2026年05月23日
香港
(ビジネスワイヤ) -- レノボ・グループ・ リミテッド(HKSE:992)(ADR:LNVGY)およびその子会社(以下「グループ」)は、2025/26年度第4四半期および通期決算を発表しました。第4四半期は卓越した業績となり、通期ではグループ史上最高の年度となりました。当四半期のグループ全体の売上高は、前年同期比27%増の216億米ドルとなり、第4四半期として過去最高を記録しました。これは過去5年間で最も高い前年同期比成長率であり、調整後純利益 [1] は前年同期比で倍増し、5億5,900万米ドルとなりました。AI関連売上高 [2] は主要な成長エンジンとなり、前年同期比84%増を記録し、第4四半期のグループ売上高全体の38%を占めました。
通期では、グループは過去最高となる831億米ドルの売上高を達成し、調整後純利益は前年度比42%増の20億米ドルとなりました。すべての事業グループが前年度比で堅調な2桁の売上高成長を達成しました。特にインフラストラクチャー・ソリューションズ・グループ(ISG)は、売上高192億米ドル、通期での黒字化、営業利益の前年度比1億4200万米ドル改善により、通期として過去最高の業績を記録しました。AI関連売上高は前年度比で倍増し、通期のグループ売上高の33%を占めました。
第4四半期および通期決算は、供給不足や部品コストの上昇を特徴とする複雑な外部環境の中で、グループが成長を維持し、競争力を強化する能力を示しています。バランスの取れたグローバルな事業・製造拠点と、グローバルとローカルを組み合わせた事業運営モデルに支えられたオペレーショナル・エクセレンスにより、変動の激しい環境において強固な構造的強靭性を実現しました。グループはイノベーションへの投資も継続的に拡大しており、第4四半期の研究開発費は前年同期比16%増、グループ売上高の3.5%となり、通期では前年度比9%増、通期グループ売上高の3%となりました。同時に、ハイブリッドAIビジョンの実現に向けた継続的な進展により、レノボはAI推論とAIの民主化の時代の最前線に立つ位置付けを強めています。
レノボの取締役会は、2026年3月31日に終了した会計年度について、1株当たり33.70香港セントの期末配当を決議しました。
会長兼CEOの楊元慶のコメント:
「レノボは、卓越した第4四半期をもって過去最高の年度を締めくくり、掲げた目標を着実に実行しました。インフラストラクチャー・ソリューションズ・グループを持続可能で収益性の高い成長軌道へと回帰させるとともに、急成長するAIインフラ市場の機会を捉え、飛躍的な成長を達成しました。ハイブリッドAI戦略を着実に実行することで、当社はAI推論とAIの民主化の新たな波をリードする独自の立場にあります。すべての事業で力強い勢いが続く中、今後2年以内に売上高1000億米ドル企業となるという目標に自信を持っており、引き続き株主の皆さまに高いリターンを提供していきます。」
決算ハイライト:
2025/26年度第4四半期 百万米ドル
2024/25年度第4四半期 百万米ドル
増減
2025/26年度 百万米ドル
2024/25年度 百万米ドル
増減
グループ売上高
21,588
16,984
27%
83,075
69,077
20%
純利益(株主に帰属する利益)
521
90
479%
1,912
1,384
38%
調整後純利益(株主に帰属する利益、非HKFRS)[1]
559
278
101%
2,049
1,441
42%
基本1株当たり利益(米セント)
4.32
0.73
3.59
15.63
11.30
4.33
第4四半期決算:
インテリジェント・デバイス・グループ(IDG):
IDGの売上高は前年同期比24%増の146億米ドルとなり、PCおよびスマートデバイスの売上高は前年同期比26%増と、過去5年間で最も高い成長率となりました。営業利益率は6.9%と堅調に維持されました。 PC分野では、レノボは競合他社に対して収益性で大きく先行し続け、出荷台数の伸びは市場を約6ポイント上回りました。さらに、世界上位5社のベンダーの中で、過去10四半期にわたり前年同期比で出荷台数のプラス成長を連続して達成した唯一の企業となりました。 世界PC市場シェアは第4四半期として過去最高の24.4%に達し、首位を維持しました。また、業界における首位企業と2位企業の差は、過去15年間で最大に拡大しました。 第4四半期のプレミアムPCの出荷構成比は50%に達し、出荷台数は前年同期比29%増となりました。これは、より高付加価値のセグメントにおける強力な実行力を反映しています。 モバイル事業では、モトローラのスマートフォンが第4四半期として過去最高の出荷台数を達成し、売上高は前年同期比で2桁成長を記録しました。インフラストラクチャ・ソリューションズ・グループ(ISG):
ISGの事業転換により、同事業への参入以来、過去最高の営業利益と営業利益率を達成しました。四半期売上高は過去最高の56億米ドルとなり、前年同期比37%増、営業利益は2億200万米ドルとなりました。 同事業は全般的に力強い勢いを維持しており、AIサーバー事業のパイプラインは210億米ドル、顧客のAI導入件数は5,800件を超えています。 ラックスケールでの展開も進展し、当四半期には最初のGB300 NVL72ラックを出荷しました。また、Rubinベースのプラットフォームは下半期の目標市場投入時期に向けて順調に進んでおり、最初のトークン生成までの時間短縮と、顧客への大規模導入を支えます。 AI、コンピュート、ストレージシステム全体で、年間サーバー製造能力は70,000ラックを超えました。これには、AIワークロード向けに専用設計された直接液冷式(Direct Liquid-Cooled)ラック11,000ラック超が含まれます。 Infinidatの買収は4月上旬に完了し、ISGのハイエンド・エンタープライズ・ストレージ能力を強化するとともに、利益率の拡大とより幅広い市場機会に向けた長期的な可能性を引き出しました。ソリューション&サービス・グループ(SSG):
SSGは前年同期比で2桁の売上高成長と20%超の高い収益性を維持しました。売上高は前年同期比19%増の26億米ドルに拡大し、5年連続で前年同期比2桁の売上高成長を達成しました。 売上高の62%は、過去最高となるマネージドサービスおよびプロジェクト・アンド・ソリューションが占めました。深い分野別・業界別の専門知識に支えられた、拡張性が高く、テクノロジー主導で人的リソースへの依存度が低いモデルを通じて、より高付加価値の継続的サービスへの移行が加速しました。 Lenovo Hybrid AI Advantage™は引き続き市場での浸透が進んでおり、AI Factoryによって顧客の最初のトークン生成までの時間短縮を支援するとともに、AI Libraryにある60件を超えるAIユースケースを通じてトークン当たりの価値を高め、製造、小売、スポーツ分野で展開を拡大しています。 TruScaleは重要な成長ドライバーとなり、柔軟な従量課金型モデルを通じて、企業やクラウドプロバイダーが本番環境でAIを拡張できるよう支援しました。これにより、導入の加速、利用率の向上、コスト予測性と供給の確実性を高めたAI拡張が可能になりました。通期業績の概要
グループ売上高は初めて800億米ドルを超え、前年度比20%増の831億米ドルとなりました。調整後純利益は前年度比42%増の20億米ドルとなり、売上高成長率の2倍のペースで成長しました。すべての事業グループが前年度比で2桁の売上高成長を達成し、主要な成長エンジンであるAIでは、AI関連売上高が前年度比105%増となり、グループ売上高の33%を占めるまでに拡大しました。研究開発費は前年度比9%増となり、グループ売上高の3%となりました。主な事業グループのハイライトは以下のとおりです。
IDG:通期売上高は前年度比17%増の589億米ドルとなり、PCセグメントおよび隣接領域における市場リーダーシップを強化しました。 ISG:通期売上高は前年度比32%増の過去最高となる192億米ドルを達成し、営業利益が7300万米ドルに改善して通期で黒字化しました。 SSG:売上高は初めて100億米ドルを突破し、前年度比19%増となりました。営業利益は過去5会計年度で2倍以上に拡大しました。企業活動およびESGのハイライト
当四半期における主な成果、発表、注目すべきコミットメントには、次が含まれます。
レノボはEcoVadis(エコバディス)のプラチナメダルを獲得し、世界の評価対象企業の上位1%に位置することを改めて示しました。また、エレクトロニクスのサステナビリティにおけるリーダーシップが評価され、「SERI Champion」に認定されました。 レノボはCorporate Knightsにより「World’s Most Sustainable Companies」の1社に選出され、Forbesの「World's Best Employers 2025」および「World's Top Companies for Women 2025」にも選出されました。 レノボはまた、Human Rights Campaign Foundation(ヒューマン・ライツ・キャンペーン財団)のCorporate Equality Index(企業平等指数)に8年連続で選定され、95%のスコアを獲得しました。[1] 調整後純利益に関する注記:調整後指標は、損益を通じて公正価値で測定される金融資産の公正価値変動、合併・買収により生じた無形資産の償却、無形資産、有形固定資産および建設仮勘定の減損および除却、ワラントに関連するデリバティブ金融負債の公正価値変動、一時的な法人所得税控除、事業再編費用、関連会社および合弁会社に対する持分の希薄化益、関連会社に対する持分の減損、子会社のみなし処分益、転換社債に係るみなし利息、ならびに該当する場合はこれらに対応する法人所得税影響を除外した財務指標として定義されています。
