【UtaTen調べ】中学生以下の“推し活”実態調査 ~グッズ購入と配信視聴が主流、デジタルネイティブ世代の推し活実態~
IBGメディア株式会社

音楽情報メディアUtaTenは、ユーザーの声をもとに音楽やエンタメに関するトレンドを調査する新企画「UtaTen調べ」を開始しました。
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「UtaTen調べ」第1弾として、近年広がりを見せている「推し活」をテーマに、中学生以下のUtaTenユーザー3,414名にアンケートを実施(2026年3月16日~2026年4月8日)。調査からは、中学生以下ならではの推し活の実態が見えてきました。
■ 推し活実態調査トピックス
1. 最推しジャンル: 1位は「漫画・アニメ」。「配信者」「Vtuber」などオンライン発のコンテンツが上位を独占。
2. 定番の推し活: 推し活の2大柱は「グッズ購入」と「配信視聴」。オンラインでの接点がファンの日常に。
3. 支出の特徴: 月々の予算は「~5,000円」「~1,000円」が主流。無料コンテンツも駆使してスマートに楽しむ傾向。
4. 情報収集: 使用するSNSは「YouTube」が圧倒的最多。ショート動画やライブ配信が欠かせないインフラに。
5. 推しへの感情: 一番強い想いは「推しから元気をもらいたい」。「会いたい」などの欲求を超えた純粋な応援スタイル。
音楽・エンタメのトレンドを読み解く新企画「UtaTen調べ」
「UtaTen調べ」は、歌詞・音楽メディアUtaTenが新たに開始したユーザー参加型の調査企画です。
音楽やエンタメにまつわるファンの意識や行動、最新トレンドをテーマにアンケート調査を実施し、結果をデータとして発信していきます。
SNSや配信サービスの普及により、音楽の楽しみ方やファンの活動は大きく変化しています。
本企画では、こうした変化をユーザーの声から可視化し、現在のエンタメトレンドを多角的に紹介することを目的としています。
第1弾のテーマとして取り上げたのは、「中学生以下の推し活事情」です。
アーティストやアイドル、俳優、キャラクターなど、応援したい存在を積極的に支援する文化として広がり、若年層を中心に多くの人々に親しまれている推し活。
今回の調査では、推し活についてさまざまな視点から質問を設け、中学生以下のリアルな推し活の実態を調査しました。
【アンケート結果】中学生以下の推し活実態とは
調査結果からは、中学生以下ならではの推し活の特徴や価値観が見えてきました。
※回答数:3,414人
「あなたの最推しのジャンルを教えてください」という質問では、デジタルコンテンツに日常的に触れる中学生以下ならではの傾向が見られました。《図1》
最も多かったのは「漫画・アニメ」で、次いで「配信者」「VTuber」という結果に。
スマートフォンや動画プラットフォームを日常的に利用する若年層らしく、リアルタイム配信やコメント機能など、双方向性の高いコンテンツが支持を集めていることがうかがえます。
1位 漫画・アニメ(954)
2位 配信者(739)
3位 Vtuber(703)
4位 J-POPアーティスト(380)
5位 国内アイドル(165)
6位 K-POPアイドル(152)
7位 バンド(129)
8位 インフルエンサー(79)
9位 声優(54)
10位 スポーツ選手(32)
11位 俳優・女優(18)
12位 芸人(9)
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「推し活でよくすることは何ですか?」(※複数回答)という質問では、「グッズ購入」に次いで「配信視聴」が上位を占める結果となりました。《図2》
お小遣いや移動に制限がある中学生以下にとって、YouTubeなどの動画プラットフォームやSNSでのライブ配信は、最も身近に推しを感じられるコアな活動となっています。
近年では、配信者だけでなく、国内アーティストやK-POPアイドルも多様なプラットフォームでライブ配信を行っており、配信はファンとの重要な接点として定着しています。
さらに、「SNSで投稿/拡散」や「オリジナルグッズ制作」も一定数存在しており、消費するファンだけでなく、自ら発信するファンの存在もうかがえる興味深い結果となりました。
1位 グッズ購入(2,377)
2位 配信視聴(2,289)
3位 出演作品 / 番組視聴(1,243)
4位 ファン同士の交流(1,056)
5位 ライブ / イベント参加(895)
6位 SNSで投稿 / 拡散(786)
7位 CD / 音源購入(736)
8位 オリジナルグッズ制作(665)
9位 聖地巡礼(345)
10位 その他(334)
11位 ファンクラブ / メンバーシップ加入(300)
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さらに「優先してお金をかけているもの」についても、「グッズ」が最多という結果になりました。《図3》
日常的に推しを感じられるアイテムへの支出が重視される一方で、ライブ・イベントといった体験型の支出も一定数存在しており、推し活は「モノ」と「体験」の両方に価値が置かれていることが分かります。
また、高額な支出を伴わなくても推し活を楽しむ層が存在しており、無料配信やSNS閲覧など、身近な手段で推し活を楽しむスタイルも広がっています。
1位 グッズ(2,412)
