再生備前のアートシリーズ「MONO-SOLUM」ミラノデザインウィーク2026(フォーリサローネ)に出展
the continue.

~素材が描く表現と、日本の素材文化を世界へ~
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焼成によって現れる窯変の表情だけを切り取った作品と陶片のもつ記憶(MONO-SOLUM)
報道関係各位
2026年4月17日
株式会社the continue.
イタリア・ミラノデザインウィーク2026の期間中、再生備前を軸に活動する株式会社the continue.は、ミラノの私設図書館 Biblioteca OSTINATAとのコラボレーションにより展示を開催します。(4月20日~4月26日)
新ブランド「MONO-SOLUM」による再生備前アートピースを通して、本展では日本六古窯の一つであり千年以上と言われる歴史を持つ備前の系譜を、再生陶器という視点から辿ります。
さらに本展では、作品に触れることのできる展示構成を採用し、素材が持つ記憶や時間を身体的に体感する新たな鑑賞体験を提示します。
特設ページ(日本語):
https://the-continue.com/mono-solum/
1.ミラノデザインウィーク2026での体験展示
■ 展示の核:「素材が描く」という視点をデザインと知のロケーションで
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会場となるBiblioteca OSTINATA(ミラノ)知の空間
・素材が描く
MONO-SOLUMは、役割を終えた備前焼の陶片を再生し、再び焼成することで生まれるアートです。
そこに現れる表情は、作家が“つくる”ものではなく、
焼成の過程における化学反応と環境条件によって生じるものです。
炎の流れ、灰の付着、温度差、時間。それらが複雑に作用し、ひとつとして同じもののない表情を生み出します。
本展では、この視点から、人の意図を超えて現れる素材のふるまいそのもの、その歴史やストーリーを提示します。
・ロケーション
会場となる Biblioteca OSTINATA は、ミラノの中心、ドゥオモからもほど近いミッソーリ地区にある私設図書館。 知を蓄え、読み解くためのミラノの市民に開かれた場所。ミケーレ・デ・ルッキ の手がけた建築のなかで、土に刻まれた時間を読み取っていくような空間を提示します。
■ 窯変という現象を切り取る
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記憶を切り取り閉じ込めた額は、素材にもこだわりアクリルカバーをつけない展示。
備前焼における「窯変」は、焼成の中で起こる自然現象です。
炎の当たり方や灰の積もり方、窯内の微細な環境差によって、
色や質感、表情が変化し、予測できない景色が生まれます。
MONO-SOLUMでは、この窯変を「結果」ではなく、
素材が反応し、描き出したプロセスの記憶として捉えています。
それは、人が完全に制御することのできない領域であり、
同時に、素材と環境が関係し合うことで現れる表現です。
■ 空間構成:触れ、身体で感じる素材の展示空間
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展示では、備前焼の産地で実際に回収された陶片を配置し、触れることで身体で感じられる空間になっている。
展示空間は、MONO-SOLUMを中心に、割れた陶片や歴史資料も含めて構成され、備前の土が持つ時間の蓄積と素材そのものの魅力を体感できる空間となります。
本展では、MONO-SOLUMはアクリルカバーを設けない額装とし、また、備前焼作家による作品にも実際に触れることができる構成としています。
さらに、備前市内で回収された廃棄陶片も空間内に展示され、来場者は素材そのものに直接触れることができます。
土の質感、焼成の痕跡に触れることで、視覚だけでなく身体的な感覚を通して、
自然や伝統とともにあろうとする日本の文化や感性に触れる体験です。
また、素材と向き合う4人の備前焼作家による作品も展示します。
自然素材に手を加える作家たちが、どこまで関与し、どこから自然に委ねるのか。それぞれの作品の中に現れる自然と人の距離感を触れ、見ることで感じ取ることができます。
自然や伝統とともにあろうとする日本の文化や感性を、
身体を通して理解する体験へとひらきます。
■ 特別展示:素材と文化の往来を辿る
本展では、特別展示として、日本各地の伝統工芸を紹介する特別展示も実施します。
日本は島国でありながら、古くから船によって素材や文化が運ばれ、各地で独自の発展を遂げてきました。
本展示では、そのような素材と文化の往来の記憶に着目し、北前船と工芸品をテーマに活動するKOGEI Collaboration Kitamae-buneのプロジェクトとして、北前船の活躍と各地の工芸品を空間展示として出展します。
特設ページ(日本語):
https://the-continue.com/kitamae_bune/
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特別展示では、北前船をテーマに、日本の伝統工芸の素材と文化の交流を展示。
2.再生備前の経緯とこれから
■ 素材の可能性-建築・デザインへの展開-
MONO-SOLUMは、額装作品の展示にとどまらず、空間素材としての展開も視野に入れています。
再生備前は、再生素材の特徴を活用することで、収縮や歪みが少なく、安定した品質での再現や、物性調整が可能です。これにより、従来の備前焼には難しかった素材開発により、建築・インテリアにおける素材として活用が可能になります。
また、本素材の特徴は、物性にとどまらず、焼成の過程で刻まれた「素材の記憶」を内包している点にあり、その痕跡は、時間や環境との関係性を物語として宿し、空間の中にストーリーやアート性をもたらす要素となります。
