Zimmer Biomet、アジア太平洋地域の医療技術アワードで3部門受賞
ジンマー・バイオメット合同会社

Healthcare Asia Medtech Awards 2026 日本発「ヨード処理技術」を用いた世界初の整形外科用インプラントで受賞
メドテック業界のグローバルリーダーであるZimmer Biometの日本法人ジンマー・バイオメット合同会社(本社:東京都港区、職務執行者:内田 至皇)は、2026年3月27日(現地時間)にシンガポールで発表されたHealthcare Asia Medtech Awards 2026において、整形外科製品イノベーション、デジタルイノベーション、マーケティング&コミュニケーションの3部門で受賞したことをお知らせいたします。
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[表1:
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■ アジアパシフィック グループプレジデントのコメント
Zimmer Biomet アジアパシフィックグループプレジデントのサン・イーは次のように述べています。
「これらの受賞は、アジア太平洋地域におけるZimmer Biometのイノベーション力の高さと、当社ソリューションの重要性が評価された結果です。先進的なインプラント技術による感染リスクへの対策から、データに基づく回復支援、外科医との連携強化に至るまで、私たちは地域全体の患者にとって最も重要な医療課題の解決と治療結果の向上に注力しています」
Healthcare Asia Medtech Awardsは、シンガポールの医療専門メディアHealthcare Asia Magazineが主催し、アジア太平洋地域における医療機器、デジタルヘルス・患者ケアソリューション分野で革新的な成果や社会的インパクトを上げた企業や取り組みを国別に表彰するアワードプログラムです。製品イノベーション、デジタルイノベーション、マーケティング&コミュニケーションイニシアチブなど16部門で構成されています。
■ 整形外科製品イノベーション賞:「ヨード処理技術」を用いた人工股関節インプラント(iTechnology)
「ヨード処理技術」(iTechnology)を用いたiTaperloc(R) Complete および iG7(TM) Hip System は、インプラント表面への細菌付着ならびにバイオフィルムの形成を抑制する感染対策技術を備えた人工股関節インプラントです。
これらのインプラントは細菌の付着を抑制し[1-2]、初回手術の約1%~2%で発生すると推定される深刻な合併症である人工関節周囲感染のリスクの低減を目指して開発されました。[3]
ヨウ素は生体適合性が高く、抗生物質耐性を増やすことなくバイオフィルムの形成を抑制します。[4-5] この技術は、2025年9月に日本の厚生労働省から承認され、同年10月に米国食品医薬品局(FDA)から画期的医療機器(Breakthrough Device)指定を受けています。
■ デジタルイノベーション・オブ・ザ・イヤー:WalkAIプラットフォーム
WalkAIは、人工知能を用いて人工膝関節置換術後の患者の歩行データを分析し、術後90日目の歩行速度を予測するデジタルプラットフォームです。術後15日目から40日目は通常、医療者の接触が少ない期間ですが、WalkAIはこの期間に回復が想定通り進んでいない患者を検出し、早期の臨床介入を可能にするよう設計されています。回復状況の可視性の向上により、外科医はより詳細なモニタリングやリハビリテーションの調整が必要な患者を優先的に対応でき、合併症のリスクの低減につながります。
このプラットフォームは現在、オーストラリアとニュージーランドの180人以上の外科医によって使用され、2万人以上の患者を支援しており、臨床現場での高い普及率と拡張性を示しています。
■ マーケティング&コミュニケーション・イニシアチブ・オブ・ザ・イヤー:「You'll Be Back」
「You'll Be Back」キャンペーンは、俳優アーノルド・シュワルツェネッガー氏をZimmer Biometの「チーフムーブメントオフィサー(Chief Movement Officer)」に起用した疾患啓発活動です。タイ王立整形外科医師会の年次会議を起点に展開され、「動くことの大切さ」に焦点を当て、痛みを抱える人々に治療の選択肢があることを届けることを目指しました。
このメッセージは、製品そのものではなく、回復、健康寿命、生活の質に焦点を当てたことで強い共感を得ました。このキャンペーンは大幅にエンゲージメントを高め、ブースでの交流は年々3倍に増加し、外科医から高い評価を得ました。
【ご参考】iTechnologyについて
iTechnologyは、陽極酸化皮膜処理と電着法を用いてインプラント表面にヨードを担持させることで、細菌付着ならびにバイオフィルムの形成を抑制する「ヨード処理技術」を用いた世界初の整形外科用インプラントです。本技術は土屋弘行教授(現・横浜栄共済病院院長)らにより20年にわたる開発の末に日本で生まれ、金沢大学から多数の基礎研究および臨床使用の報告があります。
