建設技術者への就職者数、3年連続で減少、女性、工学以外など多様な新卒層が増え、就職者の構成に変化
ヒューマン

【建設技術者編:新卒就職動向レポート】
総合人材サービス会社で、建設業向けの人材派遣・海外エンジニア派遣・人材紹介事業を展開するヒューマンリソシア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:高橋 哲雄、以下「当社」)は、長年人材不足が指摘されている建設業において、将来の事業基盤を担う建設技術者への新卒就職動向について、最新データをもとに集計・分析しました。調査の結果、大学等新卒での建設技術者への就職者数は前年比0.9%減の約2.2万人となり、3年連続で減少していることがわかりました。また大学院修了の就職者が増えているほか、女性や工学系以外の出身者の割合が上昇しており、建設技術者への新卒就職者の構成に変化がみられました。
【本調査結果のポイント】
●建設技術者への新卒就職者数は約2.2万人で、前年比0.9%減と3年連続の減少
●大学院修了者が増加、大学卒は微増、専修学校卒は減少
●女性や工学系以外の出身者の割合が高まり、就職者の構成に変化
・本レポートでは、文部科学省「学校基本調査」より、高等教育機関である大学院、大学、短大、高専、専修学校の卒業者の職種別就職者データを集計、分析しています。
・大学院、大学、短大、高専の卒業者については、専門的・技術的職業従事者のうち「建築・土木・測量技術者」への就職者、専修学校の卒業者については「測量」および「土木・建築」専攻で、同分野への就職者を「建設技術者の就職者」と定義しています。
本調査結果のレポートにつきまして本調査結果の全編は、ダウンロード資料として提供しています。
1.背景
建設業においては、就業者の高齢化や担い手不足が指摘されており、人材確保が重要な課題となっています。このような中、企業には新卒採用の強化に向けた動きがみられます。このような動向を踏まえ、建設技術者への新卒就職状況について、最新データである2025年3月卒業者の動向について集計・分析しました。
2. 調査結果の概要
●新卒での建設技術者への就職者数は3年連続で減少
高等教育機関(大学院、大学、短大、高専、専修学校)を2025年3月に卒業し、建設技術者として就職した人数は、前年比0.9%減の約2.2万人となりました。2023年に前年比で減少に転じて以降、3年連続で減少しており、新卒での採用が引き続き難しい状況にあることがうかがえます。
[画像1:
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高等教育機関(大学院、大学、短大、高専、専修学校)卒業の職業別就職者数をもとに作成
●大学新卒は増加に転じるも、増加幅は限定的
就職者の約6割を占め、新卒採用の中心である大学(学部)卒での建設技術者就職者数は、2025年に前年比0.3%増え、約1.3万人となりました。2年連続の減少から増加に転じたものの、増加幅は限定的であり、大きな回復には至っていません。
[画像2:
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大学(学部)卒業の職業別就職者数をもとに作成
●大学院修了者は増加、女性および工学系以外出身者の割合が上昇
大学院(修士・博士)を修了し、建設技術者として新卒で就職した人数は、前年比2.5%増で、5年連続で増加しています。人数ベースでは3,970人と少ないものの、建設技術の高度化を背景に、より専門性の高い人材への需要が高まっていると考えられます。
[画像3:
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大学院修士・博士課程修了の職業別就職者数をもとに作成
また女性の建設技術者就職者数は増加傾向にあり、大学卒の就職者に占める女性比率は2025年時点で24.8%と、就職者の約4分の1を女性が占めています。大学の学部別就職者では、土木建築工学などを含む工学部出身者が占める割合が継続して低下しており、2025年には65.1%となりました。
このように、女性や工学系以外の出身者の割合が高まっており、建設技術者の新卒就職者における構成に変化がみられます。
[画像4:
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[画像5:
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(図表4、5)大学(学部)卒業の職業別就職者数を、男女別/関連学科別に集計
3. 調査結果をうけて
本調査から、新卒での建設技術者への就職者数は減少傾向が続いていることが確認されました。一方で、大学院修了者の増加や、女性、工学系以外の出身者の割合の上昇など、就職者の構成にも変化がみられます。
従来の工学系中心の人材に加え、多様なバックグラウンドを持つ人材の参入が進み、就職者の裾野が広がっている状況を踏まえ、今後は多様な人材が活躍できる環境整備や育成の重要性が高まっていくと考えられます。
<ヒューマンリソシアについて>
人材総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、デジタル活用による業務受託(BPaaS)、DXソリューションの導入・活用支援を全国27拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業を基盤とするグループの強みを活かし、社会に必要とされる人材の育成と提供を行ってきました。近年は、AI・RPAなどのデジタル技術を活用し、生産性向上や業務変革支援にも注力しています。人材サービスとデジタル活用を組み合わせ、企業の人材課題の解決と、労働人口減少という社会課題の解消に向けた取り組みを進めています。
[画像6:
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●ヒューマンリソシアWebサイト:
https://resocia.jp
<ヒューマングループについて>
1985年の創業以来「為世為人」を理念に掲げ、教育を中核に人材、介護、保育、IT、美容、スポーツと多岐にわたる事業を展開。国内340拠点以上、海外4カ国5法人のネットワークによる独自のシナジーを活かし、深刻な「労働人口減」の解決に挑んでいます。海外人材の活用、介護・保育による国内労働力の確保、AI・DXによる生産性向上、社会人教育のリスキリングを通じ、時代に即した労働環境の革新と質の高いサービスを提供します。
●ヒューマンホールディングスWebサイト:
https://www.athuman.com/
会社概要
ヒューマンリソシア株式会社
●代表取締役: 高橋 哲雄
●所在地: 東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿プライムスクエア1階
●資本金: 1億円
●URL:
https://resocia.jpプレスリリース提供:PR TIMES




記事提供:PRTimes