2位 お金をかけているものはない(301)
3位 ライブ / フェス(216)
4位 CD・音源(171)
5位 その他(95)
6位 オリジナルグッズ制作(84)
7位 コラボイベント(64)
8位 DVD・Blu-ray(57)
9位 ファンミーティング(14)
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「推し活に使う金額(月平均)」については、少額で日常的に楽しむ層から、まとまった金額を投じる層まで幅広く分布する結果となりました。《図4》
最も多かったのは「~5,000円」で、僅差で「~1,000円」が続きました。
一方で、「0円」という回答も一定数あり、お金をかけずに推し活を楽しむ層も少なくないことが分かります。
中学生以下の推し活は、限られた予算の中で無理なく楽しむスタイルが中心となっているようです。
1位 ~5,000円(1,039)
2位 ~1,000円(1,031)
3位 0円(778)
4位 ~10,000円(337)
5位 30,000円以上(137)
6位 ~30,000円(92)
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「推し活の情報収集でよく使用するSNS」(※複数回答)では、「YouTube」が圧倒的多数となりました。《図5》
動画コンテンツを通じて推しの日常や活動をリアルタイムで追えることに加え、ライブ配信やショート動画、切り抜き文化などが若年層に強く浸透していることが背景にあると考えられます。
また、「X」や「TikTok」も高い利用率を示しており、“速報性”や“拡散性”を重視した情報収集スタイルが定着していることが分かりました。
1位 YouTube(3,022)
2位 X(1,415)
3位 TikTok(1,143)
4位 Instagram(752)
5位 その他(480)
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「推し活をしているとき、一番強く抱いている感情」を調査したところ、中学生以下の回答では「推しから元気をもらいたい」が最多となりました。《図6》
次いで「推しに幸せでいてほしい / 成長を見守りたい」、「推しを応援したい / 成功を支えたい / 努力が報われてほしい」が僅差で続いており、彼らにとって推し活は単なる娯楽の枠を超え、日常のモチベーションや心の支えそのものになっていることがうかがえます。
一方で、「推しに会いたい / 話したい」や「推しに覚えてもらいたい」といったリアルな接触・認知を求める欲求は下位に留まりました。
この結果から、中学生以下における推し活が、単なる一方通行の娯楽ではないことがうかがえます。
推しの存在を日常のモチベーションや心の支えにしつつ、“応援する”という行為を通じて「誰かの成長や成功を我がことのように喜ぶ」という、見返りを求めない純粋な心のつながりを大切にするスタイルが定着しているようです。
1位 推しから元気をもらいたい(749)
2位 推しに幸せでいてほしい / 成長を見守りたい(708)
3位 推しを応援したい / 成功を支えたい / 努力が報われてほしい(631)
4位 推しに会いたい / 話したい(627)
5位 推しの魅力をもっと多くの人に知ってほしい(528)
6位 推しに覚えてもらいたい(171)
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今回の調査では、中学生以下の推し活において、「配信文化」や「オンラインコンテンツ」の存在感が非常に大きいことが明らかになりました。
最推しジャンルでは「漫画・アニメ」や「Vtuber」が上位を占めています 。
動画プラットフォームやデジタルコンテンツを日常的にスマートフォンやタブレットで楽しむ、中学生以下ならではのライフスタイルを色濃く反映していると言えます。
また、実際の活動内容としても「グッズ購入」と「配信視聴」が突出 。
ライブ参加などの“現地型・リアル体験型”よりも、日常的にオンラインで推しと密な接点を持てるスタイルが中心となっています 。
支出面では「~5,000円」「~1,000円」の層がボリュームゾーンとなっており、限られたお小遣いの範囲内で無理なく推し活を楽しんでいる傾向も特徴的でした。
こうした結果から、中学生以下の推し活は、高額な支出や現地参加を前提とするものではなく、デジタルコンテンツやSNSを活用しながら、自分の生活スタイルや予算に合わせて楽しむ文化として定着していることがうかがえます。
今後の推し活市場やファンコミュニティの変化を読み解くうえでも、注目すべき世代の実態が明らかになりました。
■調査概要
企画名:UtaTen調べ
テーマ:推し活に関するユーザー調査
調査期間:2026年3月16日(月)~2026年4月8日(水)
調査方法:UtaTen内でのアンケート調査
対象:15歳以下のUtaTenユーザー
回答者数:3,414名
■引用時のお願い
本調査分析を転載・ご利用いただく場合は、出典元として「UtaTen調べ」または「UtaTen」とご記載ください。
あわせて下記ページへのリンク掲載もご検討ください。
UtaTen:
https://utaten.com/
■UtaTen(うたてん)について
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