日本は世界有数の天然ヨード資源国であり、このヨードの特性を活かした技術開発は、日本の科学的知見と臨床ニーズから生まれた「日本発の医療イノベーション」として、感染対策の新たな選択肢を提案します。Zimmer Biometは本技術のライセンスを取得し、人工股関節インプラント iTaperloc(R) Complete および iG7(TM) Hip Systemとして製品化しています。
薬事承認情報
[表2:
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[表3:
https://prtimes.jp/data/corp/170892/table/3_3_4936d8162b79e57e780443aeda95bd73.jpg?v=202604151115 ]
[表4:
https://prtimes.jp/data/corp/170892/table/3_4_03c967a57b53fc0a0ccbf7e1be61c267.jpg?v=202604151115 ]
[1] D. Inoue et al. (2017), Inhibition of biofilm formation on iodine-supported titanium implants, Int Orthop (SICOT) 41: 1093-1099
[2] D. Inoue et al. (2019), Iodine-supported titanium implants have good antimicrobial attachment effects, J Orthop Sci 24: 548-551
[3] Izakovicova, P., Borens, O., & Trampuz, A. (2019). Periprosthetic joint infection: current concepts and outlook. EFORT open reviews, 4(7), 482-494.
https://doi.org/10.1302/2058-5241.4.180092
[4] T. Shirai et al. (2011), Antibacterial iodine-supported titanium implants, Acta Biomater 7(4): 1928-1933
[5] T. Shirai et al. (2023), Iodine-supported implants in prevention and treatment of surgical site infections for compromised hosts: a prospective study, J Orthop Surg Res 18(1): 388
会社概要(Zimmer Biometについて)
Zimmer Biometは、モビリティの最大化と健康増進のために設計された包括的なポートフォリオを持つグローバル メドテック リーダーです。私たちは、革新的な製品と、データ、データ分析、人工知能を活用し統合されたデジタルおよびロボットの技術を通じて、患者さんの体験をシームレスに変革します。
90年以上にわたる信頼されるリーダーシップと実績のある専門知識により、Zimmer Biometは患者さんと医療従事者に最高品質のソリューションを提供する立場にあります。私たちのレガシーは、進化と革新の進歩的な文化を通じて今日も生き続けています。
ジンマー・バイオメット合同会社(Zimmer Biomet G.K.)について
米国インディアナ州に本社を持つジンマー バイオメット社(Zimmer Biomet Holdings, Inc.)の日本法人です。変形性関節症や骨折をはじめとする整形外科領域の疾患に苦しむ患者さんの生活の質の改善のために、人工関節や骨接合材料などに代表されるインプラント製品や治療ソリューションの提供に努めています。また、近年では頭蓋顎顔面領域、胸部領域、てんかん診断領域への事業拡大にも積極的に取り組んでおります。
グローバル メドテック リーダーとしての役割を担うべく、再生医療や手術支援ロボットなどの先進的なテクノロジーを推進し、世界中の人々の痛みの軽減と、QOLの向上に貢献します。
会社概要
会社名:ジンマー・バイオメット合同会社
職務執行者:内田 至皇
資本金:23億1千万円
設立:2016年2月1日
所在地:〒108-0073 東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー12階
ホームページ:
https://www.zimmerbiomet.com/ja
事業内容:整形外科向け医療機器・器械の製造/輸入/販売
主要取扱品目:手術用インプラント、手術器械、手術ロボット
本資料は、日本に在住されているステークホルダーに、ジンマー・バイオメット合同会社の最新の活動状況をお知らせするために作成し、報道関係者向けに公表したものです。特定の製品の販売促進を目的としたものではありません。
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes