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登校渋りの原因は本当に5月病? GW明け、朝の不調を訴える子どもたちは5割超に

一般社団法人 起立性調節障害改善協会

登校渋りの原因は本当に5月病? GW明け、朝の不調を訴

保護者の約6割が「起立性調節障害(OD)」について詳しく知らないことが判明


GWが明けて新学期から1ヶ月。子どもが「朝起きられない」「学校に行きたがらない」といった不調を訴え、悩む家庭が増えています。これらは単なる「五月病」や「怠け」ではなく、思春期に発症しやすい「起立性調節障害(OD)」という病気が隠れている可能性があります。一般社団法人 起立性調節障害改善協会は、小学校高学年~高校生(10~18歳)の子どもを持つ全国の保護者200名を対象に「子どもの朝の不調と起立性調節障害に関する実態調査」を実施しました。その結果、半数以上の子どもに何らかの朝の不調が見られる一方、保護者の約6割が起立性調節障害の概要を知らず、初期対応として「生活習慣の乱れ」や「スマホのせい」と捉えてしまう実態が明らかになりました。

調査背景

新学期が始まって約1ヶ月が経ち、ゴールデンウィーク(GW)が明けた5月は、子どもの緊張の糸が切れ、心身の不調が表面化しやすい時期です。なかでも「朝起きられない」「頭痛やめまいがする」といった症状は、世間一般的に「五月病」や「怠け」「夜更かしのせい」と混同されがちです。しかし、これらは自律神経の機能不全によって起こる「起立性調節障害(OD)」の代表的な症状でもあります。実は、保護者の理解不足から、子どもを厳しく叱責したり無理に登校させたりすることで、症状が悪化し不登校へ繋がるケースも少なくありません。そこで当協会は、保護者が子どもの不調をどう受け止め、どう対応しているのか、また起立性調節障害に対する認知度を明らかにすべく本調査を実施しました。

調査サマリー

- GW明けの子どもの異変:朝起きられない、登校を渋る様子が「あった」と答えた保護者は57.0%と半数以上- 具体的な症状:不調のトップは「起きられない・布団から出られない(26.5%)」、次いで「だるさ・倦怠感(14.6%)」- 認知度の課題:起立性調節障害(OD)について、名前は聞いたことがあっても「概要までは知らない」保護者が約6割(58.5%)- 初期の受け止め方:「GWの生活習慣の乱れ」「夜更かし・スマホのせい」を疑う声が約4割を占める一方、「病気の可能性」を疑った保護者はわずか3.0%- 現在の対応:「生活リズムの改善を促す」が最多の日常的ケア。一方でどう対応していいか分からず「手探り状態」の家庭も

詳細データ

Q1:GWが明けてから、お子さまに「朝起きられない」「学校に行きたがらない」などの様子はありましたか?
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97246/25/97246-25-96bb551ae9c55fbdffbdd31ad974fc57-1074x767.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- ときどきあった:25.5%- 数回あった:25.0%- ほとんどなかった:22.5%- まったくなかった:20.5%- 頻繁にあった:6.5%
→「頻繁に」「ときどき」「数回」を合わせると57.0%に達し、半数以上の家庭でGW明けに子どもが何らかの異変や登校渋りを見せていることがわかりました。新しい環境の疲れが一気に出やすい時期である様子がうかがえます。
Q2:お子さまに見られた/見られている朝の不調は、具体的にどのようなものですか?
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97246/25/97246-25-84e46a975c2aef595171e18964622cbe-1074x767.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- 起きられない・布団から出られない:26.5%- 特に不調は見られない:23.5%- だるいと倦怠感を訴える:14.6%- いつもより食欲がない:7.6%- イライラする・不安がる:7.0%- その他:20.8%(集中力が続かない:6.6%、頭痛を訴える:3.6%、起き上がるとふらつく・めまいがする:3.3% など)
→「起きられない」に次いで「だるさ・倦怠感」など、起立性調節障害の主症状とも重なる不調が多く挙げられています。これらは午前中に強く現れ、午後には回復することが多いため、「サボり」や「気持ちの問題」と周囲から誤解されやすい特徴があります。
Q3:「起立性調節障害(OD)」という病気について、どの程度知っていますか?
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97246/25/97246-25-94a26bcc5f4cd78e0f6e3ca8d7417cf3-1074x767.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- 名前は聞いたことがある:35.5%- 名前と概要は知っている:33.5%- まったく知らない:11.5%- ほとんど知らない:11.5%- 詳しく知っている(症状・治療法まで):8.0%
→ 名前は知っていても概要や詳細までは知らない層(名前のみ、ほとんど、まったく)が全体の58.5%と約6割を占めました。病名自体の認知は広がりつつあるものの、具体的な症状や適切な対処法についての理解はまだ十分とは言えない現状が浮き彫りになりました。
Q4:お子さまが朝起きられない・登校を渋る様子を見た時、最初にどう感じましたか?
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97246/25/97246-25-b0830903fe633db23f33cefd4e71638a-1074x767.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- 朝の不調や登校渋りはない:28.0%- GWの生活習慣の乱れのせいだと感じた:22.0%- 夜更かし・スマホのせいだと感じた:17.0%- 学校で何かあったのではと心配した:7.0%- 五月病かもしれないと思った:7.0%- その他:19.0%(怠けているのではと感じた:6.0%、思春期特有のものだと考えた:4.5%、病気の可能性を疑った:3.0% など)
→ 子どもの異変に対し、「生活習慣の乱れ」や「スマホのせい」「怠け」など、子どもの自己管理不足や一時的な精神面(五月病)が原因だと捉える保護者が合計で4割以上にのぼります。一方で、「病気の可能性を疑った」保護者はわずか3.0%にとどまり、初期段階で病気を見落としがちであるリスクが示されています。
Q5:お子さまの朝の不調や登校渋りに対して、現在どのような対応をしていますか?
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97246/25/97246-25-2f1a426c6fb00479601fba5c58e53f56-1074x767.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