MONO-SOLUMは、単体のアートとして鑑賞されるだけでなく、素材そのものとして捉えることで、新たな展開が可能になります。例えば、アーティストやデザイナーにとってのキャンバスとして機能し、他分野とのコラボレーションによる新たな表現の可能性を開くなど、ミラノデザインウィーク2026での新たな出会いを待っています。
■ 背景:再生備前の取り組み
-2026年3月に「ものづくり日本大賞(中国経済産業局長賞)」を受賞-
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第10回ものづくり日本大賞中国経済産業局長賞を受賞した再生備前
本展示の背景には、2021年に活動を開始した備前焼の陶片を再資源化する「再生備前」の取り組みがあります。
備前焼の産地である岡山県備前市では、地域内の陶芸家や自治体と協力をして回収された陶片を原料とし、粉砕と材料技術により産地内でのリサイクルシステムを実現しています。
また、再生素材は、地場産業である耐火れんがの再生技術を応用して「備前焼の質感を持ちながら安定した成形性をもつ新たな素材」として開発を行ったことで、日用品や装飾用アートピースに適する素材となりました。
本取り組みは、「第10回 ものづくり日本大賞(中国経済産業局長賞)」を受賞しています。
※再生備前の詳細については、過去のプレスリリースをご参照ください。
再生備前設立時のリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000081121.html
3.2026ミラノデザインウィークでのプロジェクト詳細
■ プロジェクト体制
本展は、再生備前を軸としたプロジェクトとして、
多様な分野の関係者との協働により実現しています。
主催であるthe continue./三石ハイセラムを中心に、
作家、デザイナー、額装、空間設計、日本の文化発信に関わる団体・組織、行政などが関わり、
素材・文化・空間を横断する展示を構築しています。
クリエイティブディレクションにはYUSUKE TAGUCHI DESIGNを迎え、
備前焼作家4名による作品、額装、空間構成、香りの演出など、
複数の領域が重なり合うことで、本展の体験が形づくられています。
(主な参加者・協力者)
主催:株式会社the continue./株式会社三石ハイセラム
クリエイティブディレクション:田口裕介(YUSUKE TAGUCHI DESIGN)
参加作家:窯人_伊勢崎創/ 豊福博/高原卓史/大饗利秀
額装_吉田麻代 (kurogane額縁)
内装・施工協力_In Fieri srl / Alessandra Scarfò Design
香り監修:寺澤りか(Limetta)
共催: KOGEI Collaboration Kitamae-bune
協力:Biblioteca OSTINATA /井谷直義 (TSUNAGITE inc.) エカテリーナ・デ・アンドレイス(EKADEA studio) / fujieuほか
■関連イベント:対話と交流の場として
本展の会期中、展示の思想をより深く共有する場として、
トークセッションおよびレセプションを開催します。
ミラノという国際的なデザインの交差点において、
備前という地域に根ざした素材文化がどのように位置づけられるのか。
トークセッションでは、素材・記憶・時間というテーマを軸に、
本プロジェクトに関わる作家や関係者が、それぞれの視点から語ります。
またレセプションでは、来場者と関係者が直接交流する機会を設け、
素材と文化をめぐる対話の場をひらきます。
記憶と知の空間での対話で、深い感性や思想が生まれる場を創出します。
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展示と交流イベントは図書館という知の空間で開催
・2026年4月23日(水)16:00-17:30|トークセッション
・2026年4月23日(水)18:00-19:30|レセプションパーティ
※いずれも事前予約制(詳細は公式サイト・SNSにて案内)
■ 展示概要
・会期:2026年4月(ミラノデザインウィーク期間中)
・会場:OSTINATA(イタリア・ミラノ)
・内容
MONO-SOLUM:、備前焼作家作品、
特別展示:<酒田船箪笥、加賀漆芸(蒔絵)、山中漆器、磯草塗、村上木彫堆朱、九谷焼、サムライシルク/きびそ、羽越しな布(村上・鶴岡)>
■ 公式サイト
・日本語:
https://the-continue.com/mono-solum/
・英語:
https://the-continue.com/en/mono-solum/
・イタリア語:
https://the-continue.com/it/mono-solum/
・特別展示:
https://the-continue.com/kitamae_bune/
●MONO-SOLUMサイト
■ Fuori saloneサイト
・MONO-SOLUMページ
https://www.fuorisalone.it/it/2026/eventi/6321/MONO-SOLUM
・記事
https://www.fuorisalone.it/it/magazine/focus/article/1982/mono-solum-un-viaggio-nella-genealogia-del-bizen-rigenerato-milano-fuorisalone?fbclid=IwZnRzaARJhOJleHRuA2FlbQIxMQBzcnRjBmFwcF9pZAo2NjI4NTY4Mzc5AAEelwvHDCGXMLkamD6H50MHLISY98sYRbyJxRdcskjhHHfUhpsoix4_qL66xX4_aem_9exyADexNtRIcxpQGfWCVwプレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes