Workday、対話で業務を進め、業務のあり方を変革するAI「Sana from Workday」を発表
ワークデイ株式会社
必要な情報提示から、業務の実行、ワークフローの自動化までを実現
本リリースは、米国 Workday Inc. が 2026 年 3 月 17 日(現地時間)に配信した
英文リリースに基づき作成した日本語抄訳です。その内容および解釈については、英文が優先されます。
人事、
財務と
エージェントのエンタープライズ向け AI プラットフォームを提供する Workday, Inc.(以下、Workday)は、企業の従業員が自然な対話を通じて業務を進め、情報の取得から意思決定、アクションの実行までを一貫して支援するAI「Sana* from Workday」を発表しました。これは、Workday が掲げる 超知能(人の意思決定と業務実行を一体化する次世代 AI)の考え方に基づくものです。これにより、人事・財務領域における日常業務の効率化と高度化を実現し、企業の業務変革を後押しします。
* Sana は、Workday が 2025 年に買収した AI 企業であり、その技術を本ソリューションに統合しています(詳細は
関連リリースをご参照ください)
今日、多くの企業では、AI エージェントやコパイロットをはじめとするさまざまな AI ツールが、業務を実際に支えるワークフローから切り離され、分断されたシステム上に散在している状況が見られます。こうした状況により、多くの企業において AI への投資効果を十分に引き出せていないという課題が生じています。また、個別に導入された AI ツールは、コアシステムと同じデータやコンプライアンスの文脈、ビジネスルールを共有していないことから、エンタープライズレベルの精度を十分に発揮できない場合が少なくありません。
Sana from Workday は、こうした状況を一新します。本ソリューションは、業務ワークフローから切り離された存在ではなく、ビジネスを支える中核となるシステムやプロセスの中に AI を組み込みます。単に情報を提示するだけでなく、企業がすでに信頼を寄せているセキュリティモデル、コンフィギュレーション、ポリシーに基づき、人事および財務業務を実行します。そのため、適切なデータとルールに基づいた回答やアクションを実現します。
さらに、Sana from Workday は Workday が提供する既存のセキュリティ、権限管理、監査のフレームワーク上で稼働するため、人事や財務といった機密性の高いデータに対しても、企業が信頼しているガバナンスをそのまま継承します。これにより、エンタープライズレベルの成果を実現します。
Sana from Workday は、対話型AIインターフェース、業務自動化エージェント、そして外部システム連携機能で構成されます。
まず、Workday 上での新しい AI インターフェース「Sana for Workday」は、ユーザーが自然言語で質問や依頼を行うことで、必要な情報の取得や業務の実行を可能にします。これにより、複雑な操作を行うことなく、業務を直感的に進めることができます。
また、業務自動化エージェントである「Sana セルフサービス エージェント」は、300 種類以上のスキルを備え、人事・財務に関する日常的な業務を自動化します。例えば、申請や承認、データ確認といったタスクを AI が代行することで、従業員の生産性向上に貢献します。
さらに、外部システム連携機能となる「Sana Enterprise」は、Gmail や Microsoft Outlook、Salesforce、SharePoint などの外部アプリケーションと連携し、複数のシステムを横断した業務の実行を可能にします。これにより、従業員は日常的に利用するツールをまたいで、必要な情報の取得から業務のオーケストレーション、自動化までをシームレスに行うことができます。
Workdayの人財・財務データに基づくAIエージェント
単独で導入されたアシスタントやコパイロットが主に提供する「提案」にとどまるのに対し、Sana from Workday は、複数のシステムを横断し、業務を実行する AI エージェントをオーケストレーションします。
その中核となるのが、以下の4つの機能です:
● Find(回答):社内ナレッジや Workday のデータに基づき、出典付きで即座に回答を提供しま
す。たとえば、従業員が「有給休暇日数はどれだけ残っているか」や「A 社の現在の契約金額が
いくらか」といった質問をすると、数秒で明確な回答を得ることができます
● Act(実行):企業の権限設定に基づき、連携されたシステムを横断してタスクを実行します。
たとえば、「住所を更新して、さらにそれが税務書類や福利厚生にどのように影響するかを教え
てほしい」や「A 社の契約金額を 43 万 1,000 ドルに更新してほしい」といった依頼に対応で
きます
● Build(生成):ナレッジや業務データをもとに、ダッシュボードやサマリー、ドキュメントを 生成します。たとえば、マネージャーが「
Workday Recruiting のデータをもとに、候補者のパ
イプラインの進捗や面接フィードバックを可視化したダッシュボードを作成してほしい」と依頼
することができます
● Automate(自動化): ノーコードで複数ステップのワークフローを設定し、エージェントが
バックグラウンドで業務を実行できるようにします。たとえば、「毎月、メール内の領収書を確
認し、ポリシーと照合したうえで経費精算レポートを作成し、提出前に自身に承認用レポートを
送信するワークフローを設定してほしい」といった依頼が可能です
Workday が提供する新たな AI ファースト体験
Sana for Workday は、Workday 向けの新しい統合 AI インターフェースです。CHRO や CFO、マネージャー、従業員が、ひとつのユーザインタフェースから質問の入力やワークフローの実行、Workday 内の各種 AI エージェントとの連携を行うことができます。従来のメニューやナビゲーションに代わり、対話型 AI を中心とした新しいユーザー体験を提供し、Workday の操作性を変革します。