- 生活リズム(就寝時間など)の改善を促している:20.3%- 朝の不調や登校渋りはない:19.9%- 本人の気持ちを聞く時間を増やしている:13.3%- 体調を優先し、無理に登校させない:12.3%- 食事や水分・塩分摂取に気を配っている:7.6%- その他:26.6%(遅刻・午後登校など柔軟に登校している:6.3%、学校・担任に相談して連携している:6.0%、医療機関と連携して経過を見ている:4.7% など)
→「生活リズムの改善を促す」といったアプローチが最多ですが、起立性調節障害の場合は本人の意志でコントロールできない自律神経の乱れが原因であるため、無理な規則正しい生活の強制がかえって子どもを追い詰めることもあります。「厳しく登校を促している(3.2%)」家庭もあり、正しい知識に基づいた適切なケアが求められています。

調査結果のまとめ

今回の調査では、GW明けに多くの保護者が子どもの「朝起きられない」「だるそう」といった不調に直面していることが明らかになりました。しかしその多くが「生活習慣の乱れ」や「スマホ・夜更かし」が原因であると判断され、背景に隠れているかもしれない「起立性調節障害(OD)」という病気の可能性にまで思い至る保護者はごくわずかです。起立性調節障害の概要を正しく知らない保護者が約6割に達している現状は、子どもの不調を「怠け」と誤解し、叱責や無理な登校強要に繋がってしまう可能性を示唆しています。子どもの“朝のつまずき”に対し、単なる五月病や気分の問題で片付けるのではなく、体調不良のサインとして適切に見守り、必要に応じて専門機関へ相談する視点が求められます。

一般社団法人 起立性調節障害改善協会のコメント

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/97246/25/97246-25-e46ad5f2c5809f62aeb7409d70135e2c-800x370.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


GW明けの新学期は、子どもたちが新しい環境での緊張から解放される一方で、自律神経のバランスが最も崩れやすい時期です。朝起きられない、布団から出られないという姿を見ると、保護者としてはつい「夜更かしのせいだ」「気合いが足りない」と厳しく言ってしまいがちですが、それがもし起立性調節障害(OD)の場合、本人の意志や根性ではどうにもならない身体の病気です。
無理に起こそうとしたり、生活リズムの改善を急に強要したりすると、子どもは「起きられない自分」に罪悪感を深め、症状がさらに悪化して不登校へと繋がってしまうケースも少なくありません。大切なのは、まず「朝の不調はサボりではない」と保護者が理解し、子どもの言葉や様子に耳を傾けることです。医療機関への相談や、水分・塩分を多めに摂るなどの適切なアプローチを行い、焦らずに見守る姿勢を整えていきましょう。

調査概要

- 調査主体:一般社団法人 起立性調節障害改善協会- 調査期間:2026年5月13日~2026年5月18日- 調査対象:小学校高学年~高校生の子どもを持つ全国の保護者- 調査方法:インターネットによるアンケート調査- 有効回答数:200名

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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