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みずほFG、現場主導のAI開発を全社展開へ 金融機関基準のガバナンスを備えたAI開発基盤「Dify Enterprise」を構築

株式会社みずほフィナンシャルグループ

みずほFG、現場主導のAI開発を全社展開へ 金融機関基

~ 非エンジニアによるAI開発を本格化。法人営業領域での先行実証実験では50%以上の業務時間短縮を実現 ~


 株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕、以下、グループを総称し〈みずほ〉)は、全社的なAI活用推進に向け、非エンジニアでもAIエージェントを開発できる「Dify Enterprise」環境を構築し、5月上旬より順次全社展開を開始しました。これにより、金融機関に求められる厳格なガバナンス基準に対応しながら現場主導でのAI活用を加速していきます。
 
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 金融機関における生成AI の導入では、「AI活用の拡大」と「厳格な統制管理」の両立が大きな課題となっています。金融庁が2026年3月に公表した「AIディスカッションペーパー(第1.1版)」では、生成AI 等に対するモデルリスク管理や顧客保護、組織横断的なガバナンスの重要性が明確化されており、ハルシネーションや情報漏洩を防ぐための厳格な体制構築が求められています。こうした背景から特に金融機関では、AI開発が一部専門部門に閉じやすい構造が存在していました。

 今回〈みずほ〉では「Dify Enterprise」を活用し、“業務を最も理解している現場” が自らAIを開発・改善できる環境を構築 しました。AIを「使う」だけでなく、「現場自らが業務に合わせて作る」取り組みを進めてまいります。

■取り組み概要

 今回構築した「Dify Enterprise」環境では、部門ごとのアクセス権限制御、SSO機能、利用ログ取得等により、AI利用の可視化および証跡管理を組織全体で実現する統制管理基盤を整備。これにより、従来〈みずほ〉でのデジタル・AI活用推進を担うデジタル戦略部のみに留まっていたAIエージェント開発環境のノウハウを、セキュリティを担保したまま現場へ展開することが可能になりました。「金融機関ならではの厳格な統制管理」と「現場主導のアジリティ(変化に機敏に対応する力)」という通常は相反する要素を両立させた、画期的なAI開発環境となります。

 5月上旬より順次各部門にて現場主導開発ツールとして利用を開始。「業務を最も理解している現場」自らがAIエージェントを開発することで、現場ニーズに合ったAIを圧倒的なスピードで実装し、業務効率化を加速していきます。

■実証実験 の成果

最大52.2%の業務時間短縮を実現。現場では“経験差を補完するAIエージェント”として期待も
 先行して実施した法人営業領域での実証実験では、制度融資の選定・提案を支援するAIエージェントを活用。全体で平均41.8%の業務時間短縮(60分→35分)、実際に営業が使用したアンケート結果に基づき出力されたAIエージェントの評価において、コメントの生成精度は10点満点中6.3点を実現しました。特に若手層では、平均52.2%(62分→29分)の時間短縮を達成。制度理解や情報収集における経験差の補完にも寄与しており、コメントの生成精度についても全体を上回る7.1点という高い評価を獲得。実装にあたっては、単なる業務効率化にとどまらず、現場知見の蓄積・共有を通じた提案業務の高度化や、若手の早期戦力化につながることを期待しています。

■各部門における具体的な活用事例

 また全社展開に先立ち、すでに複数の部門において具体的な業務活用を見据えたユースケースの設計・実装準備が進んでいます。
産業調査部
 AIによる情報収集・分析補助をワークフローに組み込み、アナリスト業務の高度化を推進します。また、定型的な情報収集やレポート生成を自動化するだけでなく、アナリストの仮説構築や論点整理プロセスをAIワークフローに組み込み、“思考支援”までを実装。過去のレポートや分析メモを知的資産として蓄積・活用し、お客さまにより高品質なレポートを継続的に提供することをめざします。
人事部
 〈みずほ〉内の部署・制度・研修情報等を活用し、従業員一人ひとりに合わせたAIキャリアドバイザーを構築。本人の志向や経験を踏まえ、キャリアの整理から目標設定、研修計画の検討までを対話形式で伴走。質の高いキャリア支援を提供し、従業員の成長機会の創出と、人事部の相談対応負荷の軽減を両立します。

■今後の展望

 引き続き〈みずほ〉は金融機関として求められる高いガバナンス基準を維持しながら、従業員がより高度な分析・提案業務へ集中できる環境づくりを進めてまいります。将来的には、柔軟性の高いワークフローにAIを組み込むことで、現場が求める高いクオリティでの業務支援をめざし、金融業界のみならず日本企業の AI活用における新たなモデルケースとなるべく、取り組みを加速してまいります。

■〈みずほ〉のDXの取り組み

〈みずほ〉のDX情報発信メディア「MIZUHO DX」ではAI活用等の様々な事例を紹介しています。

■株式会社みずほフィナンシャルグループについて

 みずほフィナンシャルグループは「ともに挑む。ともに実る。」をパーパスに掲げ、金融の枠を超えた価値創造を通じて、持続可能な社会の実現をめざしています。
銀行、信託、証券などの各グループ会社が一体となり、法人・個人・グローバルの幅広いお客さまに総合的な金融サービスを提供。デジタルやサステナビリティの分野にも注力し、社会・経済の変化に寄り添いながら、お客さまとともに新たな未来を切り拓いていきます。

■会社名 株式会社みずほフィナンシャルグループ
■代表者 執行役社長:木原 正裕(きはら まさひろ)
■本社所在地 〒100-8176 東京都千代田区大手町1丁目5番5号(大手町タワー)

プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes

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