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第41回日本栄養治療学会学術集会にて、Zene360ゲノム解析結果を活用した生活習慣病予防に向けた行動変容の可能性が発表されました

株式会社Zene

第41回日本栄養治療学会学術集会にて、Zene360ゲノム

― 遺伝的素因に基づくヘルスカウンセリングにより、歩数増加と脂質摂取量の低下を確認 ―


株式会社Zene(以下、Zene)は、第41回日本栄養治療学会学術集会において、松下記念病院 糖尿病・内分泌内科の橋本善隆先生らによる研究発表「ゲノム解析結果が生活習慣病予防に向けた行動変容に与える影響 ―探索的ランダム化比較試験―」において、Zeneのゲノム解析サービス「Zene360」を活用した研究成果が報告されたことをお知らせします。

本研究は、生活習慣病に関連する遺伝的素因の情報を本人に提示したうえでヘルスカウンセリングを行うことが、日常の行動変容にどのような影響を与えるかを検討した探索的ランダム化比較試験です。対象はパナソニック健康保険組合松下記念病院の職員224名で、結果提示群111名、結果非提示群113名に割り付けられました。主要評価項目は歩数の変化、副次評価項目は体組成および食事摂取量の変化でした。

歩数データの解析では、結果提示群は1日あたりの歩数が6,567歩から7,222歩へ増加し、変化量は+654歩/日でした。一方、結果非提示群は7,487歩から7,209歩へ減少し、変化量は-278歩/日でした。両群の変化差は932歩/日で、統計学的に有意な差が示されました。さらに、年齢、性別、BMI等を補正した線形混合モデルにおいても、結果提示介入の効果は932.07歩/日と報告されています。

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/72828/10/72828-10-dd48f0749955583cf49b989f994f73fc-2816x1536.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



また、食事摂取量の解析では、結果提示群において脂質摂取量が有意に減少しました。線形混合モデルでは、結果提示介入による脂質摂取量への影響は-4.43g/日とされ、歩数に加えて食習慣の面でも前向きな変化が示唆されました。

本研究の結論として、遺伝的素因の結果を活用したヘルスカウンセリングは、生活習慣病予防に向けた行動変容、特に身体活動量の増加と脂質摂取量の低下に寄与する可能性が示されました。論文本文では、こうしたアプローチが生活習慣病予防に向けた新たな手法となりうる一方で、検証期間が3か月と比較的短いこと、長期的な疾患予防効果そのものは今後の検証課題であることも示されています。

Zeneが提供する「Zene360」は、2型糖尿病、心疾患、脳血管疾患に関する遺伝的リスク情報に加え、食事、運動、飲酒に関連するゲノム情報を提示し、利用者一人ひとりの行動変容を支援するプラットフォームとして本研究で用いられました。今回の発表は、ゲノム情報を単なる可視化にとどめず、生活習慣の改善行動へつなげる可能性を示すものです。

Zeneは今後も、医療機関、研究機関、健康保険組合等との連携を通じて、ゲノム解析を活用した予防医療・行動変容支援の社会実装を推進してまいります。

発表概要

学会名:第41回日本栄養治療学会学術集会
演題名:ゲノム解析結果が生活習慣病予防に向けた行動変容に与える影響 ―探索的ランダム化比較試験―
発表者:橋本善隆先生 ほか
研究内容:ゲノム解析結果の提示を含むヘルスカウンセリングが、歩数、食習慣、体組成に与える影響を検討した探索的ランダム化比較試験

会社概要

株式会社Zeneは、遺伝子検査・ゲノム解析を活用し、一人ひとりの体質や将来の疾患リスクの違いを可視化することで、予防医療、未病対策、生活習慣病予防、行動変容支援に取り組むヘルスケア企業です。提供するゲノム解析サービス「Zene360」は、だ液を用いた遺伝子検査サービスとして、遺伝的背景に基づく健康リスクや体質傾向を把握し、利用者の健康増進、生活習慣改善、疾病予防、重症化予防を後押しします。
近年、遺伝子検査は、病気の診断補助だけでなく、将来の健康リスクを知り、日々の生活習慣の見直しにつなげる手段として注目されています。Zeneは、遺伝子検査の結果を単なるレポートとして返却するのではなく、特定保健指導、保健事業、健康経営、コラボヘルス、健診後フォロー、生活習慣病対策、従業員の健康管理など、実際の健康支援施策へ活用できる形で社会実装を進めています。
特に、保険者や医療機関、企業においては、対象者ごとに異なる健康課題に応じたアプローチが求められています。Zeneの遺伝子検査・ゲノム解析サービスは、パーソナライズドヘルスケア、個別化予防、ヘルスケアデータ活用、行動変容支援の観点から、特定保健指導の質向上や継続率向上、さらに医療費適正化、生活習慣病の発症予防への貢献が期待されます。
また、企業においては、従業員の健康保持・増進を重要な経営課題とする健康経営の流れが広がっています。Zeneは、遺伝子検査という新たな視点を活用し、従来の一律的な健康施策に加えて、個々の体質やリスク傾向に応じた健康教育、ヘルスリテラシー向上、福利厚生施策、従業員エンゲージメント向上に資するサービス提供を目指しています。
今後もZeneは、医療機関、研究機関、健康保険組合、企業等との連携を通じて、遺伝子検査、ゲノム解析、予防医療、特定保健指導、健康経営、生活習慣病予防、行動変容支援の領域で社会実装を進め、科学的エビデンスに基づく新たなヘルスケアの普及に取り組んでまいります。

株式会社Zene
https://www.zene.co.jp/

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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