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東海大学とNEC、「大学向けデータ利活用基盤PoC」協創プロジェクトを実施

日本電気株式会社

東海大学とNEC、「大学向けデータ利活用基盤PoC」協創


 東海大学と日本電気株式会社(NEC)は、教学IR(Institutional Research、注1)領域におけるデータ利活用の高度化を目的とした協創プロジェクトとして、「大学向けデータ利活用基盤PoC」を共同で実施しました。
 本PoCでは、大学が保有する多様なデータを活用し、教育の質向上や大学運営の高度化に資するデータ利活用の実現可能性を検証しました。
 2026年3月にプロジェクトを完了し、成果として大学における実運用を見据えた教学IRの分析モデルなどの有効な知見を得ることができました。

背景
 近年、大学を取り巻く環境は大きく変化しており、教育の質保証、学生の成長把握、大学経営の高度化に向けて、データに基づく意思決定の重要性が高まっています。一方で、多くの大学では、学務・教学データが部門ごとに分散し、十分に利活用できていないという課題を抱えています。
 また、NECは、教育DXの支援に向けて価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」(注2)のもと、大学向けのBluStellar Scenarioである「データ活用により多様な学生が学びを選択できる教育環境」に取り組んでいます。
 そこで東海大学とNECは、単なるシステム導入ではなく、大学が本当に取り組むべき課題を起点とした「協創プロジェクト」として、本PoCを開始しました。

実証の概要
 本PoCは、教学IR領域におけるデータ利活用の高度化を目的とした協創プロジェクトとして以下を実施しました。
- ワークショップを通じて、教学IR領域における代表的な課題を明確化し、データ利活用の観点から整理・構造化- 抽出した課題の解決に向けて、データ利活用基盤を構築し、実データを用いて検証- 本プロジェクトを通じて、大学におけるデータ利活用の技術面及び実運用面での効果と課題を整理
 なお、本PoCではデータ利活用基盤として Microsoft Fabric を採用しています。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1322/78149-1322-c8d2bfb61188ccea05bb65380012998d-774x317.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
データ利活用基盤PoCの実施内容


実証の成果
1. ワークショップを用いて課題・目的を具体化
 東海大学の経営層を含む関係者とNECが共同でワークショップを実施し、教学IR領域において取り組むべき課題の探索と目的の設定を行いました。その結果、大学の教育活動・学生支援・大学運営の観点から、KGI/KPIツリーとして構造化した4つの主要課題を具体化しました。これにより、「何のためにデータを使うのか」「どの指標を見るべきか」を関係者間で共通認識として持つことができました。

 4つの主要課題
 (1) 進路・キャリアアウトカム分析(就職率の増加)
 (2) 学生行動と成果のマッチング(中退/留年者の減少)
 (3) 入学時要因と学習成果の関連分析(学生属性と授業評価)
 (4) 学生の成長に対する大学の教育価値のエビデンス化

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1322/78149-1322-9c352a29320236cb41a52d289e0e7604-995x505.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「(2) 学生行動と成果のマッチング」のKGI/KPIツリー ※詳細は非開示のため画像右半分はマスクしています


2. データ定義、分析ロジック構築、分析可視化の実現
 4つの課題の解決に向けて、NECは様々な業種で培ったノウハウと文教領域の知見を活かし、データ利活用の定着化支援として東海大学と共に以下の検討を進めました。
- 教学IRに必要なデータの整理・定義- 課題解決に繋がる分析ロジックの開発- 分析結果を関係者が直感的に把握できる可視化機能の実装
 なお、各種学務データ、学修力調査、学生アンケートなど、大学が日常的に保有・活用しているデータを中心に利用しました。
 このデータ定義・分析ロジック・可視化機能を一体化した「教学IRの分析モデル」は、ワークショップから連続したコンサルタントとエンジニアの伴走によって創出されました。この分析モデルの構築により、データ分析を単発の分析に留まらせず、継続的に活用可能な形で実施できる基盤として整備しました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1322/78149-1322-77549f64a5e98432c6a301843234824f-915x517.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「進路・キャリアアウトカム分析(就職率の増加)」の画面イメージ ※図中の氏名は仮名です


3. データ分析の有効性を確認
 本PoCを通じて、以下のような価値を確認しました。
- 教学IR領域において、これまで個別・断片的であったデータを横断的に分析できるようになった- 課題とKPIを起点にした分析により、教育施策や学生支援の検討に活用可能な示唆が得られた- 分析結果を可視化することで教職員間の共通理解や議論が促進された
 さらに、これらを通じたデータを活用した教学IRの検証を継続的に実施できる状態を構築できた点が、大きな成果となりました。

今後に向けて
 東海大学とNECは、本PoCで得られた成果と課題を、AI活用を含む将来の教学IRの高度化に向けた「土台」として、今後も段階的に発展させていきます。2026年4月以降に、他の利用シーンの検討や本PoCでの成果を実務に適用できるかなどを検討予定です。
 NECは、本取り組みで得た知見をもとに、他大学にも展開可能なデータ利活用支援サービスとして提供し、大学DXの推進に貢献していきます。

本発表に関するコメント
東海大学
 本学では、教育の質向上や大学運営の高度化に向け、データに基づく教学IRの推進を重要な取り組みとして位置づけています。本PoCでは、NECとの協創を通じて、課題設定からデータ活用までを一体的に検証でき、実運用を見据えた有効な知見を得ることができました。今後も本成果を活かし、教育・学生支援のさらなる充実に取り組んでまいります。

(注1)大学の教育・学修・運営に関する情報を体系的に収集・分析し、客観的な根拠に基づいて教育の質向上や大学運営の改善を図る取り組み。

(注2)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1322/78149-1322-c3e43ef655c4fb98c9f5cb499b62b0ac-595x135.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導き、お客さまを未来へ導く価値創造モデルです。
https://jpn.nec.com/dx/index.html 

<本件に関するお問い合わせ先>
NEC 文教・科学ソリューション統括部
E-Mail:nec-edu@blustellar.jp.nec.com

東海大学
東海大学学長室(広報)担当:喜友名、林
TEL.0463-63-4670(直通)
E-mail:upr@tokai.ac.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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