[2] AI関連売上高に関する注記:AIデバイス:NPUを搭載したPCおよびスマートフォン。AIサーバー:GPUサーバー。AIサービス:顧客がAIを構築・拡張・管理できるようにするサービス。(Lenovoについて)
Lenovoについて
Lenovo(レノボ)は、売上高830億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、フォーチュン・グローバル500で196位にランクインし、180の市場で日々数百万人の顧客にサービスを提供しています。「すべての人に、よりスマートなテクノロジーを」というビジョンのもと、レノボは、パーソナルAI(1つのパーソナルAIを複数のデバイスで活用)と、エンタープライズAI(お客様がデータをインサイトと価値へと変えることを支援)にまたがるハイブリッドAI戦略を推進しています。この戦略は、世界クラスのイノベーションへのレノボの取り組みと、デバイス(PC、ワークステーション、スマートフォン、タブレット、アクセサリー)、インフラストラクチャー・ソリューション(サーバー、ストレージ、エッジ、高性能コンピューティング、ソフトウェア定義型インフラ)、ソフトウェア、ソリューション、サービスを含むフルスタックAIポートフォリオを通じて実現されています。レノボは、11市場にまたがる21の研究開発拠点と、10市場にまたがる30以上の製造拠点を含むグローバルなサプライチェーンを有するグローバルな事業基盤を備えており、ガートナー・サプライチェーン・トップ25で8位にランクインするなど、オペレーショナル・エクセレンスで広く認められています。レノボは、香港証券取引所にLenovo Group Limited(HKSE:992、ADR:LNVGY)として上場しています。詳細については、www.lenovo.comをご覧ください。また、最新ニュースはレノボのニュースルームでご覧いただけます。
レノボ・グループ
財務サマリー
2026年3月31日終了四半期および会計年度
(単位:US$(百万)、1株当たりデータを除く)
2025/26年度第4四半期
2024/25年度第4四半期
前年同期比
2025/26年度
2024/25年度
前年同期比
売上高
21,588
16,984
27%
83,075
69,077
20%
売上総利益
3,539
2,783
27%
12,809
11,098
15%
売上総利益率
16.4%
16.4%
0ポイント
15.4%
16.1%
(0.7)ポイント
営業費用
(2,653)
(2,452)
8%
(9,547)
(8,934)
7%
研究開発費 (営業費用に含む)
(748)
(644)
16%
(2,490)
(2,288)
9%
売上高に対する費用比率
12.3%
14.4%
(2.1)ポイント
11.5%
12.9%
(1.4)ポイント
営業利益
886
331
167%
3,262
2,164
51%
その他の営業外収益/(費用)純額
(151)
(153)
(2%)
(592)
(683)
(13%)
税引前利益
735
178
314%
2,670
1,481
80%
税金
(141)
(54)
165%
(510)
(19)
2596%
当期/当年度利益
594
124
378%
2,160
1,462
48%
非支配持分
(73)
(34)
112%
(248)
(78)
220%
純利益
(株主に帰属する利益)
521
90
479%
1,912
1,384
38%
調整後純利益(株主に帰属する利益、非HKFRS)[1]
559
278
101%
2,049
1,441
42%
1株当たり利益(米セント) 基本 希薄化後
4.32
3.80
0.73
0.71
3.59
3.09
15.63
13.91
11.30
10.62
4.33
3.29
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