環境がほしい

◆大人(メディア関係者)の意識の変化
子どもたちとの対話を通じ、メディア関係者からは「報道が『普通』や『当たり前』を無意識に再生産してしまう危険性」への懸念が共有されました。そして、これからのメディアは「一方的に伝えるメディア」から、子どもの声を受け取り応答する「ともにつくるメディア」へと転換していく必要性があるとの声が多く上がりました。

今後の展望

今年度の調査や対話から得られた知見をもとに、来年度(2026年度)は、子どもたちや専門家と協働し、広く社会に実装するための「メディアの情報発信ガイドライン(手引き)」を作成していく予定です。 PIECESは今後も、子どもたちの声が尊重され、その尊厳が守られる社会の実現に向けて、多様なセクターとの対話と協働を進めてまいります。

本プロジェクトの全体像、および並行して実施された「子どもたちへのメディアに関するLINE調査」の結果や総括につきましては、主催であるEverybeingのプレスリリースや報告書をあわせてご覧ください。
▶︎ 関連リリース: 【Everybeing】【約2,500名の子どもの声】「大人が決める」から「子どもと考え、つくる」へ。対話とデータから探る、子どもの権利に根ざしたメディア環境の調査レポートを公開
▶2025年報告書:子どもの権利に根ざしたメディアガイドライン策定のための調査プロジェクト 2025年度報告書

※本事業は日本財団の助成を得て実施しています

団体概要

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20278/66/20278-66-b000ab23cc8c146817c3f31210e66ef9-900x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

名称  :認定NPO法人PIECES
設立  :2016年6月22日
代表理事:斎典道
所在地 :東京都文京区本郷3-30-10 本郷K&Kビル5F 小野田総合法律事務所内 social hive HONGO
公式ウェブサイト: https://www.pieces.tokyo/
公式Instagram: @pieces.tokyo
公式X(旧Twitter): @pieces_tokyo



子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムや啓発活動を実施。一人ひとりが自分らしい市民性を醸成し、行動できるようになることで、子どもと自分、地域のウェルビーイングをつくることができると考えています。

【本件に関するお問い合わせ先】
認定NPO法人PIECES 矢部
Email :info@pieces.tokyo

プレスリリース提供:PR TIMES

一つの記事、一本の番組の先にいる子どもを想像する─一つの記事、一本の番組の先にいる子どもを想像する─

記事提供:PRTimes

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