Workday のお客様は、 Sana セルフサービス エージェントを利用できるようになったことで、Workday およびその他のナレッジソースから情報を迅速に検索・要約し、従業員一人ひとりに最適化された分かりやすい回答を提供します。さらに、ユーザーの役割や目的を踏まえ、タスクのサポートや日常業務の実行を代行することができます。300 種類以上のスキルを備え、すでに世界中の企業で人事・財務業務の効率化に貢献しています。これにより、問い合わせ対応の負担を軽減し、人事・財務部門がより付加価値の高い業務に注力できるようになります。
Sana for Workday および Sana セルフサービス エージェントは、
Workday Flex Credits を通じて、すべての Workday のお客様にご利用いただけます。Workday Flex Credits は、AI エージェントによる業務自動化や各種 API の呼び出しなど、実際の利用量に応じて価値と料金を結びつけるクレジットベースの料金モデルで、価値提供と料金をより緊密に結びつけることを目的にしています。
Sana Enterprise が Workday の価値を日常的に使うツールへと拡張
Workday は、Sana from Workday の体験を Workday にとどまらず企業内の各種システムへ拡張する「Sana Enterprise」を発表しました。Box、Confluence、Gmail、Googleカレンダー、Googleコンタクト、Googleドライブ、Googleタスク、Jira、Linear、Microsoft Outlookカレンダー、Microsoft Outlookメール、Miro、Notion、Salesforce、ServiceNow、SharePoint、Slack、Zoom などとの連携に対応しており、今後さらに対応範囲を拡大していく予定です。
これらの連携により、従業員は複数のシステムを個別に検索することなく、ひとつの対話の中で業務を完結できるようになります。たとえば、Googleドライブや SharePoint から最新のドキュメントを見つけてチームに共有する、あるいは Outlook や Googleカレンダーで予定を確認して会議を設定する、Jira のチケットを確認してプロジェクトの課題を特定するといった業務を、すべて Sana Enterprise 上で実行できます。
Workday の共同創業者兼 CEO 兼会長であるアニール・ブースリ(Aneel Bhusri)は、次のように述べています。
「AI が企業において真に機能するためには、予測可能なデータ基盤や業務システムと連携していることが不可欠です。そして、それを実現しているアーキテクチャこそが Workday が構築しているものです。
Sana from Workday は、企業のさまざまなアプリケーションにつながる役割を担っています。単なる新しい Workday のユーザー体験にとどまらず、企業横断的に情報を検索し、意思決定の支援、業務のオーケストレーションを可能にする強力な仕組みです」
Workday のプレジデント、プロダクト&テクノロジー担当であるゲリット・カズマイヤー(Gerrit Kazmaier)は、次のように述べています。
「現在、多くの AI プロジェクトは実証実験や個別のツールとして導入されており、デモでは高い効果を示すものの、実際の業務の進め方そのものを変えるには至っていません。
Sana from Workday は、こうした状況を変える新しいアプローチを提供します。AI エージェントが信頼できるコンテキストに基づいて業務を実行することで、単なる提案にとどまらない価値を提供します。Sana from Workday は、ユーザーがこれ以上新たにアプリケーションの使い方を習得する必要のない、業務の流れの中に自然に組み込まれた AI 体験を提供します」
提供状況
Sana for Workday および Sana セルフサービスエージェントは、Workday Flex Credits を通じて、Workday のお客様に提供しています。Sana Enterprise は、Workday ヒューマン キャピタル マネジメント(Workday HCM)または Workday Financial Management を利用するお客様に加え、Workday Flex Credits を通じてもご利用いただけます。
詳細情報
● Sanaが業務をどのようにサポートするのかに関しては
こちらの動画(英語)をご参照ください
● Sana 買収に関する詳細は、こちらの抄訳リリース「
Workday、Sana の買収完了を発表」をご
参照ください
● Sana from Workday の詳細と、そのスーパーインテリジェンスが企業全体で AI エージェント
を活用し、業務を推進する仕組みについては
こちら(英文)をご参照ください
● Workday の従業員が日常業務の中で Sana from Workday をどのように活用しているかは
こちらのブログ(英文)でご紹介しています
以上
Workday について
Workday は、
人事、
財務、
エージェントを一元管理するエンタープライズ向け AI プラットフォームを提供しています。Workdayは、人事と財務を1つのインテリジェントなプラットフォームに統合し、AIをその中核に据えることで、あらゆるレベルの人々が変化に迅速に適応し、より良い意思決定、重要な成果創出のために必要な明確性、信頼性、洞察力を提供します。中規模企業から Fortune 500 企業に選出される企業の 65% 以上に至るまで、11,500 社以上の世界中にあるさまざまな業界の企業・組織が Workday を導入しています。
ワークデイの詳細については、
こちらをご覧ください。
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将来の見通しに関する記述
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