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従業員のSNS利用、企業の7割が社内ルール「なし」 企業規模間などで格差大きく、対策の遅れは大きな経営リスクに直結

株式会社帝国データバンク

従業員のSNS利用、企業の7割が社内ルール「なし」 企

SNS投稿に関する社内ルールの整備状況アンケート(2026年5月)


[画像1: https://prtimes.jp/i/43465/1338/resize/d43465-1338-839600-pixta_139280219-0.jpg ]


株式会社帝国データバンクは、従業員個人のSNS投稿に関して、企業の社会的信用を毀損する恐れのある発信を制限する社内ルールの整備状況について、企業へアンケート調査を行った。

SUMMARY
従業員のSNSの私的利用による情報漏洩や炎上リスクに対し、ルールを整備している企業は23.2%にとどまった。「個人の倫理観と常識的判断」や「形骸化への懸念」を理由に未整備の企業も多く、企業規模や業界によって、対応に格差が表れた。SNSを介した情報漏洩などは経営に重大な影響を及ぼす可能性がある。今後は、プライバシーに配慮しつつ具体的な指針の提示や教育を行い、早急に組織を守る防衛策を講じる必要があろう。

・調査期間:2026年5月8日~5月12日(インターネット調査)
・有効回答企業:1,355社
SNSに関する社内ルールが「ある」企業は2割にとどまる
近年、従業員によるSNSの私的利用を介した企業の情報漏洩が大きな問題となっている。自社の従業員が個人として利用するSNSにおいて、社内情報の投稿など、企業の社会的信用を毀損する恐れのある発信を制限する社内ルールがあるか尋ねたところ、「ルールがある」と回答した企業は23.2%と、2割程度にとどまった。企業からは、「SNSでの情報漏洩防止について就業規則に定めている」(リース・賃貸)や、「社内行動規範を基に、SNSの私的利用のリスクなどを教育している」(人材派遣・紹介)といった声が聞かれた。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/43465/1338/43465-1338-7848d9f17daa042203a05f8ca946081c-942x480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


他方、「ルールはないが、検討中」が36.8%、「ルールを設ける予定はない」が32.0%と両者を合わせると7割近くに達し、現時点では多くの企業でルールが未整備であることが分かった。企業からは「年々、指導だけでは不十分な面もあり、ルール作りを検討している」(出版・印刷)や「どこまで制限し、どこまで自主性にゆだねるかの判断が難しい。基本的には自主性を尊重しようと考えている」(機械製造)、「ルールを設けても抑止力は軽微であり、ほとんど意味をなさないのではないか」(不動産)といった声が寄せられた。

規模別にみると、個人のSNS投稿に対する対応の差が顕著に表れた。「大企業」では半数(50.5%)の企業で「ルールがある」と回答した一方で、「小規模企業」では9.8%と1割を下回った。また、「ルールを設ける予定はない」では、「小規模企業」(43.0%)で4割を超えているが、「大企業」(17.2%)は1割台にとどまった。

業界別では、一般消費者との接点が多い『サービス』(27.9%)において、ルールを策定している企業の割合が高い傾向がみられた。企業規模や業界によって、従業員のSNS投稿に対するリスク管理の姿勢に大きな開きがあるのが実情といえる。
本アンケート結果から、SNSを介した機密情報の漏洩や誹謗中傷、不適切な動画投稿(バイトテロなど)のリスクに対し、企業の対応に大きな格差があることが鮮明となった。ルール整備済みの企業は2割程度にとどまり、7割近くで未整備だった。とりわけ対策が十分に整っていない小規模企業や、個人の倫理観と常識的判断に委ねる企業などでは、法的責任や、社会的信用の低下といった経営リスクへの備えが課題と考えられる。

今後は、単なる注意喚起ではなく、具体的な指針の提示やネットリテラシー教育による実効性の確保が不可欠であろう。炎上が売り上げや採用などに致命的な打撃を与える現代において、従業員のプライバシーを尊重しつつも、組織を守るために早急な「防衛策」としてのルール整備が、企業規模を問わず喫緊の課題となっている。

<参考>企業からの声・主なコメント 
ルールがある企業
- 就業規則にSNS発信に関する服務規律の規定はある(飲食料品卸売)- 接客業であるため、就業中、特段の事情がない限り、原則スマートフォンはロッカーに保管または事務所に預けるルールとなっている(娯楽サービス)- SNSでの情報漏洩防止について就業規則に定めている(リース・賃貸)- 社内行動規範を基に、SNSの私的利用のリスクなどを教育している(人材派遣・紹介)

ルールはない(検討中含む)企業
- 社内ルールを制定しても管理ができるか不安(建設)- ルールを設けても抑止力は軽微であり、ほとんど意味をなさないのではないか(不動産)- どこまで制限し、どこまで自主性にゆだねるかの判断が難しい。基本的には自主性を尊重しようと考えている(機械製造)- 年々、指導だけでは不十分な面もあり、ルール作りを検討している(出版・印刷)- 当社は現時点でルールはないが、中途社員採用時の教育でSNSのことは説明している(機械・器具卸売)- 細かなルールを作ったとしても、なかなか素直に従ってくれるとは到底思えないのが現状(運輸・倉庫)- 社内ルールを制定しても管理ができるか不安(建設)

プレスリリース提供:PR TIMES

従業員のSNS利用、企業の7割が社内ルール「なし」 企

記事提供:PRTimes

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